リー・チャイルドとジョセフ・フインダーのGood and Valuable Consideration(短編を読んだ
人気ベストセラーシリーズのリーチャーとヘラーの登場である。
ボストンのあるスポーツバーが舞台である。
ふらりと入ってきたジャック・リーチャーが隣り合わせた太った男に声をかけられた。
男は誰かと待ち合わせているのだろう。リーチャーは野球中継が見たくて来ただけだと答えた。
男の反対側にはヘラーが座っていたのだ。彼は地元の人間でバーの常連だった。ヘラーも男から声をかけられたが、レッドソックスの試合を見に来ただけだと答えたのだ。
そして、太った男が何か怯えているのに気付いた。二人は「初対面」ながら、お互いが元軍人であり、同じ空気の人間であると感じ、部屋の隅のテーブルに座るギャングが「待ち合わせの人物だと知るのだ。
ギャングは鞄を持っており、中には10万ドルが入ってるのだというのだ。その金を受け取れば、男は官庁勤務なので賄賂になり、後は永遠に脅されることになるのだと、男が言ったのだ。
それからが面白いのだ
もちろん、二人の素手の格闘シーンは「待ってました」の声がかかりそう
その賄賂の10万ドルはどうなるのか?
まあ、お読みください
短いながら楽しいです
しかしジャック・リーチャーが「ヤンキース」フアンとは知らなかったなあ
ニック・ヘラーがボストンレッドソックス」フアンなのも知らなかったなあ
二人がヤンキースvsレッドソックスの試合を見ながら、ストーリーが進行するのだ。
バルダッチ編集のFaceOff(短編集)の中の一編である。(24人全員のサイン入りのプレートがついていた)
いまバルダッチのTarget を読んでるがこれもイイなあ
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