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試乗車deジャーナリスト気取りコミュの<ALPINA>

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コメント(1)

【車種】ALPINA D3
【カテゴリー】Dセグメント スポーツセダン
【店員の対応】紳士的に対応してくださりました
【クルマのインプレ】
昔の五木寛之の作品で「疾れ!逆ハンぐれん隊」と言う今の作者からは考えられない程かなり軽い小説があったのをご記憶の方はいるだろうか?
ALPINAはそれに登場してきて、B10は当時(1988頃)はMと並ぶ過激な怪物スポーツセダンだった。そのイメージが強くて、相当がちがちなスポーツを想像していた。

実際乗ってみると、素の3シリーズよりも足回りのセッティングはしなやか。降りてからエンジンルームを見せてもらうとタワーバーも入っていて、剛性を上げてあるところからするとしっかりしたボディによく動く脚、というどちらかと言うとイギリス車的な方向性になっている。

遅れてしまったが、クルマの成り立ちは3シリーズのボディに123dという日本未導入の1シリーズクーペに使っている4気筒パラレルツインターボディーゼルをさらにチューンアップしたエンジンを搭載している。
今やディーゼルは日本では死滅状態で環境的にも動力性能的にもいいイメージがないが、このエンジン、最高出力こそ214kW(290PS)と現行E90ベースM3の4.0L NA V8の308kW(419PS)より少ないが、トルクはなんと450N-mとM3の400N-mを上回る。しかもその強大なトルクの発生域は2,000〜2,500rpmと低いところにあるため、実際に街中で乗っても、どこからでもグイグイ前に出れる加速を味わえる。ただ、その加速はガソリンほど暴力的ではなく、足回りと同じでずっとジェントルなものであるが。

また、M3に比べると2.0Lと小柄なエンジンを使っているため、たとえインタークーラーがあってもフロントに収まっているMassが小さいので回頭性もいい。峠のクライマーとしてはもってこいである。
ディーゼルと言うと、音とアイドルの微振動が気になると思うが、こと車内にいる限りそれは全く気にならない。聞けば本家のBMWでは330以上のグレードに使っている2つのばね乗数を切り替えられるタイプのエンジンマウントを採用してアイドル時の微振動を消しているのだそうな。

惜しむらくはこのクルマ、正規の販売期間が終了し、現在はストックの数台が残るのみ。
価格も約900万とかなりお高いものになっている。
数年して中古が出回るのを待つか…

5段階評価+コメント
【スポーティ度】 ★★★★
【コンフォート度】 ★★★★
【旋回性】 ★★★★
【直進性】 ★★★★
【足回りのスポーティ度】★★★★
【足回りのコンフォート度】 ★★★★
【室内ユーティリティ】 ★★★★
【荷室ユーティリティ】 ★★★★

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