今日は読書。Part0034

現在、夜勤専従突入中。おかげで昼間が、眠いこと眠いこと。しかーーし、完全逆転させちゃうと、休みに何もできなくなっちゃうし、悩ましいがぎりだよ。さてと、暇なときぼちぼち読んでた本を今日読了。というわけで、今日のお題は桜庭一樹「無花果とムーン」(イチジクトムーン)。すんません、また、桜庭一樹です。あらすじ書いてみるとこんな感じ、主人公、前嶋月夜はとある地方にある田舎町「無花果町」に住むノッポで紫の瞳を持つの女子高生。話はいきなり、血の繋がらない一つ年上の兄「奈落」のお葬式から始まる。奈落はコンビニの前で月夜を見つけ、「ぼく、ずっと、月夜に言いたかった事があるんだよ」と語った直後、食物アレルギーの発作を起こしてショック死してしまったのだ。葬儀を終え、いつもの日常に皆が戻ろうとする中、月夜は奈落の気配を感じ、幻を見続ける。そして、夏のカンカン照りのある日、町のお祭り「ＵＦＯフェスティバル」の会場へとむかう途中で「奈落」そっくりの青年「密」と出会う。そして・・・ってお話。ハッキリ書くけど、恋物語じゃない。推理モノでもない。もちろん、ＳＦでも怪奇ものでもない。そして、ファンタジーではありえない。おいら自身、終盤まで読みながらよくテーマがわからなかったけど、最後で納得。ああ、そういう話だったのねって。ネタばれするから直接は書かないけど「桜庭一樹　短編集」(今日は読書。Part0031参照)同様、ある種の習作だったんだと思うよ。このテーマ、この文体で書くかい！って少し笑ったけどね。とほほ。

　 おまけにみくしー検索かけてみました。 2件ひっとの一つは空でしてた。とほほ。

「無花果とムーン」

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無花果とムーン
(和書)
平均 3.54点（31件）


無花果とムーン (角川書店単行本)
(和書)
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