あっという間に、2016年もあと半月足らずになってしまいました
。
筆者まるゆいはといえば、ちょうど昨年のこの時期に、現部署への異動の命を受けたのですが、1年経つと、もうすっかり”天気屋
”というより”IT屋
”になっていたりします。まぁ、四十路半ばのオジサンの手習い?のレベルは、ず〜っとIT屋さんだったひとたちに比べれば、雲泥の差ではあるのですが、ともかくも”IT屋”さん…。
そうすると、お仕事の多寡に影響するのは、お天気ではなく、あくまでもコンピュータの都合であり、社内外ありとあらゆる所のシステムの都合であるわけで。
ちょうど、完了までには年単位で時間のかかるお仕事が降ってき始めたのが、今秋以降
。繁盛するのはよいことですが、当日記横の更新日リンクを見ての通り、だいぶん”おと日記”的話題は減ってしまっております
。
そんなわけで、”おと日記”としては、2週半ぶりの出動となる、12月11日は、当おと日記の”はじまりのひと”である、このひとのRe-startワンマンでありました。
昨秋の休業宣言以来、1年余りの充電・制作期間を経た、Utaco.さんの復帰ステージ第1弾。早速にしてフルアルバム
をひっさげた、レコ発ワンマンのステージ。下北沢界隈の住宅地のただなかにある、会場のハーフムーンホールには、復帰を待ちわびたひとびとが、ちょっとしたひとだかりをなしています。もちろん、この公演、SoldOut
。場内も開演時間が近づくにつれて熱気を帯びてきます。
Utaco.さんご本人の登場前に、ライブの世界へ引き連れていく寸劇からのスタート。この日を彩るバンドメンバーにいろいろと絡みつつ(あ、決してへんてこだったのではないのですよ)、ただでさえ開演を待ち構えている場内の雰囲気に、一層の期待感を与えます
。
無垢なところからの再始動ということでしょう、白いお衣装で登場されたUtaco.さん。セットの全体は、やはり今回のフルアルバム「HUMAN」からの”新曲”が主体。所々に「ドミノ倒し」のように、Utaco.さんとしての代表曲を織り交ぜていきます
。
これまでのUtaco.さんですと、”重たいテーマを、より重たく伝える”曲調のものが、わりと多かった気がしますが、復帰第1弾は、勢いをつけてのスタートとなった感があります、しっかりとドラムが入ったバンド編成のステージということもあると思いますが、CDで聴いていても、今回のアルバムは、わりとポップな雰囲気で彩ったところがあるみたいです
。
よって、この会場自体は、コンクリート打ち放し・高い天井・床は土禁&フローリングと、アコースティックな空気感に包まれやすい所ですが(ほかの方のステージで、何度かこの会場には来ています)、この日のUtaco.さんとバンドメンバーのステージでは、そんな会場が躍動感に染められていた感じがしました
。もちろん、約1年ぶりのステージであるUtaco.さんが、その中で最もきらめいていたことは、間違いありません
。
さて、年が変わると、いよいよ本格始動となるUtaco.さん。しばらくは、”アルバムリリースツアー”のような感じですが、1年の充電・制作期間を経たこのひとが、2017年、どのように進んでいくでしょうか。筆者も折に触れて見届けていきたいと思います
。
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