mixiユーザー(id:20129719)
2009年06月26日22:57
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草軽電鉄の軌跡【10】小代−嬬恋
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小代を出た軌道跡は小宿川にそって進む。このあたりは夏草と熊笹にはばまれ歩行は困難だ。冬〜春の乾燥した時期に再調査したい。小代近辺で巨大なイモ虫を見てしまったことは関係ない。
･･･というわけで、巨大なイモ虫のいない季節に再探索を行った。
イモ虫が怖いのではない。彼らの生息環境を壊したくないのだ。
まずは小代から吾妻方向に戻るように探索、行けるところまで行って、小代に向けて探索記再開とする。
落石と倒木に阻まれ、先の崩落した橋の対岸まではたどり着けなかった。
ココから小代に向かい探索記を再開する。
川沿いの熊笹の道を行く。
比較的歩きやすい部分もあるが、
多くは雪解け水を大量に含んだ湿地である。
湿地を歩くのは藪漕ぎするより体力を消耗する。
ところで左手を流れる小菅沢には人の手が入り、氾濫防止のコンクリート構造物が散見された。
流れのゆるいところで一休み。
バニーには足も洗ってもらう。
探索を再開する。
軌道跡ははっきりとしている。
歩道としては寸断され、廃道となっているはずだが、治水保林のため、定期的に人の手が入っていると思われる。
徐々に広く、歩きやすくなってきた。
タンポポが咲き、牧歌的な田舎道のようになってきた。
轍が残っている。
昨夏は入口が草むしていて進入をためらったが、意外と頻繁に人の手が入るのかもしれない。
小代駅付近のガードレールが見えてきた。
小代駅跡から嬬恋方向へ
小代から先、嬬恋方向へはこの廃屋をかすめて軌道跡が伸びている。
ここも昨夏の状態がウソのように、歩きやすくなっていそうに見える。
そういえば昨夏は廃集落内に一軒だけあった家も現在は廃屋になってしまったようだった。
探索に入る。
見た目とは大違いで非常にぬかるんでいる。
倒木をくぐり、少しは足元が良くなったと思ったら深い熊笹になった。
まだこちらの方が良い。
バニーの目線では一面の藪のはずだが、
正確に軌道跡をトレースしていく。
歩きやすい部分は少なく、熊笹でないところには
ぬかるみか崩落が待っている。
この崖の横をすり抜けていくと、
突然の大崩落で、この先は断念せざるを得なかった。
このまま小宿川の右岸を進むのであれば、つぎに車でアクセスできる常林寺付近まで橋脚はないと思われ、潔く撤収した。
2009年の探索記に戻る
県道応桑嬬恋線を嬬恋方向に車を走らせると、常林寺付近�，悩討啜案酸廚�藪の中から現れる。
軌道跡は道路を渡り、採石場の方に向かう。スペースに車を停め、歩く。
小宿川沿いに進んでいくと最後は採石場で行き止まりになる。会釈をして敷地のはずれを回りこむと、砕石の山の後ろ側に小さな証拠を見つけた�◆�
川幅1ｍほどの、小宿川に注ぐ支流だ。
下に小宿川が見える。この先は通行不能なので車に戻る。
軌道跡は等高線に沿ってわざわざ奥の方で小宿川を渡り、また戻ってくる。今度はそちら側��からアプローチする。
山あいのわずかな平地を使った田園地帯の縁の道が軌道跡だ。ここも車を停めて歩く。三角地帯の頂点に向かうように行くと、最後は知る人ぞ知るホタルの保護区になっている。
6年位前、ここにホタル狩りに来た時は、ここに草軽が通っていたとは夢にも思わなかった。
その奥にさらに軌道跡が続いていた。
ホタルがいる位なので地盤はややぬかるんでいる
ここで熊笹で足元が見えない上にぬかるみが強く、ストップ。あと10ｍほど進めば藪を掻き分けた先に橋梁跡がありそうだ。かなり大きい川の音が、そう言っている。
が、マムシとか川に落ちたらとか、ネガティブな事しか頭に浮かばなくなった。
退散。車に戻り靴を履き替える。意気地はないが用意は良い(笑)
…というわけで、草木も枯れた11月にリベンジを行った。
なんと橋脚は、あっさりと姿を現した。
小宿川の川幅は約3,4ｍといったところだ。
そこに鎮座する橋脚は高さ6ｍ程の、予想以上に堂々としたものだ。
手前側の橋脚は足場の関係で全貌が見づらい。
水量が豊富で岸があまり無いが、何とか下に降りてみる。
やはり川のカーブの外側にある嬬恋側橋脚は下方がえぐれていた。
小代側は完全な形で残り
橋脚の先には森の奥に向かい立派な築堤が続いている。
流量の少ない時なら川を渡っての探索が可能であろうが、この日は夜間は-6℃に冷え込んだ晩秋の朝である。命が惜しいのでこの先はあきらめた。意気地が無いのは季節が変わっても一緒である。（6月の探索記に戻る）
地点��より嬬恋方向は、農地や私有地の間の路地に姿を変えて残っている。
