エッセイ講座を受けたから何か書こうシリーズ第4弾です。
10数年前今すんでいるマンションで朝早く、焦げ臭いので起きてガスコンロをチェックしたが別に鍋が焦げ付いている様子もない。
どうも玄関の方から臭ってくるような気がしたので、玄関のドアを開けると目の前は真っ黒で10センチ先も見えない。
すぐに家人を起こして着替えをさせ、どこから逃げるか思案しているうちに消防車が到着。何と隣の部屋へ突入、素早く放水
し始めあっという間に消火。原因は寝たばこ
畳数枚焼けただけというのにこれだけの煙がでるとは
。
それ迄は、煙にまかれて死ぬと言うことが理解できなかったが(バーと走って
逃げれば何とかなるだろうと思っていた)、とんでもないあの濃厚な煙の中這いつくばって逃げても数回息をすったら意識がなくなるだろう。
その数年後に、同じ階の別の部屋から煙の臭いが
・・・敏感になっている住人なので大騒ぎになりその部屋のインターホンを押してもノックしても返事がないので即消防へ通報。ほんの数分で(何と言っても消防署が近い
)消防車が到着。
消防署員が来るとすぐに中の様子をうかがい、誰かいると叫ぶと大声で「玄関を開けなさい、開けないとドアを壊します」とどなるとすぐに中からドアが開いた
。
てんぷら油が焦げていただけだったのだが、中の人は騒ぎが大きくなり怖くなって居留守を決め込んだようだ
。
しかし、消防署員というのは頼もしい。目の前でその働きを見ると人命最優先で本当に命懸けでやっているのが分かる
。
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