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R博士の格闘技研究室コミュのじゃあ、空手は強いのか?

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について考察します。おきあがりこぼしさんからの要望がありました。

ボクシングと同様、空手出身選手のK-1や総合格闘技、および他ジャンルでの成績をまず調べてみることが、一応の「筋」だが、「空手出身」の定義が難しい。

空手は「武道」という側面から、肉体鍛錬とともに礼儀作法を学ぶという、青少年の精神教育として、入門する(親がさせる)ケースが多いため、格闘技の「入り口」が空手だったという、格闘家はかなり多いだろう。「小学校までは空手をやっていた」選手を「空手家」としてしまっては、何か違う気がしますね?
また、田舎で打撃格闘技をやろうと思ったら、空手道場くらいしか身近にない現状もこの傾向を強めている。
なので、空手である程度の実績を持つ「空手家」に限定してみたいと思う。
※空手を子供の頃にやっていた有名格闘家には、ボクシングの薬師寺保栄がいる。たしかに、彼のモーシ腑鵑両?気ぅ献礇屬筌好肇譟璽箸砲蓮∪?澆畄呂龍?蠅留洞舛魎兇犬覆い錣韻任呂覆い???
さらに、最近話題の亀田兄弟もみな空手経験者で、団体等はまだ詳しく調べたことはないが、小学生時代には長男は世界王者になっていたはず。二男、三男も全日本優勝レベルの成績だった記憶がある。

さらに、士道館や新空手系のように、キックとの線引きが難しい場合もあり、なかなか困難な作業にはなると思うが、とりあえず進んでみよう。

コメント(38)

一部、文字化けが起きているようですね。
文字化け部分は、

※空手を子供の頃にやっていた有名格闘家には、ボクシングの薬師寺保栄がいる。たしかに、彼のモーションの小さいジャブやストレートには、寸止め系の空手の影響を感じないわけではないが。。。

です。
やっぱり空手の定義って難しいですよね。

例えば、武蔵。練習はほとんどキックボクシングですよね。空手家としての実績は正道会館の空手ワールドカップ4位。たまに型を稽古をしているシーンも映るけど、ウォーミングアップや精神修行、または子供達へ教える師範として、ですからね。

さらに、70年代に起こった、ベニー・ユキーデ等の「マーシャルアーツ」ブーム。彼らは当時最も権威のあったWKAという団体の王者なんだけど、WKAのKはKARATEのKなんですよね。WORLD KARATE ASSOCIATION。じゃあ、彼らも空手家かというと、、、

なので、以下のように勝手に定義します。

空手ルールの全国大会で、上位入賞経験があり、本人自身が「空手家」と名乗っている選手。
質問者は極真空手を学んでいるそうですので、フルコンタクト系空手家のことから調べていきますね。

※伝統派とフルコン派は、あまりにもスタイルが異なり、同じ競技とは言えなくなっている。さらに、伝統派の上位選手が他競技に参加するケースは極めて少なく、データが乏しい。

余談だが、僕個人的には伝統派の空手の方が、他競技への対応の点では、フルコン派より優れているのではないだろうかとも思っているが。。。

まずは、K−1を代表とする立ち技格闘技(空手ルール以外)での、空手家の他競技選手との対戦成績をまとめてみます。
まず、フルコン系空手家の代表格と言えばこの人、アンディ・フグ。
87年の極真全世界大会準優勝の実績は外国人空手家の中でも、特筆すべき存在だろう。

アンディ・フグのK−1全戦績
37勝9敗1分け(22KO)

空手家同士の対戦を抜くと

エリック・アルバート 2R KO勝ち
ブランコ・シカティック 5R 判定勝ち
パトリック・スミス 1R KO負け
パトリック・スミス 1R KO勝ち
ジェフ・ルーファス 2R KO勝ち
ロブ・ファン・エスドンク 4R KO勝ち
マイク・ベルナルド 3R TKO負け
ピーター・クレイマー 1R KO勝ち
デニス・レーン 2R KO勝ち
アーネスト・ホースト 判定負け
マイク・ベルナルド 2R KO負け
ジェロム・レ・バンナ 判定勝ち
バート・ベイル 1R KO勝ち
バンダー・マープ 1R KO勝ち
アーネスト・ホースト 判定勝ち
マイク・ベルナルド 2R KO勝ち
チャンプア・ゲッソンリット 2R KO勝ち
スタン・ザ・マン 2R KO勝ち
ピーター・アーツ 1R KO負け
マイク・ベルナルド 判定勝ち
ピア・ゲネット 1R KO勝ち
ピーター・アーツ 判定勝ち
アーネスト・ホースト 判定負け
カーティス・シュースター 判定勝ち
ピーター・アーツ 判定勝ち
マイク・ラブリー。隠辧。烹肋,
マーク・ラッセル 2R KO勝ち
レイ・セフォー 2R KO勝ち
ピーター・アーツ 1R KO負け
レイ・セフォー 4R KO勝ち
ステファン・レコ 判定勝ち
モーリス・スミス 判定勝ち
天田ヒロミ 1R KO勝ち
アーネスト・ホースト 判定負け
ミルコ・クロコップ 判定勝ち

