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2018年01月25日05:26

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岡山探訪 第291回 青佐山御台場跡

前回で寄島町(浅口市)の三ツ島風景を紹介したが、この付近に台場跡があるようなので立ち寄ってみた。
嘉永6年(1853年)のペリー来航以来、攘夷論が盛んになると岡山藩(鴨方藩)も海防の必要上、外国軍艦の来襲に備え沿岸各地に大砲の台場を構築していた。

・TOP左画像
ここは青佐山(標高249m)の東中腹で文久3年(1863年)鴨方藩が築いている。
南側は瀬戸内の海が広がる。

・TOP右画像
「防壁土塁」
高さ約2mの土塁で周囲を築造。

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「台場跡の展望台」
ここから瀬戸大橋や、塩飽諸島、笠岡諸島の数々の多島美が展望できる。

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「台場跡」
現在は砲門を据えたと思われる窪地だけが残っており、浅口市指定史跡指定になる。

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「青佐山御台場之図」
現地に案内看板が設置されていた。
半円形の陣地で東方向へ二つの砲門を備えたと言う。
しかし、明治4年(1871年)に廃棄されている。

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「三ツ山(三郎島)」
前回で紹介した「三ツ山」が遠望できる。
ちなみに、史実によると・・ここから実地検分で大砲を試射したが、この寄島(三郎島)まで届かなかったと言う。


・過去の関連日記
岡山探訪 第189回 下津井の祇園下台場(2015.6.10)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1942994566&owner_id=8437995
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