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2011年01月19日13:00

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上川・士別B級グルメ、サフォークランド士別で羊料理、和風レストランてしおのサフォーク丼(1/10)

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これは1000円以下で食べられるから日記のタイトルを「B級グルメ」にしたが、「B級」を取って「士別グルメ」というタイトルでもいいかも知れない。

先週月曜日、10日成人の日の祝日は泊まっていた稚内から帰る途中、11:29着の士別で途中下車して、1本遅らせて士別で昼食を食べることにした。

士別市は、顔が黒い羊、サフォーク種でまちおこしをしようと、郊外に観光綿羊牧場を作りサフォーク種の羊を400頭ほど飼育し、2005年から「サフォークランド士別」として盛んにPRしている。

タクシーのドアにもサフォークランドのステッカーが(写真2)。

もちろん羊毛製品を生産するわけだが、サフォーク種の肉はクセがなくおいしいので食用にもする。

市内の飲食店約10軒でこの士別産サフォーク肉を使った料理を提供しており、1度食べてみたいと思っていた。

しかし、お昼にサフォーク料理を提供する店はどこも駅から遠く、列車の旅では覚悟が必要で、これまで列車を士別で降りて食べに行くことはなく、名寄や風連で昼飯を食べていた。

今回、次の列車まで1時間47分余裕がある行程となり、これだけ時間があれば駅から30分ほど掛かる店を往復しても昼食を食べるくらいの時間は確保できそうだ。

雪で大変だが、吹雪でなければそのくらい歩ける装備で来たから、今回はサフォークを食べてみようと士別で途中下車した。

目星をつけた店は、駅から名寄方面へ歩いてちょうど30分のところにある「和風レストランてしお」だ(写真3)。

ここは、「一般的な羊料理に士別産サフォーク種の肉を使った料理」ではなく、そのものずばり「サフォーク丼」も出す店で、どうせなら士別ならではの「サフォーク丼」を食べてみたいと、雪の中をとぼとぼと30分歩いて向かった。

店に到着し、早速「サフォーク丼(900円)」を注文。

「サフォーク丼」にそばも付いたサフォーク丼セットもあったが、そばはどうでもいいから今回は単品で注文。

ほどなく「サフォーク丼」が出来上がった。
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旨そうである。

早速いただく。
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かなり脂っぽく、唇がリップクリームを塗ったようにべったりとなったが、くどい脂ではなくサラリとした脂で、するすると喉の奥に流れていく。
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サフォーク肉は柔らかく、筋ばったところもなく簡単に噛み切れる。

これはイメージしていた羊の味ではない。

クセのあるジンギスカンのマトンやラム、標茶などで飼育されているクセがなくおいしい生ラムなど、イメージしていた羊の肉の味とは異なる。

羊だと知らずに出されたら何の肉か分からないかも知れない。

初めて食べた肉の味で、全然クセがなくて柔らかいだけじゃなく、旨味のある肉で、塩ダレと脂ともマッチしており非常に旨い。

あまりのおいしさに感動した。

これまでに食べた肉の中で、5本の指に入るおいしさではないだろうか。

サフォークランド士別、予想以上にやるじゃないか。

「和風レストランてしお」ではセルフコーヒーのサービスもあり、大満足して降りしきる雪の中を再び30分掛けて駅へ向かった。

駅に着くまでの30分間、「いやぁ、おいしかったなぁ」と感動しながら歩いていたが、駅に着く頃には雪まみれになった。

でも、十分に雪の中を歩いて行った甲斐があったな。

今でも思い出すだけでよだれが出そうだ。
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