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原始仏典(ダンマパダなど)コミュのいろいろなこと

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自由訳ダンマパダ
第二十一章『いろいろなこと』


世俗的な快楽を捨てることによって、
心に大きな安らぎと喜びがうまれることを発見することができたのなら、
心の安らぎと喜びのために、つまらない快楽は捨ててください。

自分の身勝手な快楽への欲求のために、
他人を平気で攻撃するような人は、
人々から恨まれて、
恨まれるという苦しみから逃れることができなくなります。

やらなければならないことをやらずに、
やってはいけないことをする。
そのような、遊び呆けてどうしようもない怠け者は心の汚れが増すばかりです。

いつも身体というものの本質を理解していて、
やってはいけないことをやらずに、
やるべきことをいつもしっかりと行なう。
怠けないように心がけて気づきを保っている人は、
心の汚れがどんどん減っていきます。

「もっと欲しい」と思う母親と、
「自分は最高だ」と思う父親をなくし、
「永遠に存在する」という考えと、
「死んだらなにもかも無くなる」という考えを持つ二人の王様も滅ぼし、
目・耳・鼻・舌・身・心という六つの器官と、
色・声・香・味・触・法という六つの対象というあわせて十二の国土と、
快楽を求める兵士を滅ぼし、
バラモンは心の汚れをなくして歩みます。

「もっと欲しい」と思う母親と、
「自分は最高だ」と思う父親をなくし、
「永遠に存在する」という考えと、
「死んだらなにもかも無くなる」という考えを持つ二人の頭でっかちな王様も滅ぼし、
自分はあるのではないかと疑いをもってしまう五匹のトラ(身体、感受作用、イマジネーション作用、形成作用、識別作用)もけちらして、
バラモンは心の汚れをなくして歩みます。

ゴータマの弟子である人は、いつもよく目覚めて昼であろうと夜であろうと目覚めた人について考えます。

ゴータマの弟子である人は、いつもよく目覚めて昼であろうと夜であろうと真実について考えます。

ゴータマの弟子である人は、いつもよく目覚めて昼であろうと夜であろうと聖者の集まりについて考えます。

ゴータマの弟子である人は、いつもよく目覚めて昼であろうと夜であろうと身体の本質について考えます。

ゴータマの弟子である人は、いつもよく目覚めて昼であろうと夜であろうと非暴力の実践を楽しみます。

ゴータマの弟子である人は、いつもよく目覚めて昼であろうと夜であろうと瞑想を楽しみます。

出家をすることは困難で、出家の生活をすることは楽しみにくいものです。
家を持つことも困難で、家族を養うことも難しいものです。
同じ目的を持たない人々と一緒に生活することは難しいものです。
もし外に幸せを求めて旅に出ようと思っているなら、
やめておきなさい。
必ず苦しみに会います。
外に幸せを求めるかぎり苦しみに会います。
だから旅に出るべきではないのです。

真実に対して確信を持ち、
善い行いをして、
評判がよく充実している人は、
どこにいようが尊敬されます。

素晴らしい人々は遠くにいても、よくわかります。
ヒマラヤの山々のように輝いているからです。
悪い人々は近くでも見えません。
夜中に放たれた矢が見えないのと同じです。

ひとりで坐り、
ひとりで横たわり、
ひとりで歩き、
気づきが怠ることなく、
自己の心身を整えて、森林の中で静けさを楽しんでください。


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