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水源禅師コミュの水源禅師法話集3 三

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http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=59589029&comm_id=5396321の続き。

―生きているというリアリティの欠落―

【参加者】
今の日本では、人工的なものの中に生きているみたいで、自然との触れ合いとか、生の現実と触れあっているというリアリティが感じられなくて、会社へ行っても、自分の本当にやりたいこととの接触が欠けてしまって、自分の心にガチンと来るものがなくなっているように思うのですけれども。
【水源師】
私がチベットをズーッと回って、カイラス山を回りながら、ヒマラヤを超えてネパールに入って行くときに、大自然の力というものはすごいもので、星もね、雲が三層になっているのですよ。天の河が一層それからまた、一層と、星雲がグワーッとあって、それでここへ来る前に友人のアイザックがね、トロントから1000キロ離れた北の方にある秘密の場所へ連れて行ってくれたけれども、それはそれは、神が住んでいるような、精霊が宿るような、エネルギーを発するし綺麗だし、茸もパーッといっぱい生えていて、誰も食べないし、そういうものに触れたら、心がもう感応しはじめてね、
だからアイザックがホワイトハウスに呼ばれたのですよ。あれだけインディアンを苦しめて苛めたアメリカ政府がね、挙げ句の果てに助けを彼らに求めてきたのです、助けてくれと。それでアイザックに、お前ホワイトハウスはどうだった、と聞いたら、「いやー、まーまー本当に地獄のようなエネルギーで」と(笑い)。だからね、あなたがた何も知らないのよ。そういうものがトップにドッカと座っておって、私たちはなんで働かなくてはいけないのでしょうかとか。
【参加者】
先生はシャーマンの人とのつき合いもあるのですか。
【水源師】
向こうから来るのです、私を見つけて。仏法とはすごいものだからね。私の会員にね2人のメディスンマンが来る。一人はインディアンの女王みたいな存在の人が来て、もう一
人は男の子だけれども、石に触ればね、石と会話ができるのですよ。
【参加者】
今アメリカの、ネイティブアメリカンのシャーマンところへ行って、幻覚性のアヤワアスかとか、そういう幻覚キノコみたいなのを採って、シャーマンの人達がやるような、病気治しとか、セラピーとか今結構流行っているみたいなのですけれども。
【水源師】
それは、金もうけ(笑い)。私がペルーへ行ったときにで、ナスカですよ、シャーマンが待っていて、それで彼はずっと禅の勉強をしていたらしい。それで禅をやりたいというから、私が一緒に坐って、禅をやったのですよ。彼はもちろんアヤワスカをやるしサンぺドロもやっている。ありとあらゆる秘宝の薬を持っているけれども、見たこともない現象を始めたのです、薬を使わずに、禅だけで。この世の中にこういうものがあるのかと。
で、アヤワスカとかああいうものを私は生徒にやるなと。なぜかといったら、修行が非常に高くなった場合は別として、普通の時にやったら、幽霊が付くのです。結局心が開くからね、そういう世界との交通ができて。何度か見たことがありますが、非常に危険です。
そういうことが世界的に流行始めているらしい。でもね、全部やられるよ。私がちょっとそういう会へ行って見たら、幽霊の歌を歌い始める(笑い)。皆なで追悼している時。私はパパパッと追い払って、止めたのです、おかしいと思って。そうしたら後で皆ななんか気持ち悪そうにしてね。で、後で私の生徒に絶対にこういう会には参加するなと、大変なことになるからと。だから皆な何も分かっていない。そう簡単に叡知を金で買って、何か飲んでと、それ全部うそ。自分の力だけでしかできません。
