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R博士の格闘技研究室コミュのボクシングは強いのか?

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アンディさんの要望により、このテーマを考察します。

そりゃ、ボクシングのルールで戦えば、当然、ボクサーが最も強いのは当たり前ですよね? 同様に、柔道ルールなら柔道家、レスリングルールならレスラー。競技人口が多い競技は特に、他競技からの転向組がすぐにトップクラスに勝てることはまずないでしょう。

なので、日本で特によく知られるK−1ルールや総合格闘技ルールでは、どうなのかを検証します。

コメント(30)

テレビを見ていて何時も感じる事は、総合格闘技やK1に参加しているボクサーは全盛期を過ぎた、しかも、タイプ的にはハードパンチャーではなくアウトボクシングをするタイプのボクサーがほとんどです。

仮にファーストコンタクト時にハーンズやトリ二ザード、ロイ・ジョーンズ・ジュニアなどのハードパンチャーのパンチをかわす事が出来る格闘家がボクサー以外に存在するのか疑問に思います。もちろん、ボクサーの弱点は足です。しかし、超一流選手のパンチの伸びは想像以上で下段蹴りの方が有利ではありません。

是非一度現役のハードパンチャーの異種格闘技戦を見てみたいものです。
まずは、議論は置いておいてK-1出場ボクサーのK-1での戦績を確認しましょう。

※戦績はK-1参戦時
-------------------------------------------
■フランソワ・ボタ
元IBF世界ヘヴィー級チャンピオン
ボクシング戦績:44勝5敗2分29KO1無効試合

2003.10.11
シリル・アビディ
1R0分19秒反則負け

2003.12.6
シリル・アビディ
3R判定負け 0-3

2003.12.31
藤本祐介
3R判定負け 0-3

2004.3.27
アジス・カトゥー
3R判定負け 0-2

2004.6.6
レミー・ボンヤスキー
3R判定負け 0-3

2004.9.25
ジェロム・レ・バンナ
3R終了TKO勝ち

2004.12.4
ピーター・アーツ
1R1分13秒TKO勝ち

2004.12.4
レミー・ボンヤスキー
3R判定負け 0-3

-------------------------------------------
■レイ・マーサー
元WBO世界ヘヴィー級チャンピオン
ソウル五輪ヘヴィー級金メダリスト
ボクシング戦績:32勝5敗1分24KO

2004.6.6
武蔵
3R判定負け 0-3

-------------------------------------------
■アーサー・ウィリアムズ
元IBFクルーザー級チャンピオン
ボクシング戦績:38勝11敗1分27KO

2004.6.6
アレクセイ・イグナショフ
1R1分48秒KO負け

-------------------------------------------
■ヴィンス・フィリップス
元IBFスーパー・ライト級チャンピオン
ボクシング戦績:44勝8敗1分33KO
※45勝8敗32KOという説も

2003.11.18
魔裟斗
2R0分15秒KO負け

-------------------------------------------
■シャノン・ブリッグス
元世界ヘヴィー級ランカー/世界王座挑戦経験アリ
ボクシング戦績:32勝3敗1分26KO

2004.3.27
トム・エリクソン
1R1分2秒KO勝ち

-------------------------------------------
全員トータルのK−1戦績 3勝9敗3KO
こうした結果を受けて、キック擁護派やボクシング擁護派から出てきた意見は、以下のようなものがありました。

「WBAかWBCのちゃんとしたチャンピオン連れて来い」
「40の年寄り連れてくるな」
「現役選手連れて来い」
「ハードパンチャーなら勝てる」

まずは、これらの意見を考察してみましょう。
りゅうすけさん 素晴らしい!

