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神秘学の扉コミュの第四書庫 ロシア神秘主義(ラスプーチン、グルジェフ、ウスペンスキー等)

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ここでは、ロシア神秘主義(ラスプーチン、グルジェフ、ウスペンスキー等)のテクストを紹介いたします。

コメント(23)

G.I.グルジェフ著、浅井雅志訳『ベルゼバブの孫への話〜人間の生に対する客観的かつ公平無私なる批判』(平河出版社、1990)

※『森羅万象(All and Eveything)』の第1シリーズとして書かれたグルジェフの主著。『ベルゼバブの孫への話』は、何世紀にも渡って習慣的に形成された人間の世界に対する誤った認識を、徹底的に破壊することを目的に書かれたSF小説である。
G.I.グルジェフ著、棚橋一晃監修、星川淳訳『注目すべき人々との出会い』(めるくまーる社、1981)

※『森羅万象(All and Eveything)』の第2シリーズとして書かれたグルジェフの第二の主著。グルジェフは、『ベルゼバブの孫への話』による徹底した批判の後に、本書において新しい創造的で調和のとれた人間を造りだすための素材を提供しようとする。
G.I.グルジェフ著、浅井雅志訳『生は<私が存在し>て初めて真実となる』(平河出版社、1990)

※『森羅万象(All and Eveything)』の第3シリーズとして書かれたグルジェフの第三の主著。『注目すべき人々との出会い』で提供された土台の上に、新しい存在論が生まれる。人間をまどろみに落ち込ませる習慣を断ち切り、真に私が存在するようになることで、初めて世界の意味関連が開示される。
G.I.グルジェフ著、前田樹子訳『グルジェフ、弟子たちに語る』(めるくまーる社、1985)

※機械、ストップ・エクササイズ、ショック、ムーブメントなど、グルジェフ・ワークの基本的な事柄が、グルジェフ自身の言葉で解き明かされる。
P.D.ウスペンスキー著、浅井雅志訳『奇蹟を求めて〜グルジェフの神秘宇宙論』(平河出版社mind books、1981)

※P.D.ウスペンスキーによる体系的なグルジェフ思想の解説書。第四の道、複数の<私>、創造の光、センター、三の法則・七の法則、エニアグラムなど、グルジェフの思想を解き明かす。
P.D.ウスペンスキー著、前田樹子訳『人間に可能な進化の心理学』(めるくまーる、1991)

※外界の刺激に反応する機械である人間が、いかに自己想起を行い、機械であることを止め、自己を進化させるか、をテーマにした本。
P.D.ウスペンスキー著、高橋弘泰訳、小森健太朗解説『ターシャム・オルガヌム〜第三の思考規範〜世界の謎への鍵』(コスモス・ライブラリー、2000)

※P.D.ウスペンスキーが、G.I.グルジェフに出会う前に書いた本である。P.D.ウスペンスキーは、アリストテレスの『オルガノン』やベーコンの『ノヴム・オルガヌム』を超えた第三の思考規範を、当時ロシアにあった四次元思想の影響下のもと、確立しようとしていた。(ロシアの四次元思想については、中沢新一著『東方的』を参照されたい。)
K・R・スピース著、武邑光裕訳『グルジェフ・ワーク〜生涯と思想』(平河出版社mind books、1982)

※G.I.グルジェフの生涯と思想について書かれた入門書。
C・S・ノット著、古川順弘訳『回想のグルジェフ〜ある弟子の手記』(コスモス・ライブラリー、2002)

※パリ時代のグルジェフと門弟の日々の記録。『ベルゼバブの孫への話』のコメンタリーも収録。
フリッツ・ピータース著、前田樹子訳『魁偉の残像〜グルジェフと暮らした少年時代』(めるくまーる社、1987)

※1920年代のグルジェフと門弟の日々の記録。
W・P・パターソン著、古川順弘訳『グルジェフを求めて〜<第四の道>をめぐる狂騒』(コスモス・ライブラリー、2003)

※性格エニアグラム論を展開するオスカー・イチャーソ、第四の道の考えを自身の「友愛団」の教義に取り入れ、本のしおりで広報するロバート・アール・バートン、そしてグルジェフ思想をグノーシス主義の一種として還元するボリス・ムラヴィエフを、グルジェフ思想をゆがめるものとして批判した書物。W・P・パターソンは、グルジェフの弟子であったジョン・ペントランドに師事した人物。
前田樹子著『エニアグラム進化論〜グルジェフを超えて』(春秋社、1994)

※オスカー・イチャーゾによるグルジェフのエニアグラムの思想の改竄・通俗化を批判するとともに、W・P・パターソンとは逆にボリス・ムラヴィエフの『グノーシス』を評価している。
コリン・ウィルソン著、鈴木健三・君島邦守訳『覚醒への戦い』(紀伊国屋書店、1981)