27勝8敗(17KO)
※空手ルールの大会での実績がほとんどなく、スタイルがキックボクサーに近い武蔵と、佐藤塾の関東大会で実績があるノブ・ハヤシとの対戦成績は一応含めなかった。
次にフランシスコ・フィリォ。
99年の極真全世界大会優勝。実績文句なしのフルコン系空手家。

K−1戦績
15勝7敗2分け(9KO)

空手家同士の対戦はフグ戦、グレコ戦のみなので、
空手家以外との対戦成績は
13勝7敗2分け(7KO)
この他、K−1ルールやキックボクシングといった、空手ルール以外の立ち技打撃ルールに進出した著名空手家に、

マイケル・トンプソン 極真世界大会4位
佐竹雅昭 正道会館全日本3連覇他
角田信朗 極真全日本ウェイト制4位
ジャン・リビエール 極真世界大会4位
ジョニー・クレイン 極真世界大会8位入賞
黒沢浩樹 極真全日本選手権優勝 世界大会3位
グラウベ・フェイトーザ 極真世界大会4位 世界ウェイト制2位
ニコラス・ペタス 極真世界大会5位入賞 世界ウェイト制3位

さらには、極真世界大会出場した、ピーター・スミット、ジェラルド・ゴルドー、サム・グレコ、

正参餞杼監?楞?蠍?莨/塀仄圓任蓮?綫鄙鑁掘▲▲瀬燹Ε錺奪函?眤抉福?直綏謬廖∋勸多妓隋

大道塾の西、長田、加藤、市原、士道館の村上らがいる。

うーん。。。大変だw

フグやフィリォだけの戦績では「空手が強い」ことにはならないですからね。
↑なるほど、なるほど、さすがは研究室のメンバーです!
どのルールがどのジャンルに有利かを論じてしまうと、キリがないんですよ。「素手なら」「服を着ていれば」「マットがコンクリートなら」「場所が限りなく広ければ」「目潰し金的があれば」、、、
それぞれのジャンルの競技者が、それぞれの優位点不利点を抱えながら、「双方が容認した」同一ルールで戦っているわけです。
それくらいの「誤差」を修正する適応力、柔軟性も「能力」の一つとも考えられるのではないでしょうか?

寝技が出来る寝技を禁止されているルールで戦うといった極端な例もありますが、それでもそのルールを容認した以上は、その勝敗は無視すべきではないと考えます。

おきあがりこぼしさんの意見はは空手側からよく出る意見なのですが、キック側を擁護すると、グローブ着用は空手家に有利な点も、出てくるんです。せっかくですので、K−1ルール見てみましょう。

■グローブ着用
空手家に不利という意見はおきあがりこぼしさんの挙げたとおり。
ただし、グローブ着用しなければ、パンチのブロッッキングが難しくなる。頭部への攻撃に不慣れな空手家にとって、ブロックは容易に習得しやすい技術であるため、多くの空手出身K−1ファイターにとっての重要な防御法。パンチでの頭部への攻撃および防御に長けたキックボクサーが有利と言うことも出来る。
また、グローブがなければ、ムエタイ系キックボクサーの得意の首相撲からの攻撃も、逃れにくくなるだろう。

■3分3(5)ラウンド制
最近はこれも主流になってきたが、5ラウンド以上の試合もあるキックボクサーにとっては、もっと長丁場の方が若干有利ではないだろうか。

■トーナメント制(グランプリ)
これも最近当たり前になったが、トーナメントに慣れた空手家に比べて、キックボクサーに不利に働くことはあっても、有利とは言えない。

■ヒジ攻撃の禁止、首相撲からヒザの制限
これらもムエタイ系キックボクサーが得意な攻撃を制限しているルールだ。

つまり、K−1ルールは、グローブ着用の点を重要視され、「キックボクシングに有利で空手家に不利」なルールと言われてきたが、必ずしもそうとは言えないのである。さらには、判定においては、団体そのものが空手団体を母体としていることから、空手家に有利に働く場合も多いことも否めない。
話を戻しますね。

