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2017年07月02日17:05

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7月1日の出来事(1)

7月1日

朝8時くらいの電車に乗り、名古屋に行った。

午前9時から三菱東京UFJ銀行 貨幣資料館で「廣重 江戸風景ごよみ(復刻版画)」を観る為であった。

そこにはもう何度も出かけているので、市バスのターミナルの場所も覚えた。

市バスターミナルに着いたら、なんと乗るべきバスが バス停に向かうところだった。

こんなに良いタイミングで名古屋に着くとはラッキー!と思って乗車。

バスが「赤塚白壁」に着いたら、何と丁度午前9時だった。

こんなに良いタイミングで着くのは初めてだったが、この時間に行くと、お客が誰もいないので、自分のペースで絵が観れて良かった。

最近は、絵ハガキがもらえるのが楽しみで出かけている。今回の絵ハガキは「名所江戸百景 深川木場」であった。
夜の雪景色が 素敵である。

「東都名所(幽斎がき)(川口屋正蔵版 横大判錦絵)(天保2年頃)
1。忍ケ岡蓮池之図 2.両国之宵月 3.佃嶋初郭公 4.高輪の明月   5.洲崎雪之初日

6.御殿山之夕桜   7.新吉原朝桜之図 8.隅田川葉桜之景 9. 芝浦汐干之図 

10、真崎暮春之景

江戸の名所10か所に四季の風物を組み合わせたもので、感傷的な藍と印象的な真紅を空と雲に効果的に使用し、季節感を全面に出している。

「月に雁」という題名の絵があるが、その雁と江戸の風景が組み合わされたような絵があって興味深かった。


江戸近郊八景(佐野屋喜兵衛版 横大判錦絵)(天保8・9年頃)
1.吾嬬杜夜雨 2.玉川秋月 3.池上晩鐘 4.行徳帰帆 5.芝浦晴嵐 6.小金井橋夕照
7.羽根田落雁  8.飛鳥山暮雪

この中で、「玉川秋月」が 素晴らしくて、家々のシルエットと柳が揺れている様子が何とも言えない風情が感じられて、日本人に生まれて良かった!と、改めて感じた。

廣重は 凄いなあ! どれだけ一生の間に絵を描いたのだろう?と思った。


四季江都名所(川口屋正蔵版 中短冊判)(天保5年頃)
1.春  御殿山之花  2.夏  両国之月  3.秋 海案寺紅楓  4.冬  隅田川之雪

東都名所(藤岡屋彦太郎版 中短冊判)(天保12・3年頃)
1.佃島海辺朧月 2.日本橋雪中之景  3.新吉原衣紋阪秋月  4.浅草金龍山下東橋雨中望


東都八景(藤岡屋彦太郎版 横間判錦絵)(天保10年頃)
1.不忍落雁 2.佃嶋帰帆  3.洲崎晴嵐 4.両国暮雪 5.高輪秋月 6.真乳夜雨
7.上野晩鐘 8.浅草夕照  


今回の展覧会で気づいたことは、雨の表現が いろいろあり、斜め左上から降ってくる雨や まっすぐ上から降る雨、斜め右上から降ってくる雨があった。

まっすぐ上から降っている雨は、しとしと降っている雨であろうと思った。

毎回の展覧会で1枚ずつ絵ハガキをもらってきて、いつかたまったらコレクションになるのかな。と、思った。でも、いつになるかな。

ちなみに、この展覧会は7月23日まで。

次回の展覧会は、「広重 二つの近江八景」で 7月25日〜10月1日である。
楽しみです。

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