ただ確か私がそうして、シャーマンがびっくりしてね、ナスカ・ピラミットに連れて行くのです。もっと見たいと言って。それで私が、最もエネルギーのある高いナスカッピラミッドでお祈りして、そのあとで瞑想に入ったわけです。やはり宇宙の力とか、山の力が入るから、またすごいものを見てね、ウワーッと言って今度はまたもっとすごいところへ私を連れて行こうとして。それで1日で私をその高い山に上げたから、真っ黒に焼けてしまってね。それで最後にここだと言ったけれども、10分間だけ。私はすぐに降りてきた。だからね、禅というのはすごい力があるのですよ。
私がクスコに行った時、オハラブカーラと言うね、宇宙のポータル(入り口)の場所があるのです。4500メートルの高さを五回超えて行くのです。その時に、キャンプしなければいけないから、ロバを三頭雇って、キャラバン5人と私で6人で行ったけれども。その時は若いシャーマンが、私のそばについて、私が宇宙のポータルにズーッと入っていって宇宙に飛び込んでいくのに、彼らはストップをかけられた。彼はすごい修行をしているのですよ。ものすごく良い子でね。で、その後次の日に頭を下げてきて、禅を教えてくれと。私が通ったのを見ているのです、彼は通れない。だからそれくらいの限界ですよ。
だから講習とか何とか言ってね高いお金で何十万と言うことがあったら、絶対に行かないでくださいね。ただ寝て、おいしいものを食べてください。私がタダで教えてあげますから。

―自分を愛すると言うこと―

【参加者】
前の話の中で自分を愛すると言うことがあって、とても良いなと思ったのですけれども、私の周りを見てみると、自分自身を責めてみたり、自分のしたことを後悔して、自分自身をすごく苦しめているという方がいらっしゃいます。先程の話のように、日本の社会が機関車のようになって、自分を返り見る時間がないと言うことが一つの問題なのかなと思いまして、自分を責めている人に、どういうアドバイスをしてあげれば良いのでしょう。
【水源師】
結局さっき言ったように、あなたがね、溌剌とするでしょう、その時本当にその溌剌としたバイブレーションが出るのです。スッカ(楽)のバイブレーションが。イヤだなあと思ったら、イヤなバイブレーションがカラカラ出るのです。それがカルナー(大悲)の力に入っていって、傍にいるだけで楽しくなるのです。
そういうことで、口で言わなくても行いにすべて出てきます。動かし方とか、何のいやらさもなくなるのです。ところがそういうことがなく、無理に親切にしようとするとね、逆反応が出てきます。心から出てないから。だから、自分自身をいかに本当に愛せるかという事の問答になります。
その時に、愛とは何か。愛というのは本当のことを知らなければ、愛なんて分ることがないのです。映画とかそういうものは、全部作り上げたものであって、本当のことじゃない。小さい時から今までズーッと大きくなってきてね、あなたが何か失敗するでしょう。その時に、ちょっと肩に手を置いて、良いんだよって、これが愛なのです。何も自分をいじめることないんだよってね、心配ないよって、優しくそういうバイブレーションがね、小さい時赤ちゃんの時に、お父さんとお母さんの間にいた、それがそのことなのです。
で、そういう場合バイブレーションをいつでも自分が出せるようになったら、そういうバイブレーションが広がるのです、傍にずっと。そのバイブレーションは癒し、ヒーリングの力があってね、ほとんどの病気を治してしまう。だからマッサージに行かなくても、この場合のバイブレーションで、自分の体を和らげるから、病気もしなくなる。そういうことで、自分をまず愛する行をやって下さい。
【参加者】
自分を愛せないと、人も愛せないと聞きますけれども、自分を愛するという感覚がどうもよく分からないのです。
【水源師】
そうです、これが国策とか政府の教育関係で、長年続けてきたものだから。宗教はすべて、自分を愛するというところから始まるのです。これで自分を愛せと言ったらね、戦争へ行って人を殺せと、そういうことできないでしょう。特攻隊へ行けと言われて、私は自分を愛しているから行きたくないと、これでは使い物にならないわけですよ。でもこれが本当の人間性なのです。この体を持って地球に生まれ、この大宇宙で生きていると言うことは、本当の奇蹟中の奇蹟なのですよ。