佐竹雅昭
正道会館全日本3連覇他

極真の大会には出場していないが、当時佐竹に全く勝てなかった同門の角田が全日本ウェイト制4位に入賞。同じく佐竹に敗れた白蓮会館のエース南豪宏が準優勝していることから、「空手代表」としても、ここに挙げても良い存在と思われる。

K−1戦績
21勝12敗2分け(13KO)

空手家以外との対戦
14勝8敗1分け(10KO)

ここでも武蔵、同様の理由で中迫を一応含めなかった。清原定一選手は空手家ではなく日本拳法出身なので「空手家以外」に含めた。ちなみに外国人空手家との対戦は、フグ、トンプソン、グレコ、ジャン・リビエール、フェイトーザ(トータル3勝2敗1KO)。

またK−1以外での「空手家以外」との、グローブ打撃ルールでの対戦には、

全日本キック(佐竹のグローブデビュー戦)
ドン・中矢・ニールセン(キック) KO勝ち

「格闘技オリンピック(正道会館主催)」で
キック/空手ミックス・ルール
モーリス・スミス 引き分け ※判定はなしのため
※ただしダウンを奪われる事実上完敗

マット上でキックルール
アマッド・モハメッド KO勝ち

キックルール
ピーター・アーツ 引き分け ※判定はなしのため
内容的にはアーツが押していたが、健闘

リングスのグローブマッチで
ピーター・ウラ KO勝ち
ロブ・カーマン 引き分け ※判定なしのため

トーワ杯で
阿部健一(シュートボクシング/ボクシング) KO勝ち
石川雄規(プロレス) KO勝ち

オーストラリアでキックのタイトルマッチ
スタン・ザ・マン 引き分け

がある。もしかしたら他にもあるかも。
↑凄い情報量ですね。マジ博士ですよ。りょうすけ博士でR。素晴らしい。情熱を感じます。俺はもっと勉強しないと駄目だな
次、ちゃんと総合やりますから!!笑
もうちょっと待ってて下さい♪
フランシスコ・フィリォ
外国人初の極真全世界大会優勝者。世界ウェイト制も制し、100人組手も難なく完遂。

K−1戦績:15勝7敗3分け(8KO)

空手家以外との対戦成績
12勝7敗3分け(5KO)
※空手家との対戦はフグ戦、グレコ戦。また中迫戦を上記の理由から一応省いた。
外国人極真上位入賞経験者をまとめて
グラウベ・フェイトーザ
97年極真世界ウェイト制重量級準優勝
99年極真全世界大会4位入賞

K−1戦績:4勝9敗1分け(4KO)

空手家以外との対戦
3勝7敗(3KO)
空手家との対戦は、佐竹戦、フグ戦がある。

ジャン・リヴィエール
91年極真全世界大会4位

K−1戦績:1勝4敗(1KO)
非空手家と:1勝2敗(1KO)


ジョニー・クレイン
91年極真全世界大会8位入賞

K−1戦績:1勝2敗(1KO)
非空手家と:空手家と対戦なし


ニコラス・ペタス
95年極真全世界大会5位入賞
97年極真世界ウェイト制重量級3位
99年極真全世界大会5位入賞

K−1戦績:5勝6敗(4KO)
非空手家と:2勝6敗(2KO)
※武蔵、中迫、ノブ・ハヤシ戦を上記の理由で排除


マイケル・トンプソン
87年極真全世界大会4位

K−1戦績:6勝5敗(4KO)
非空手家と:4勝4敗(4KO)


戦績が悪くなってきたぞぉ
日本人極真戦士も見てみましょう

野地竜太
98年極真全日本大会4位
99年極真全世界大会7位入賞

K−1戦績 1敗1分け
※それ以外のキック系ルールでの戦績は3勝2敗(2KO)
「一撃」で武蔵、ユルゲン・クルト
全日本キックで、DEION、安部康弘、エドウィン・ガーテンバック
トータル:3勝3敗1分け(2KO)
非空手家と:3勝3敗(2KO)

黒澤浩樹
84年極真全日本大会優勝 初出場で優勝 最年少
85年極真全日本大会準優勝
87年極真全世界大会6位
91年極真全世界大会3位
95年極真全世界大会6位入賞
他、数々の上位入賞歴を誇る。

K−1戦績:3勝4敗2分け(2KO)
非空手家と:1勝2敗1分け(1KO)
空手家箸漏囘帖?湿紂∋勸臓⊃榲弔搬仞錙
武蔵と同様の理由でグレート草津戦も排除。
黒沢浩樹の文字化け部分は
「空手家とは角田、村上、子安、須田と対戦。 」です。
ここまで、若干、勝ち越しといったところか?

