mixiユーザー(id:17119814)

2016年04月23日22:51

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機関銃

金属式カートリッジの登場によって、実用可能になった銃が機関銃だ。弾丸を自動的に連
続発射するものだ。一般的には口径が20ミリ以上は砲というので、20ミリ以上のもの
は機関砲と呼ばれる。機関銃の定義は20ミリ未満の口径の弾丸を、フルオート射できる
ものということになるわけだ。

フルオート射できるものには、アサルトライフルやサブマシンガンもあるが、この2つは
一般的に機関銃には含まない。アサルトライフルは、その気になればフルオートでも撃て
る小銃、という位置づけで長時間のフルオート連射に耐えうるようにはできていない。

すぐに壊れる、または動作不良になるし、そもそもマガジンは30発程度しか入らないの
で、3〜4秒も撃ち続ければマガジンは空になってしまう。サブマシンガンについては、
機関銃とは用途的に異なっているので独立したカテゴリになっている。

サブマシンガンは拳銃用カートリッジを使用するものだ。そのため威力が低い分、軽量小
型に作れるし反動も少ないから、人間が手持ちで撃つことを想定している。小銃弾を使う
機関銃は、基本的に据置で使用する。もちろん軽量にできているものなら、手持ちで撃つ
ことも可能ではある。最近では技術の進歩により、アサルトライフル並みの重量の軽量機
関銃もあるから、機関銃=手持ちで撃てないという図式は崩れてきている。

現在機関銃は、重機関銃、汎用機関銃、分隊支援火器の3つのカテゴリに分かれている。
重機関銃は大口径で重く、車や航空機に搭載して使うもの。汎用機関銃は手持ちでは無理
だが運搬なら歩兵でも可能で、弾薬はアサルトライフル以前の小銃用弾を使うもの。分隊
支援火器というのは歩兵分隊用で、弾薬はアサルトライフルと同じものを使う。

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