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2016年05月26日23:17

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シリーズ・実家から発掘してきた本。

何度か話題にした、ホビージャパンの「PATLABOR 3D SHOW」。

パトレイバーの立体を語る上で、絶対に忘れてはならない、速水仁司氏のこのイングラムを生み出した企画でもある。

速水仁司の恐るべしは、

動かないはずの立体に、動きを与えてしまったこと（動いているように見える、って意味で）と、

原作コミックの1部分を、立体を片っ端から作って再現してしまったことだと思う。

あとは、レイアウトの取り方とかも本当に絶妙で。
この写真のイングラムは、15㎝程度だそうだけど、同時に、この後ろのハンガーはパース付きモデルで、サイズも同じ15cmしかないのだとか。まったくそんな風に見えないし。

多分、関節可動モデルで、同じ程度の「ポージング」だけならできると思うんだ。
だけど、ポーズをとる時に伴うであろう、足の踏ん張りや、腰の移動、微妙な手首の角度まではこういうモデルにはかなわない。

まあ、それでも、各メーカーの可動フィギュア開発者には「打倒速水仁司、打倒山口勝久」って思っててほしいんだよなあ自分は。
正しい間違いは別にして、それくらいの心意気をもって可動機構開発に挑んで欲しい、的な意味で。