船のローリングは酷くなるばかりだった。何か物を伝わなければ歩くのも難しくなっていたが、昼が近くなったので食堂兼用の休憩室まで昼ご飯を食べに行った。おにぎりを頬張り、お茶を飲む彼を、テーブルに頬杖をついてハリが見つめている。 彼は近くのコン
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