※グルジェフに関する評伝。
コリン・ウィルソン著、中村正明訳『二十世紀の神秘家 ウスペンスキー』(河出書房新社、1995)

※ウスペンスキーの評伝。ウスペンスキーを、グルジェフと出会わなかったとしても、非常に重要な神秘思想家であるとして高く評価している。
コリン・ウィルソン著、大瀧啓裕訳『ラスプーチン』(サンリオSF文庫、1981)
コリン・ウィルソン著、大瀧啓裕訳『怪僧ラスプーチン〜ロマノフ朝の最期』(青土社、1991) 上記の改題。

※グリゴリー・ラスプーチンの評伝。
笠井叡著『天使論』(現代思潮社、1976)

※舞踏家笠井叡による異端思想書。本書は、グルジェフの思想の紹介書ではなく、神秘学を自身の世界軸にした孤高の書といえる。
マッシモ・グリッランディ著、米川良夫訳『怪僧ラスプーチン』(中公文庫、1989)

※ラスプーチンの伝記。
S・G・セミヨーノヴァ、A・G・ガーチェヴァ編著、西中村浩訳『ロシアの宇宙精神』(せりか書房、1997)

※ロシア思想のアンソロジー集。フョードロフの「共同事業の哲学」「科学と芸術の矛盾はどのようにして解決できるのか」、ソロヴィヨフの「自然における美」「愛の意味」「キリストは蘇りぬ!」、ブルガーコフの「経済のソフィア性」「社会主義の魂」、フロレンスキイの「器官投影」「ヴェルナツキイへの手紙」、ツィオルコフスキイの「宇宙の一元論」「精神圏についての諸言」を収録。
小森健太朗著『Gの残影』(文藝春秋 ミステリーマスターズ、2003)
小森健太朗著『グルジェフの残影』(文春文庫、2006)

※ウスペンスキーとグルジェフの生涯を再構成し、その思想を浮き彫りにした小説。ウスペンスキーがなぜグルジェフから離れたのかということに関して、ひとつの解釈を提出している。小森健太朗は、ウスペンスキーの『ターシャム・オルガヌム』日本版解説者でもある。
ジェイムズ・ムア著、浅井雅志訳『グルジェフ伝〜神話の解剖』(平河出版社、2002)

※日本語で読める最も充実したグルジェフの評伝。
皆さんはグルジェフをどのようにとらえているのでしょうか?

人生と宇宙の最も深みの真実に到達した神秘家?

中途半端な比喩で真実を混乱させた、失敗した求道者?

人間の改造に着手したが、実験に次ぐ実験で終わった、いじらしいおじさん?

後の世代に大きな遺産をのこした偉大なる教師の一人?
ニコライ・レーリヒ著
澤西康史訳
『シャンバラの道』
中央アート出版社
1996.11.20

※ニコライ・レーリヒ。1874〜1947。
幻想派の画家として、ロシア革命前夜の舞台劇やバレエの衣装、舞台セットのデザインなどを行う。
ロシア革命とともに夫人とともに亡命。ヒマラヤ、チベットに向かい、霊的探求を行う。
アメリカにて、舞台セットのデザインなどを行うとともに、霊的指導者としても知られるようになる。
彼がアメリカに持ち込んだ教えは、大きくわけて3つある。
(1)アグニ・ヨガ(火のヨーガ)を導入し、アインシュタインの相対性理論と仏教の縁起説を結びつけようとした。
(2)世界各地の秘伝を元に、造山運動や天変地異を逃れ、地中に移り住んだ聖なる人々がいるとして、地球空洞説を唱えた。
(3)シャンバラという未来の理想世界を掲げ、それに向かって世界の文化財を戦火から守ろうとする文化赤十字運動、世界平和連邦構想と平和協定締結運動(当時の国際連盟や、フランクリン・ルーズベルト大統領、コーデル・ハル国務長官に影響を及ぼした。アメリカのドル紙幣の裏側に眼とピラミッドからなるフリーメイソンの図形が印刷されているのも、レーリヒの発案らしい。)をおこし、1921年に「芸術はひとつである」として総合芸術学院を、1922年には美と叡智を総合させた本拠地コロナ・ムンディを、1928年にはウルスヴァティ(明けの明星の意味、別名ヒマラヤ探査協会)を打ち立てた。
コーリン・ウイルソン著
内山敏訳
『ラスプーチン』
読売新聞社
1970.3.15

※コメント15で紹介した大瀧訳より前の翻訳。巻末の付論「魔法と予見能力」が割愛されている。

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