でも、これが、モーリス・スミス、ロブ・カーマン、ピーター・アーツ、スタン・ザ・マン、アーネスト・ホースト、ブランコ・シカティック、ジェロム・レ・バンナ、レミー・ボンヤスキーといった、トップクラスのキックボクサーのみの対戦成績となると、、、

フグをまず見てみると、
アーツ戦:2勝2敗
ホースト戦:1勝3敗
と五分とはいかないが、どちらにも勝利している。
モーリス・スミスやスタン・ザ・マン、ブランコ・シカティックといった往年の名キックボクサーには勝利しているし、レコ、バンナ、セフォー、ミルコといった後期K−1の上位選手にも負けていない。特にグローブ転向直後に、シカティックに勝利したのは高く評価できる。

フィリォは
アーツ戦:1勝1分け
ホースト戦:1勝2敗
と、こちらも互角の戦績。
他のK−1優勝経験者のキックボクサーとも、
マーク・ハントには敗れたが、レミー・ボンヤスキーには勝っている。
一撃のイメージほど、倒せてはいないため批判や失望も多いが、一流キックボクサーとも十分渡り合っている。
特に、K−1デビュー戦で、K−1王者のフグ(空手出身だが)にKO勝利したことや、2004年にボンヤスキーからダウンを奪い唯一の土を付けたことは高く評価できる。

極真世界大会の決勝進出者2人は、それなりの成績を残していると言えるのではないだろうか。

佐竹雅昭
アーツ、ホーストには歯が立たなかったが、デビュー戦でドン・中矢・ニールセンに勝利したことや、シカティック(1勝1敗)、スタン・ザ・マン(1勝1分け)と互角に渡り合ったのは、微妙な判定が含まれているとはいえ、高く評価できる。
他にも検証すべき空手家はいるが、ここまで見て頂いて、キックルールに近い立ち技ルールでも、圧倒的に「強い」とまでは言えないかも知れないが、決して弱くないとは言える。

確かに、フェイトーザやリヴィエール、黒澤のように、実績を挙げられていない選手もいるが、一方で、トップキックボクサーとの対戦でも互角以上に渡り合ったK−1戦績15勝2敗の金泰永(正道会館)もいるし、ホーストと引き分けてボンヤスキーにも勝利しているK−1戦績4戦無敗のセーム・シュルト(大道塾出身)もいる。

ちなみに、空手やキック以外の立ち技格闘技といえば、ボクシングが代表的だが、空手出身のボクサーは、

94年極真全日本大会8位入賞(分裂以前)の川原奈穂樹が、全日本新人王獲得、日本ミドル級タイトルにも挑戦(2RKO負け)している。最高位は日本ミドル級8位。

87年大道塾北斗旗4位の荒井秀顕が、89年アマチュア全日本ミドル級王者になり、プロ転向。4戦目に日本ミドル級タイトルに挑戦したが、こちらも4RKO負けしている。

ちなみに、東洋太平洋スーパーフェザー級暫定王者を獲得した藤田和典選手は、「極真出身」をウリにしているが、極真時代にこれといった戦績が見つからないため、ここに含めない。

参考まで。

次は総合格闘技での「空手は強いか」を検証します。
みなさん一緒に拍手! りょうすけ博士でR! R博士でR!

お見事です。日本一の格闘技研究室!

いやー今日からR博士の格闘技研究所!でR
すばらしいですねー。すでに予定には入ってるとは思いますが、アマレス(フリー部門/グレコ部門)もリクエストします!
(くろ田)さん写真の子供さん、可愛いですね!
「空手家(フルコン系)は総合で強いのか」行きます!

