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2014年12月20日10:04

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シングフォニカー 初来日クリスマス・コンサート

昨日は大手町日経ホールにドイツの男声重唱団
シングフォニカーのコンサートを聴きに行きました

退職して以来、大手町は久しぶりです
右を向いても左を向いてもパリッとした身なりのサラリーマンだらけ
いつもはコンサートでもGパンのカジュアルスタイルで
行くのですが、この日は紺ブレに、これまた母の葬儀以来1年ぶりの
ネクタイ(アクアスキュータムのね)なぞ締めて参りました

シングフォニカーは、何年か前に毒舌を持ってなるI.K.先輩が
珍しく「めっちゃ上手いグループがシューベルトを歌っている」
というメールをくださったので、自分でもそのCDを何枚か買いました

その後も「Fragile」というタイトルでStingやE.Claptonなどの
ポピュラーを歌っているアルバムをリリースしたのでこれも買いました

なるほど上手いです
ヴィブラートを取り去った、無理のない発声で、音程は正確無比なので
良くハモること、上手すぎるくらい

なので、シューベルトなんかは、元々彼の友人たちのアマチュア向けに
作曲されたものが多いので、こんなに上手いと逆に落ち着かない感じ
ポピュラーナンバーを歌ったものも、ちょっと編曲が超絶技巧で凝りすぎかなと

ということでナマで確かめるため初来日コンサートに行ってみました

日経の広告では「完売御礼」とのことでしたが、実際は空席が目立ちます
思うに日経新聞の主催で、協賛企業の名前もいくつかありましたので
企業メセナの一環として会社がチケットを購入して従業員や取引先に
配ったのではないでしょうか
興行収入としては完売でも、集客には結びつかなかった
企業メセナの問題点でしょうね(コンサートとして成功と言えるのかな)

でもこの夜来場したお客様たちは、その大部分がシングフォニカーは
初めて聞くものと思いますが、その美しいハーモニーに満足したのではないでしょうか
CDで聞くと上手さが先に立っていますが、実際のステージは堅苦しさはなく
適度に楽しくショーアップされていました
MCの日本語も愛嬌があり、笑いと共感を呼んでいました

ワタシ自身は、合唱経験者として、大いに「感心」いたしました
でも「感動」はやはり別のところにあるような気がしたのも事実です
ここらへんが音楽の難しいところで、ノーミスで高度な技術だけではない
何かが必要なのですね
これは贅沢な要求というものなのでしょうけれど
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