上記の事実から結論は出ています。

まず、フランソワ・ボタですが、K−1ではボクシング界のスーパースターと紹介されていました。

彼は黒人以外でIBFのヘビー級チャンピオンになったと言う事で話題になりました。スーパースターと紹介した事に対して、笑ってしまいましたね。爆笑です。

しかもIBFです。確かにIBFには素晴らしいチャンピオンがいます。それは一部のスター選手です。

世界チャンピオンとはWBC、WBAのタイトルを取った者の事を言うのです。

その中でもハードパンチャーと言われる人間は天才しかいません。K−1が最強と言うのであればトリ二ザードやロイ・ジョーンズ・ジュニアに勝ってからです。全盛期をすぎたタイソンとかじゃなく最強を名乗るなら最強の男。世界最高の名誉と世界最高の富を受けた者に挑戦するべきです。

世界最高の名誉と世界最高の富を受けたものがチャンピオンです。

彼らは負けるのは分かってますから、獲得には動かないでしょうが・・・

現役ではなく全盛期を過ぎたIBFの世界チャンピオンにジェロム・レ・バンナ が負けている事からボクシングは間違いなく最強であると断言します。
↑すみません。生意気言って。戦ってる男の姿には打たれるものがありますよね。格闘家は素晴らしいです。私の家の斜め前にムエイタイの名門ジムSRAがあります。宮地の交差点です。あれだけ練習に練習を重ねても負ける時は一瞬です。みなさん世間に負けずに頑張って生きて行って欲しいですね・・・

とは言ってもやはりボクシングが最強ですよ!

コブシ一つにかける男のロマンです。

パナマにはロベルト・デュランの日があるんですよ。

歴史と名誉と富がボクシングにはあるのです。

世界チャンピオンはオリンピックメダリストと同じように名誉が与えられるのです。
高い入場料とるんだからリアルファイトを見せてくださいよ!

本当に世界最高最強の男が誰なのか?

分かるならテレビの視聴率は100%になりますって!

英雄なんですからねー!

マイクタイソンの全盛期とかジョージフォアマンの全盛期に勝てる男がいるならボクシングのリングに上がれば良いんですよ!

世界最高の名誉と世界最高の富が得られるのですよ。

ファイトマネー50億円もらえるんですよ!

お子様の世界じゃないんですから富と名誉です!
「WBAかWBCのちゃんとしたチャンプ連れて来い!」
に関して検証する。

マイク・タイソン
イヴェンダー・ホリフィールド
リディック・ボウ
レノックス・ルイス
バージル・ヒル
ロイ・ジョーンズ
ジェームズ・トニー
マイケル・ナン
バーナード・ホプキンス
テリー・ノリス
フェリックス・トリニダード
フェルナンド・バルガス
メルドリック・テーラー
フリオ・C・チャベス
パーネル・ウィテカー
コンスタンチン・ヅー
シェーン・モズリー
ディエゴ・コラレス
ナジーム・ハメド
オーランド・カニザレス
ジョニー・タピア
マイケル・カルバハル
ウンベルト・ゴンザレス
リカルド・ロペス

いきなり、ずらっと並べてみたが、ボクシングファンなら誰でも知っているような90年代を代表する名ボクサー達。

この人達、みんな90年代にIBFのベルトを所持したことがある選手。ここにいないのは、マルコ・アントニオ・バレラと異常なまでのWBCびいきのエリック・モラレスくらいでしょうか。
彼らにしたって、バレラはWBOのベルトは獲ったし、モラレスも2000年代に入ってIBFを獲得。

IBFが格下だったのは80年代までの話で、現在はWBAやWBCより同格だと言って差し支えない。特に中量級以上は。

※メキシコ人は自国に本部のあるWBCを好むので、メキシコ人が多く活躍するフライ〜フェザー級あたりだと、若干WBCに強いメキシカン王者が誕生しがちではある。ただ、K-1等に呼ばれるボクサーはウェルター級以上なので、ほとんど無関係と言っていい。
さらに付記すると、

90年代以降に行われたWBAまたはWBC王者とIBF王者との統一タイトルマッチは8勝8敗2分けの全くの五分である。
※中にはWBA&WBCの統一王者との対戦(2勝2敗)も含まれている。

「IBFが格下」とは言えないのではないだろうか?
むしろIBFはウェルター級以上のボクサーが多い米国に偏重している団体なので、この階級あたりだと王者の質は上である場合も多い。

同じくWBOに関して言えば、対WBCはまだ調べていないが、少なくともIBF王者との統一戦においては、4勝2敗と勝ち越している。

ちなみに、WBOはWBAから独立した組織で、WBAとの折り合いが悪く、つい去年まで統一戦は行われていなかった。だから、ホプキンスまで4団体統一王者がいなかったのだ。
↑マジで! 

