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2016年08月31日20:01

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あいちトリエンナーレ・・・愛知芸術文化センター(2)

愛知県美術館の10階の展示を観た。

まず、リウ・ウェイの大きな作品。テーブルやスポンジなどを組み合わせたような作品で、こんな大きいものをどうやって搬送したのかと思った。

タロイ・ハヴィニの作品は、さまざまな材料で作られたビーズがらせん状に連なっていて、それが天井から吊り下げられているというものだった。

ディレク・ウィンチェスターの作品は、ボトックス注射を受けた俳優が、指示された感情を演じるという映像。「恐れ」「怒り」「幸せ」「羞恥」などいろんなテーマが示されて演じていたが、羞恥と悲しみの演技は同じように見えた。あまり上手な俳優には思えなかった。

イマン・アリッサの映像作品は、イラク戦争に関する報道や映像と「バグダッドの盗賊」を合わせたものであった。戦争の悲惨さと 兵士におしっこをかけている少年のあどけない表情が不釣り合いのように思えた。ファンタジーと 現実とのはざまを描いたものなのか。

中村裕太の作品は、「日本陶辺地図」。各地域で採取された陶片やその土地にまつわる絵ハガキや書籍の展示だった。

三田村光土里の作品は、可愛らしかった。
音楽が流れて、バービー人形や日用品などが並べてあって、見ていて楽しい感じがした。
鳥かごの中に本が入っていたり、ものや言葉が物語の挿絵のようにして部屋に配置されている。
この作品を写真を撮っている人が多かった。
私も 少し写真を撮った。

マーク・マンダースの作品・・・人や動物の塑像と家具の類によって緩やかに空間が構成される。
塑像はひび割れたり一部が欠けたりしていた。削り取った粘土の破片が 無造作にバケツの中に捨てられていて、それさえも作品の一部という感じがした。

大巻伸嗣・・・一部屋を花模様で埋め尽くしていて、それは日本画の材料である鉱石の粉末でできている。粉状態のままなので、時がたてば 花模様が崩れていってしまうだろう。
今日は、まだ綺麗なままだった。写真スポットである。こういう綺麗なものは 良い!




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