「吸血鬼の手記」について、へイグのこと。

ジョン・ジョージ・へイグ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%98%E3%82%A4%E3%82%B0

http://www5b.biglobe.ne.jp/~madison/murder/text/haigh.html

へイグはいわゆる異常なシリアル・キラーではない。
正常なシリアル・キラーというものはないのだが、少なくとも、彼は自分が何者であるか、そして何の目的を持っているのかが分かっていた。

へイグが詐欺師だったこともあって、有名な「吸血鬼の手記」、へイグが書いた告白文は、彼が自分が精神異常に見えるように巧妙に書かれたことになっているが、詐欺の秘訣、巧妙な嘘とは、真実から練り出されるものである。

従って、前回の日記から紹介し始めたへイグの手記のうちに、彼自身の心のひだを見出すことが出来よう。

あなたは殺人鬼の心が読み解けるだろうか?

また、人間の真実を見つけることが出来るだろうか?