まず、いつも通り、結果の検証。
日本人から行きましょう。空手家と言えば日本人でしょ。

まず有名なのは
ホイスに敗れた大道塾の西良典と市原海樹。
でも、ヒクソンやホイスには誰も勝てなかったので、これは仕方ないと言える。

次にマイナーどころで、

松本保則(士道館)
士道館全日本選手権3連覇(80〜82年)
※事実関係は未調査。当時の士道館のレベルも未調査
※ただ松本は士道館USAの支部長であることから、士道館内では実績がある選手であろうと考えられる。

■士道館
極真の猛虎としてしられる添野氏が独立し作った流派。同じく極真出身の大道塾が出来るまで最も過激なルール(つかみ、掌底顔面、投げアリ)で知られた。キックボクシングへも多く人材を輩出している。村上竜司や佐藤堅一など。

話戻る

この松本保則って人は、MMA初期(UFC誕生から数年間)に、各地で同様の大会が開かれたが、その頃活躍した空手家。優勝もしている。士道館優勝からは10年以上。

95年から97年の間に、確認できただけで11戦し、6勝4敗1分け(勝利は全てKOかTKO)。これだけでも、年を考えればなかなかだが、敗北の4敗はパット・ミレティッチに2敗、ジョアン・モットに2敗と、よく知られた選手である。
ミレティッチとの再戦は15分以上に渡る激戦だった。

パット・ミレティッチ
総合デビュー戦で松本と対戦。マット・ヒュームに敗れるまで総合15連勝。その後もスバーン、中尾受太郎、アンドレ・ペデネイラス、田村潔司、カーロス・ニュートン、マット・リンドランドといった強豪と戦い28勝6敗2分けの好戦績を残している。自身が率いるチームのリーダーとしても、マット・ヒューズ、ティム・シルヴィア、ジェンズ・パルヴァーといったUFC王者クラスの選手を育てた。

ジョアン・モット
小路晃、ムリーロ・ブスタマンチに敗れている。まあ仕方ないと言えば仕方ないか。ブスタマンチはもちろん、あの頃の小路は強かったから。

逆に勝った選手を検証しよう

マーク・ハンセン
松本戦がデビューだが、その後3連勝。その中には後に「MMAの鉄人」と呼ばれるジェレミー・ホーンに一本勝ちも含まれている。デビュー直後のホーンとはいえ大したもん。

デニス・リード
この人も松本戦がデビュー。その後、総合を70戦以上戦っている(勝敗は五分五分くらい)。既出のスバーン、ホーンや、トラヴィス・フルトン、エヴァン・タナー、ギルバート・アイヴル、ヴァレンタイン・オーフレイム、リッチ・フランクリン、デイヴ・メネーといった名前を知られる相手には勝てていない。でも、負けながらも総合30勝以上は立派。


ちなみに松本、西、市原ともみな空手の前に柔道を経験し、黒帯の実力ではあるが。。。
かわいいでしょ(オヤバカ)>アンディさん
真面目に可愛いですよ。お世辞抜きで!
佐竹雅昭
PRIDE戦績:1勝7敗

コールマン、メッツァー、小川、安田、ボブチャンチン、ジャクソンらに敗退。

岩崎達也
極真空手全日本ウェイト制優勝
世界選手権2度出場
シウヴァと対戦し1R1分16秒レフェリーストップ

岩崎は全盛期からずいぶん時間が経っていたが、、、

野地竜太
極真世界大会7位入賞
パンクラス入団後、初戦キックボクサーのハイサマンに12秒で敗退。寝技うんぬん以前で負けてしまった。
デビュー2戦目、パンクラス入団当時のメンバーだった柳澤龍志に判定勝ち。これは評価できるかも。

と、芳しい戦績は残せていないようだ。
まあまあの人と言えば、
ジャン・リヴィエール
極真世界大会4位入賞の巨漢空手家
総合戦績:2勝1敗

ペドロ・オタービオ、アマウリ・ビテッチ(柔術の強豪)に勝利したメストレ・フッキと、デビュー戦のカーロス・ニュートンに勝っている。巨体を有効に活用したという感じ。巨体もフルコン空手家の強みではあるが。
ここまで、空手家の総合戦績は10勝16敗1分け。
やはり結果は残せていない。

そんな中、総合の世界で活躍しているのは、
大道塾の北斗旗無差別級を2連覇したセーム・シュルトだ。

北斗旗制覇後、パンクラスへ参戦。最初は寝技にとまどい、負けが多かったが、すぐに寝技に対応し、パンクラス王者になった。この頃にはメッツァー、近藤、高橋らに一本勝ちしている。

