昨日は梅田で中古CD、LP合同セールがあったので
行ってみたのだが（梅田ACT�掘法�
ものすごい盛況ぶりにびっくりした。
たくさんの人々がLP、CDを漁っている。
こんなに盛況だとは思わなかった。
５分ほど、CDを見ていたが、ジャズやロック、Jポップに比べ
クラシックは少ないせいもあり、
あまり欲しいものもなく、早々と会場を後にした。
さいきん、忙しいせいもあって
無常に時間が過ぎてしまうような気がする。
昨日など、午前中は地元の政治の学習会、
昼は中古CDセール、ヨドバシ梅田でオーディオ製品を見て回り、
そして夜は、4月にやるミニコンサートの合わせ練習。
もうむちゃくちゃである。
おかげで今日はダウンしてしまった。
さいきん聴いて、大いに感激した歌について書いてみたい。
中山ラビ「人は少しずつ変わる」
中山ラビの「ラビひらひら」（1974年）というアルバムのなかの1曲。
イントロのギターのアルペジオから惹かれてしまうが
その短いイントロの後
「人は少しずつ変わる これは 確かでしょう」
という歌いだしに、思わず強烈な孤独を感じた。
長い年月の中で、自然や社会だけでなく、
周囲の友人たちの心も変わっていく。
その中で、孤独、寂しさを感じながらも
それを静かに受け入れていく若い女性の歌。
1970年以降の日本の歌謡曲やポップスは
娯楽志向、快楽志向を目指したものが多いが
その中で、この曲は、
時代の流れに逆行するような、いや
時代の流れの中で、ポツンと取り残されたような
独自の美を放っているかのようだ。
現代社会は孤独な社会である。
孤独に悩む人、戸惑う人にとって、
この曲は大きな共感を持って受け入れられるに違いない。
そんな人に、聞いて欲しい曲だ。
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