mixiユーザー(id:12593070)

2015年03月16日23:09

1585 view

カンパニョーロの旧型ボーラ35後輪にいい感じ!

■ カンパニョーロの旧型ボーラ35後輪にいい感じ!

カンパニョーロの旧型のボーラ35ウルトラの前後輪に、ヴェロフレックスのルーベ24mm幅のタイヤを接着して使用しました。カーボンリムの重量は400g前後と思われます。

三角形のカーボンリムのサイドを指で押しても変形しない構造です。リム幅は20、5mm。前輪は18本のラジアル組み、後輪はフリー側2本、反対側から1本で1ユニットの3Gスポークで21本の構成です。ニップルはリムの外へ出ていてタイヤを外さないで振れ取りで来ます。

前後輪へセットすると、前輪ハイペロン、後輪ボーラ50mmをセットしたときより、バイクの縦方向の剛性感が一気に高まります。ハイペロンや木リムの前輪へ戻すと一気にショック吸収性が高まり、前輪の縦方向の剛性感が乗り味に大きく影響することを確認しました。

35mmハイトのエアロリムの前輪は、ハンドリングへの影響はほとんど感じませんでした。ボーラ35ウルトラの時速30kmくらいからのスピードの伸びはスムーズでエアロダイナミクスのせいかも知れません、

スムーズな舗装路面では、パワーロスなく前進する力になっていることが分かります。荒れた路面では弾んでしまう感じなので、サドルの後ろへ腰を移動して、前輪にかかる荷重を抜いてショックを吸収して走るとスムーズに進みます。

後輪のボーラ35ウルトラは立ち上がり加速が軽く、時速30kmくらいから踏み込んでもパワーロスがなく、路面へ伝わっています。平地でも上りでも走って軽いというのが後輪の印象です。

サーキットエンデューロなどで速く走るなら、後輪はボーラ50、前輪はボーラ35という組み合わせがいいでしょう。空気圧は8気圧から9気圧に設定できます。一般公道を走るなら7.5気圧から8気圧でしょう。

ロングライドを快適に走るなら、前後輪ボーラ35か、前輪ハイペロンに後輪ボーラ35で7、5気圧から8気圧にセットして走るといいでしょう。200kmを越える走りで快適性を追求するなら、前輪はジョバン二の木リムホイールで後輪はボーラ35で7、5気圧の設定でしょう。

新型のボーラ35はカーボンリムが24、5mm幅にアップしています。24mmや25mm幅のタイヤとのフラッシュサフェース化と剛性アップを配慮してのリファインです。スポークのフォーメーションは旧型と同じです。

さらに、タイヤのパンクへの対応や予備チューブの携帯でチューブ交換でパンクに対応できる、クリンチャー形式のカーボンリムがラインアップされました。ハイペロンではすでにクリンチャータイプがありましたが、カンパニョーロのエアロタイプやディープリムホイールにもクリンチャーが用意されました。

クリンチャー形式カーボンリムとチューブラータイヤ形式のカーボンリムの重量はほぼ同じでも、リム形状の違いでチューブラーリムの方がリムやホイールとしての剛性は高くなっています。

カンパニョーロの完組みホイールの後輪は、ある特性が一貫してキープされています。それは、フリーのスプロケットが納まるので、スポークおちょこ量が発生します。それでも、左右のホイールの剛性が均等になるように設計されています。

どうしてそれを実現できるのか、アルミロープロフィルリムやカーボンロープロファイルリムは、左右アンシンメトリック構造を採用しています。ハブのフランジの高さをフリー側だけ大きくしています。

スポーク本数をフリー側だけ増やしています。スポークのテンションをフリー側だけ上げています。というような構造やテンションの違いで左右のホイールの剛性をほぼ同じにしているのです。

上級やミドルグレードのホイールで共通しているのは、回転部分のガタを吸収できる球当たり構造で、鋼球製のボールベアリングやセラミックボールベアリング(カルト)が採用されていることです。しかも、もし消耗してもカップを交換することができます。

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する