その後UFCやPRIDEに参戦し5勝5敗。
微妙な数字だが、敗戦はヒョードル、ノゲイラ、ジョシュ・バーネット、ハリトーノフだから仕方ないか。ピート・ウィリアムスやガン・マッギーに勝利している。

総合通算戦績:23戦14勝1敗

ただ、2メートルを超す巨体ゆえ、空手が強いと言うより、シュルトの肉体的優位性が、その戦績の理由のような気がしないでもない。
ところで、そのシュルトが優勝した大道塾という空手団体は、「実践空手」を謳い、早くから顔面パンチや組技を積極的に取り入れてきた、先見の明のある空手団体である。
※ちなみにシュルトは大道塾の空手家ではないのだが。

ただ、最近の大道塾は寝技のある空手というより、打撃のある柔道といった趣があり、上位選手はほとんど柔道有段者であるので、ここでは参考程度に止めておきたい。

秋山賢治(現禅道会)
北斗旗重量級2連覇(95,96)

山本喧一と時間切れ引き分け(判定なし)
パンクラスに参戦し
美濃輪、石井大輔に一本負け


山崎進
北斗旗重量級連覇(98&99)
修斗の中尾受太郎に判定勝ち
パンクラス美濃輪に引き分け(判定なし)
 ※ただし内容は押されていた

小川英樹
北斗旗軽量級5連覇&中量級2連覇
修斗ライト級王者(当時)の田中健一と引き分け
 ※ただし、小川は道着着用

主だったところはこんな感じ。
技術的なところで考えると、第一に寝技が出来ないってこと。さらには寝技に持ち込ませない技術(タックルを切る)に長けていないことが、この結果になっていると考えられる。

■俊敏性が高い(タックルを切る)
■一撃必倒級の打撃技がある(倒すのはもちろん、相手が近付きにくい)
■パワーがある(立ち技での組合い、寝技になった時の防御)

これらの少なくとも2つを持っていないと、打撃格闘家は総合じゃ勝てないのではないだろうか。特に柔術家やレスラーに対しては。

さらに、極真系空手家は顔面パンチへの対応もしなくてはならないので、さらに大変かも。
最近は、シュルトとフェイトーザが大活躍していますね♪

他に空手の有名選手がK−1や総合に挑戦した例があれば、教えてくださいm(_ _)m
先日、極真軽量級王者で、子供の頃から「天才」と言われた小宮山大介選手が、キックルールでデビューしましたがKO負けしました。

パンチと首相撲への対応が全く出来なかったのが敗因です。
金泰泳選手が元アマレス全日本王者の石沢選手に勝利しましたね。
さらに田村潔司選手にも勝利。
スゴイですね!

せっかくなので、金泰泳選手について。

恐らく最もキックボクシングに適応した空手家と言えるのではないでしょうか。

チャンプア・ゲッソンリットと1勝1敗、オーランド・ウィットに3戦全勝、グルカン・オズカンに1戦1勝、港太郎に2戦2勝、イワン・ヒポリットには判定負けしているものの、世界のミドル〜ライトへヴィー級のトップ選手相手に互角以上の成績を残している。
さらにはヘヴィー級のスタン・ザ・マンにも勝利。
2007年の復帰後にも藤本祐介をKOしている。

復帰後には総合ルールにも挑戦し、初戦の秋山には惜しくも敗れるも、石沢、田村に連勝。

アレキサンダー・ピチュクノフ

この選手も最近K−1でがんばっている空手家ですね。

空手時代は99年の世界選手権3位、05年の世界ウェイト制重量級3位という成績があります。

キックでは、中迫、富平、堀といった日本人上位選手を全く寄せ付けず、マイティー・モーとも負けはしましたが、ダウンの応酬の好試合を繰り広げました。

シュルト、フェイトーザ、ピチュクノフ、金、、、
最近、空手出身の反撃が目を見張ります。

次はテイシェイラでしょうか♪
懐かしい映像を発見したので紹介します♪
http://jp.youtube.com/watch?v=OQu4qFR3OjU&NR=1

極真出身キックボクサーのピーター・スミットと、外国人迎撃専用ムエタイ戦士チャンプア・ゲッソンリットの対戦。

第4回極真世界大会五回戦で、黒澤浩樹選手と好勝負を見せた。
その後、ロブ・カーマンを倒すなど、キックボクシング中軽量級を沸かせた。
これはちょうどその後の試合。

他にも、佐竹と空手マッチで対戦したり、ヘヴィー級のモーリス・スミスに挑んだり、格闘技界を賑わせた選手。

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