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R博士の格闘技研究室コミュのノゲイラの柔術での実績

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過去の日記より(こんなの日記に書いてたのかよ!w)

始めに断っておきますが、僕はノゲイラファンの一人ですし、この日記は決して「ノゲイラが弱い」という内容のものではなく、単に、誤って伝わっているであろう彼の柔術家としての実績を正しく伝えることが目的なので、勘違いなさらないで頂きたいです。

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラという格闘家をご存じでしょうか? 柔術の寝技(関節技や絞め技)を武器に、総合格闘技の世界で活躍している選手です。PRIDEでは、ヒョードルやミルコとともに「3強」と呼ばれています。

彼のプロフィールでよく記載されているのは「ブラジリアン柔術(世界)選手権3連覇」というものがあります。柔術の世界には、通称「ブラジレイロ」と「ムンジアル」という、2つの大きな大会があります。前者はブラジル(国内)選手権、後者は世界選手権との意味で、一般的にもそのように表記されるケースが多いです。名前からすると後者の方が格が上に感じられますが、最近までは先発のブラジレイロの方が権威があったりしました。現在はムンジアルが重視される傾向にあります。さらには新しく出来た「コパ・ドムンド(ワールドカップの意)」も同等に近い評価をされるようになりました。

話を戻しますと、ノゲイラの「3連覇」ですが、一般的には「96〜98年」とよく記載されています。しかし、ブラジレイロでもムンジアルでも、優勝者どころか出場者にもノゲイラの名前は見あたりません。「黒帯」の部では。。。

そう、何が言いたいか感がいい人はもうわかりましたね? 柔術の選手権は、「体重階級」だけでなく、「帯」の色で出場クラスが分かれているんです。しかも、他の帯でも「3連覇」なんてしている記録はありません。

また「全米柔術選手権2階級制覇」というのもよく見かけます。これはおそらく「パンナム選手権」を指していることと思われます。「パンナム」も前出の3大会に次ぐ大きな大会です。確かにノゲイラは99年に2階級制覇していますが、これは茶帯のクラスでした。この優勝後、黒帯が与えられています。

また、多くの柔術家やレスリング選手が出場する、「寝技世界一を決める」大会、通称「アブダビ・コンバット」というものがあります。柔術に似ていますが道着を着用しないので、総合格闘技へのステップとしても、多くの柔術家がチャレンジする大会。もちろん、ブラジルや日本でもとても注目されていて、歴代出場者には、ホイラーやヘンゾといったグレイシー一族はもちろん、ヒカルド・アローナ、マリオ・スペーヒーらノゲイラの同僚たち、マーク・ケアー、リコ・ロドリゲス、ティト・オーティズといった歴代UFC王者が名前を連ねている。日本からも、唯一の日本人王者である菊田を始め、須藤元気、五味、宇野馨、マッハ、高阪、エンセン、田村ら有名選手が数多く参戦している大会である。

そのアブダビにも、ノゲイラは参戦していますが、前出のリコ・ロドリゲスに2回戦で1本負けしています。ちなみにリコとはPRIDEのリングで再戦し、微妙な判定でリベンジしています。

ただし、ノゲイラは黒帯獲得後、総合に力を入れたためか、「黒帯」の試合にはほとんど出ていません。(※「1999年のムンジアルの黒帯の部で疑惑判定で3位だった」という記載は見つけたのですが、これも裏が取れませんでした。) なので、現在の柔術家としての実力は分かりません。実際に、「茶帯」優勝(→黒帯獲得)直後に「黒帯」で優勝または準優勝する選手もいますしね。
極真空手でもたまにいますよね? 茶帯で全日本入賞しちゃう若手が。

なので、ノゲイラを「柔術王者」と呼ぶのは、いささか疑問に思う次第です。

総合格闘技を主戦場にしていて、かつ前出の大会等で実績のある選手には、ノゲイラの先輩のマリオ・スペーヒー選手やムリーロ・ブスタマンチ選手等がいます。

コメント(4)

ところで、成績一つ発見しました。97年にムンジアルの紫帯(茶帯の下)で、準優勝しています。ペサディシモ級(97キロ超)です。あと99年パンナム茶帯2階級制覇も事実のようです。ちなみに弟ホジェリオは00年にムンジアル茶帯ペサド級で準優勝というのがあります。
恐らくなんですが、同姓同名かも知れませんが、
99年のムンジアルで無差別級3位入賞=準決勝敗退というのがありました。
ちなみに優勝者&準優勝者は柔術の強豪です。
これは有名な話なので恐縮ですが、
2000年のアブダビコンバットでは、
2回戦でリコ・ロドリゲス(後のUFC王者)に膝十字固めで一本負けしています。
リコは決勝でマーク・ケアに負け準優勝。

リコとはプライドで、お互い前王者同士として再戦し、微妙な判定でノゲイラが勝ちました。
リコは試合後「俺が高田道場だったら勝っていた」と。

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