この体を使って、ヒマラヤの、チベットとネパールの間へ行ってご覧なさい。それはもう千メートルの千尋の谷を、水がバアッと流れてね、空気は澄んで、大地そのもののエネルギーをこの体で感じられるのです。それだけ素晴らしいものを持っているのです。ただそれを、そういう時間を取って、ただ働け働け、働くことは良いことだ、そして身体を壊しても働く、これは何と言う美徳であることかと。これは罪悪ですよ。
本当に国民を愛する政治家が出れば救われるけれども、政治家自身何が何だかさっぱり分からなくて、良いもの食べて旅行して、皆から頭下げられればこれが政治家だと思っている。だから愛が分からないから、政治家のトップが一体何が愛なのよと思い、これはダメだということも言えなくなってしまう。
そうしたらトップの人に、愛はこうだからそんなことやめて下さいと、綺麗にはっきり言えれば、沢山の人を救います。沢山の人も、そうだそうだそうだということになって、民主主義だから8時間以上絶対に働かないと。
2時間おきにコーヒータイム。12時になったらまたランチタイム。3時になったらコーヒータイム。4時になったらバイバイ、手を洗って。それが私の生活でした。でもこれでちゃんと生きてますから。食べていけますから。国民がね、優等生なのよ。休みを余り取らないから。その上に私は6週間の休暇をもらいながら、病欠を取らなかったわけ。普通の人はこれにプラス1ヶ月ぐらい病欠で、何だかんだ、家族が悪いなんだと。それでも国が持っているのですよカナダは。
だから結局は、政治的にあなたたちの労働を誰かが吸い上げて、お返ししていないからこういう状態になっているのです。
【参加者】
すっかり自分もそれに洗脳されてしまっているようで、休むことに対して罪悪感を感じるのですけれども。
【水源師】
結局昔の搾取ということをやっている。昔は農民を地主が搾取して。どうしてそうしたかと言うと、徳川幕府が財政難。うまく行かないで遊び呆けて、うまく行かないから今度は苦しみで明治維新が起こったと。だから今回は皆さんが民主主義で言う権利もあるし、見る目もあるからね。
ただ、余りしっかりした見る目を与えたら困るから、宗教は教えない。それから勉強も本当の事を教えない。分からないことを教えて、ハイできました。今度は働いて下さいで、一生懸命働いて、何が何だか分からない内に家庭は崩壊、老後になって今度はどうして生きていこうかと。そんなことをやっているのですよ。
この日本はもう金のなる国。あり余っているの。だから皆さんがしっかり見ればね、この国から悪魔が出て行くのですよ。そしてしっかりと心眼を持つためには、瞑想をして、何が本当か、何が本当ではないかと言うことが分かれば、何が愛か、何が愛ではないかということが分る。なぜかと言うと、一切のダルマには愛があるのです。仏法に愛がなければ仏法ではない。それが分からないからこうなっているのです。
よくよく考えて下さい、観音様は、ある時に中国で橋を作るのに、だれも橋を作るお金を出そうとしない。それで観音様は綺麗な衣装を着て綺麗な、それこそエリザベス・テーラーより綺麗な姿でね、舟に乗ってすーっと人が通るところに行って、それでちょっと裾を広げてね。ハー綺麗な人だ、と。それで男は色気が大好きだから(笑い)、ここにお金を投げて下さい、なんて言ったら、ポンポン、ポンポン一杯になったわけ。でこの金を捧げて橋を作ったわけです。
叡智と言うのはこういうことなのです。それを格好良く、これしちゃいけないと言ったら、橋はできない、人は通れない、水が出た時は流されて死ぬ。これは何の叡智もない。これは害があって何にも良い結果を出さない。
では、何も規則を守らなくても良いかと言うことになったら、アメリカのバンバンバンと無謀のことになるけれども。その状態に依るのです。皆が徳が高くて綺麗な時に、鵜の目鷹の目で、何しちゃだめ、かにしちゃだめと。日本ではタバコを目の敵にして、ここでは吸って行けない、何しちゃいけないと言っているけれども、政府で吸え吸えと言って、税金かけて病気にさせて、それで今度はやめなさいと言う。これはちょっとおかしいと思う、すべて個人に転換するのは。