元の道を再び嬬恋に向かうと、こんどは道端に橋脚跡�い�現れる。
川は護岸工事で用水路のようになり、橋脚だけが取り残されてしまったようだ。
反対側に橋脚はなく先は私有地
この先の最後のカーブを曲がると嬬恋駅跡だ。
(続く)
･･･というわけで、巨大なイモ虫のいない季節に再探索を行った。
イモ虫が怖いのではない。彼らの生息環境を壊したくないのだ。
まずは小代から吾妻方向に戻るように探索、行けるところまで行って、小代に向けて探索記再開とする。
落石と倒木に阻まれ、先の崩落した橋の対岸まではたどり着けなかった。
ココから小代に向かい探索記を再開する。
川沿いの熊笹の道を行く。
比較的歩きやすい部分もあるが、
多くは雪解け水を大量に含んだ湿地である。
湿地を歩くのは藪漕ぎするより体力を消耗する。
ところで左手を流れる小菅沢には人の手が入り、氾濫防止のコンクリート構造物が散見された。
流れのゆるいところで一休み。
バニーには足も洗ってもらう。
探索を再開する。
軌道跡ははっきりとしている。
歩道としては寸断され、廃道となっているはずだが、治水保林のため、定期的に人の手が入っていると思われる。
徐々に広く、歩きやすくなってきた。
タンポポが咲き、牧歌的な田舎道のようになってきた。
轍が残っている。
昨夏は入口が草むしていて進入をためらったが、意外と頻繁に人の手が入るのかもしれない。
小代駅付近のガードレールが見えてきた。
小代駅跡から嬬恋方向へ
小代から先、嬬恋方向へはこの廃屋をかすめて軌道跡が伸びている。
ここも昨夏の状態がウソのように、歩きやすくなっていそうに見える。
そういえば昨夏は廃集落内に一軒だけあった家も現在は廃屋になってしまったようだった。
探索に入る。
見た目とは大違いで非常にぬかるんでいる。
倒木をくぐり、少しは足元が良くなったと思ったら深い熊笹になった。
まだこちらの方が良い。
バニーの目線では一面の藪のはずだが、
正確に軌道跡をトレースしていく。
歩きやすい部分は少なく、熊笹でないところには
ぬかるみか崩落が待っている。
この崖の横をすり抜けていくと、
突然の大崩落で、この先は断念せざるを得なかった。
このまま小宿川の右岸を進むのであれば、つぎに車でアクセスできる常林寺付近まで橋脚はないと思われ、潔く撤収した。
2009年の探索記に戻る
県道応桑嬬恋線を嬬恋方向に車を走らせると、常林寺付近�，悩討啜案酸廚�藪の中から現れる。
軌道跡は道路を渡り、採石場の方に向かう。スペースに車を停め、歩く。
小宿川沿いに進んでいくと最後は採石場で行き止まりになる。会釈をして敷地のはずれを回りこむと、砕石の山の後ろ側に小さな証拠を見つけた�◆�
川幅1ｍほどの、小宿川に注ぐ支流だ。
下に小宿川が見える。この先は通行不能なので車に戻る。
軌道跡は等高線に沿ってわざわざ奥の方で小宿川を渡り、また戻ってくる。今度はそちら側��からアプローチする。
山あいのわずかな平地を使った田園地帯の縁の道が軌道跡だ。ここも車を停めて歩く。三角地帯の頂点に向かうように行くと、最後は知る人ぞ知るホタルの保護区になっている。
6年位前、ここにホタル狩りに来た時は、ここに草軽が通っていたとは夢にも思わなかった。
その奥にさらに軌道跡が続いていた。
ホタルがいる位なので地盤はややぬかるんでいる
ここで熊笹で足元が見えない上にぬかるみが強く、ストップ。あと10ｍほど進めば藪を掻き分けた先に橋梁跡がありそうだ。かなり大きい川の音が、そう言っている。
が、マムシとか川に落ちたらとか、ネガティブな事しか頭に浮かばなくなった。
退散。車に戻り靴を履き替える。意気地はないが用意は良い(笑)
…というわけで、草木も枯れた11月にリベンジを行った。
なんと橋脚は、あっさりと姿を現した。
小宿川の川幅は約3,4ｍといったところだ。
そこに鎮座する橋脚は高さ6ｍ程の、予想以上に堂々としたものだ。
手前側の橋脚は足場の関係で全貌が見づらい。
水量が豊富で岸があまり無いが、何とか下に降りてみる。
やはり川のカーブの外側にある嬬恋側橋脚は下方がえぐれていた。
小代側は完全な形で残り
橋脚の先には森の奥に向かい立派な築堤が続いている。
流量の少ない時なら川を渡っての探索が可能であろうが、この日は夜間は-6℃に冷え込んだ晩秋の朝である。命が惜しいのでこの先はあきらめた。意気地が無いのは季節が変わっても一緒である。（6月の探索記に戻る）
地点��より嬬恋方向は、農地や私有地の間の路地に姿を変えて残っている。
元の道を再び嬬恋に向かうと、こんどは道端に橋脚跡�い�現れる。
川は護岸工事で用水路のようになり、橋脚だけが取り残されてしまったようだ。
反対側に橋脚はなく先は私有地
この先の最後のカーブを曲がると嬬恋駅跡だ。
(続く)
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