拙歌を一首法要のホテルの部屋のパノラマの窓に広がる瀬戸の内海 藤本楠庭
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拙歌を一首法要の誠の上の引き出物これのお寿司のその旨きこと 藤本楠庭
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拙歌を一首生かされて生きているとのお教えをまだまだ良くは分かっていない 藤本楠庭
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拙歌を一首自分では良かれと思い言うことも人の心を傷つけるらし 藤本楠庭
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拙歌を一首だんだんと回りの人の減ってゆく人生とは寂しきものか 藤本楠庭
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拙歌を一首秋祭り迎えて偲ぶ幼き日遊んでばかり怠けてばかり 藤本楠庭
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拙歌を一首一時間に二十ミリでも強き雨それ以上とはいかばかりかや 藤本楠庭
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拙歌を一首中庭のそばの流しに未だ暑き秋の日差しのさんさんと照る 藤本楠庭
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拙歌を一首朝晩のだいぶ涼しくなりし今日カラッと晴れたる秋日和かな 藤本楠庭
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拙歌を一首台風の丁度過ぎゆく頃あいに久しぶりなる夕立ちの降る 藤本楠庭
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拙歌を一首このところ残暑の少し収まりて台風一過の秋晴れの空 藤本楠庭
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拙歌を一首思い切って化石燃料やめましょうクリーンエネルギーに代えるためには 藤本楠庭
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拙歌を一首肉食を穀物主食にするだけで二酸化炭素を減らせるらしい 藤本楠庭
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拙歌を一首台風のモンスター化の原因は海水温の上昇だとか 藤本楠庭
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拙歌を一首災害を防ぐためには温暖化防止対策すぐになさねば 藤本楠庭
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拙歌を一首頻繫に起こる大規模災害の原因やはり地球温暖化 藤本楠庭
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拙歌を一首災害の悲惨さ見れば平穏に暮らせることの只ありがたし 藤本楠庭
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拙歌を一首夕立ちのザッときそうな空模様しかし雨にはついにならざり 藤本楠庭
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拙歌を一首蝉しぐれ絶えて久しき秋口に夏のなごりのつくつく法師 藤本楠庭
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拙歌を一首暦ではもう秋なのに未だ暑き日差しを避けて木洩れ日浴びる 藤本楠庭
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拙歌を一首ゆく夏を惜しむがごとく山吹の咲いてうれしい時じくの花 藤本楠庭
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拙歌を一首台風のそれて我が家の中庭に夏の日差しが照りつけている 藤本楠庭
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拙歌を一首道の辺の桜の木にも鳴き始む今年も蝉の季節となりて 藤本楠庭
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拙歌を一首ようやくに気温の上り今日の日は初夏を思わす良き日和なり 藤本楠庭
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拙歌を一首花の散るたより届くもわが里の桜の花は今真っ盛り 藤本楠庭
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拙歌を一首暖かき春陽のおよぶ中庭の八重の山吹そよ風に揺る 藤本楠庭
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拙歌を一首剪定をしたゆえ少し少なくもちらほらと咲く山吹の花 藤本楠庭
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拙歌を一首満開の知らせの届く日々なれど地元の桜いまだ二分咲き 藤本楠庭
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拙歌を一首わが町も過疎化の進み気のきいた店の一つがまた消えてゆく 藤本楠庭
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拙歌を一首お昼どき裏山よりのうぐいすの今年初なる鳴き声を聞く 藤本楠庭
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