高野山内にある宝亀院に参拝して来ました。
9時半にはお山に着きましたが、
山内の駐車場はどこも車で一杯です。
宝亀院はメインストリートから少し入った所にあるので、
比較的人通りも少ないですね。
山門を入って正面に「弘法大師御衣替霊場」と書かれた堂があります。
空海没後86年目のある夜に、空海が醍醐天皇の夢枕に立ち
「高野山 むすぶ庵に 袖朽ちて 苔の下にぞ 有明の月」の一首を詠じたという。
その時の姿が、頭髪もひげものび、袈裟や衣は汚れて所々破れていたという。
天皇はこれを受けて、空海に弘法大師の大師号を贈り、
毎年弘法大師の命日である3月21日に新しい法衣を、廟所へ供養することになった。
この井戸の水は霊水とされ、大師御廟前に御供えする衣を染めるのに使われるそうです。
奥に見える水道の蛇口から井戸水が頂けるので多くのかたが汲みに来られます。
「弘法大師御衣替霊場」の右隣が社務所になって居て、
迎えて頂いたお坊さんから『初めてのお参りですか、ここから廊下を奥に行くと本堂にお参り出来ます』と教えて頂きました。
突き当りのお堂の正面がお不動さん、
棟伝いの右手のお堂が本堂になっていて十一面観音様はこちらに祀られているようです。
一旦社務所に戻って御朱印を頂きます。栞にでもしてくださいと散華も頂きました。
外に出て見上げたお堂の空は雲一つない真っ青な空でした。
「弘法大師御衣替霊場」のお堂の横を通って奥へ進むと、
先ほど廊下伝いに拝観させて頂いた本堂が見えます。
次は帰りに山門へ向かう時に勝手に降りたシャッターで撮れた山門です。^^;
せっかくお山に来たので弘法大師さんの御廟にお参りしましょう。
でも駐車場は既に一杯なので奥の院へのバス通りに駐車します。
ここはちゃんと白いラインが引いてあるので駐車OKのようです。
奥の院への入り口になる一の橋です。
昔の大名家などの大きなお墓が立ち並ぶ道を奥の院へ向かいます。
奥まで行くと弘法大師さんの御廟が見えて来ます。
この橋から先は撮影禁止です。
拝殿の入り口でお香を手に付けさせて頂いて参拝しました。
拝殿の裏に回るとそこに御廟がありロウソクを手向けて来ました。
少し戻って、ここから右の道を行って摩尼山へ登山します。
木々の間に見える木漏れ日が奇麗です。
小さなお花も咲いてます。
コケやキノコも一杯です。
写真には撮ってないけどまだ新しそうなシカの糞や既に動かないモグラも居たりして。
シカが皮を剥いだと思われる木もありました。
小川や湿地もあって10cmほどもあるお魚も居ましたよ。
頂上手前は結構急な登りでしたよ。
摩尼峠まで来るともう少しです。
摩尼山頂に着く寸前にお山の方から何か放送が、
正午を知らせてるのですね。
頂上到着、少しだけ広場があるのでここでお昼で〜〜す。
急な道を下り始めると倒木で道が塞がれていました。
みんなが踏みしめていってるので既に皮が剥がれてますわ。
大きな丸太を上からと下から撮ってみました。
下山は早いですね。
途中の道から隣の山の頂が一瞬見えました。
少しだけ紅葉してますね。
降り切った所に『昭和天皇のお立ち台跡』と書かれた碑がありましたよ。
奥の院まで降りる途中には清涼な水が満たされたため池が、
ここでも大きなお魚が居ました。
どちらも名前は知りませんが先ほどのとは違ってお腹に線が入って居ます。
奥の院まで降りて横を見るとやっと奇麗な紅葉が見えました。
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