まあそれもある程度やって、今度はカーボンが出るから火を炊いちゃいけない、何のかのと言っているけれども、政府でそれ焚け焚け、発電所を作って工場の煙突から一生懸命、煙を出させてから、今度は出すなと。ま、どういう風に生きて行くか、自分をしっかり、惑わされずに本当の心眼を、心の目を開くようにね。それで見るようにして行けば。
だから基本は、どんな法でも愛がなければダメなのです。国家の法も愛がなければ法ではないのです。そういうことによって、無実の人が犯罪者になるわけがない。愛がないから、善良な無実の人を罪に落とし入れるようなことが堂々と行われてしまう。だから皆さんが本当に心の眼を開いて、大きくなって行けばね、知らず知らずのうちにどんなに沢山の人を生きてる間に救うか分からない。ちょっと些細なことでも、何かしてあげるわけですよ。
【参加者】
具体的にどのようにして自分自身を愛して、自分自身の心を開いて行くのか、私たちがどうしたら、そういう風になれるのかを、教えていただきたいのですけれども。
【水源師】
孔子様はこう言ったでしょう。人から叩かれれば痛い、だから人を叩くなと。だから弱いものは特にいじめるなと。もし強いものが弱い者をいじめたら、もし自分が弱いものであって、強いものにいじめられたら救いようがないでしょう。愛が一つもない。
だから、強い者を止めて弱い者を助ける、ここに愛があるわけですよ。なぜかと言ったら、自分が弱いけれどもやられたら痛いでしょう。そこに愛があるから、そんなことしちゃいけないと、身を張って止める。これは自分を助けていることなのですよ。
つまり自分はそういう風になりたくない、見て知らぬふりをする。これは悪魔のようになってしまう。これをこの世の中がやらせているから、知らず知らずのうちに愛がなくなってしまう。だから本当に好きな人と出会っても、今度は本当に愛することができない。だから結局は、恐れることなかれ、“Not to be afraid”。これがカソリックの真髄なのです。“You don’t be afraid”。
私たちは仏教徒でしょう。これ以上の力を持っているのに、まるで家で養っている家畜のように心が落ちてしまうと。“Not to be afraid”と新天地へどんどん行く。新しいところを開拓して行く。それは悪いことも一杯したけれども、それによって沢山の叡智も流れました。デモクラシーとか科学とか生活向上、悪いことばかりではないですよね。その勇気をもって大西洋を越え太平洋を越え、もう帰ってこないかもしれない覚悟で。でも私達東洋は生活が豊かだから、ここにどっかりして、そういう勇気ある行動はなかなか出ない。
雄者こそ真の愛が分るのですよ。身を張って心を磨くから。だから好きな人には、もう身を投げても愛の命で生きて行くわけですよ。そこにすごい火が燃え上がって、宇宙の栄光が入ってくるわけです。で、そこで始めて、アダムとイヴができるわけです、その世界に。真剣ですよあっちは。こっちは何でも抑えてしまうから、ホニャホニャしているけれども、これは平和で良いかもしれないけれども、心は成長しない。ところが心を成長させる方法で、禅がこれがまたすごいものなのです。
【参加者】
恐れることなかれと良いますけれども、やはりどこかで恐れているところがどうしてもあるかと思います。
【水源師】
それが無明。さっき言ったどうして無明ができるか。結局真っ暗闇で何もない。サッと何かあったら怖い。ところがサッと来たのが友人であれば、はっきり分る。家族であれば、はっきり分る。サッと来たら、「ハーイ」となる。分からないと無知、これが無明なのです。
【参加者】
それは頭では分かっていても、なかなか無明、恐れというの、除くことは、難しいところがあります。
【水源師】
だから頭を使うなというのです。頭で坐禅はするなと。ただただ空っぽになって呼吸して下さい。だからこれをやっているのですよ。そのうちにそれが消えて行きます。

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