出ました。
内容紹介は、こちらを。
⇒
http://books.spaceshower.net/magazine/m-bsr/bsr-122
特集は、”歌詞探求特集第1弾”「ブルースと鉄道」。 充実した記事と代表曲を紹介した付録CDで、トレイン・ブルースやレイルロード・ソングの伝統を大紹介。
ほかに、初来日間近のウィリアム・ベルのインタビューだの、ファルコンズや、ファンカデリックや、ワイルド・ジミー・スプルーイルや、モータウンのチカノアーティストの紹介だの、例によって盛りだくさん。
私の対訳連載では、特集と連動して、ウィルソン・ピケットの「エンジン・No.9」を取り上げた。 ていうか、そもそも、この日記で、riverさんとやりとりしたのが、出発点の記事なのよね。
巻末の「近況」欄でも名前をあげて一言お礼を書いたけど、ここでもTHANKSをいわせていただきます。
余談だけど、昔から好きで、ピケットよりほんとはやりたかったんだけど、雑誌の性格上微妙なので、提案しなかったトレインソングがある。
これです。
Louis Armstrong - Hobo, You Can't Ride This Train:
https://www.youtube.com/watch?v=L8hvmv3UGMg
ルイ・アームストロングが、車掌だか機関士だかになって、浮浪者 (ホーボー、無声映画時代のチャップリンだのキートンだのが演じたのを思い浮かべてね) に、「おまえは、この汽車に乗せないぞ」といって、意地悪そうにハッハッハと笑うの。
汽車の擬音も、リズムの乗りも、最高っすよ。
この人を、「聖者」や「ハロー・ドーリー」だけの人と思っていた、若いころの私は無知だった。 (でも、あの頃の、二度とそこには戻れない無知ゆえの威勢のよさって、なつかしくもいとおしいけどね、あー私も、年寄りになった。)
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