初代のヘビー級とJウエルター級をホームズとプライアーにあげたのは知ってたけど 

マジで・・・・
驚いて頂いて光栄ですw

日本でも「(WBAと折り合い悪く、日本から遠い欧州偏重のWBOはともかく、)IBFくらいは認めるべきだ」との声も多いんですよ。
IBF加盟反対派にしても、それはIBFがレベルが低いと言っているのではなく、「これ以上王座を増やすと混乱を招く」という意見からの反対がほとんど。

IBF、WBO問題はこれにて終了させて頂きます。

ちなみにあくまで傾向ですが、
WBA:中米カリブ海
WBC:メキシコ
IBF:アメリカ
WBO:ヨーロッパ
で、人気や権威が高い傾向にあります。
最近はその傾向もずいぶん薄れつつありますが。
次に「40の年寄り連れて来るな」「現役選手連れて来い」という意見を考察します。
私は思うのですが人間の一生は短い。その中で何を極める事が出来るのか。

総合格闘技の中でも万能に近い選手はいます。しかし、パンチも一撃必殺、蹴りも、寝技も・・・しかも、ディフェンスも完璧。こんな選手いるのでしょうか?

スピードとディフェンスの2点においてボクシングは世界一の格闘技だと断言します。

その中でも現役のスーパースター選手のパンチスピードは人間離れしています。ディフェンスもそうです。

同じ選手でも40過ぎてからと全盛期では別人です。

トーマス・ハーンズの全盛期パンチをコマ送りで見てください。あの当たる瞬間にナックルがかかるパンチ。もの凄い回転です。上から下に打ち抜く回転のかかったパンチ。あんなのボクサー以外で絶対によけられませんよ。

とにかく一度スーパースターでハードパンチャーの異種格闘技戦を見てみたいのです。
K-1に参戦した選手のほとんどが、ヘヴィー級または、その下のクルーザー級のチャンピオン。

ボクシングは意外と選手寿命が長い競技で、特に体重が重い階級ほどその傾向が強くなる。

マーサーやボタが負けたあと、周りが求めたホリフィールド、タイソン、ルイスだってみんな40近く。

ホリフィールドは38歳まで王者だったし、最後に王座挑戦して判定負けしたのは40歳。

ルイスも03年にビタリ・クリチコに勝って引退したときは38歳。

先ほど名前の挙がった80年代のヘヴィー級王者ラリー・ホームズも38歳まで。相手がタイソンじゃなかったらもっと防衛したかも知れない。最後にタイトル挑戦して判定負けした時は45歳。

言うまでもなく、ジョージ・フォアマンは45歳で世界ヘヴィー級王座に返り咲いたし、モハメド・アリも37歳まで王者だった。

ボクサー、特にヘヴィー級選手は結構40近くまで一線級で戦えるのだ。
男は一芸にいかに秀でるか・・・一芸をいかに極めるか・・・

男は職人でR。

格闘技も人生も仕事も同じでR。
最近まで、ホープと騒がれて、昨年王者になったビタリ・クリチコでさえすでに33歳ですからね。
結論から言えば、どの格闘技が強いではなく、誰が強いか?になるのだと思います。しかし、最近の総合格闘技は現実すぎて面白くない。確かに強いですよ。しかし、南米のボクサーがリングに上がるときお祈りをしてから上がる姿。なんか文化を感じるんです。ボクシングには・・

日本人のサムライ魂のような・・・
博士、ボクシングは世界中の貧しい人たちに夢と希望を与えるために、神様がつくったスポーツだと思います。

世界中で何人の貧しい国の若者がボクシングを通じて大人になった事か・・・。

格闘技にはこれが大事なのです。
では、K-1参戦ボクサーを検証してみる。

フランソワ・ボタ
K-1参戦時点の年齢:35歳
決して年寄りとは言えないのではないだろうか? さらにK-1参戦の1年前には世界挑戦しているし、世界ランカーとも引き分けている。

レイ・マーサー
K-1参戦時点の年齢:42歳
これはやや年をとっている感は否めないが、マーサーもK-1参戦1年前に世界挑戦をしている。現在も現役選手。去年も試合をしている。

アーサー・ウィリアムズ
K-1参戦時点の年齢:39歳
よほどのボクシング好きじゃないと知らない選手だが、元世界王者や後の世界王者を通算5人もやぶっているのは立派。5年前までは世界王者だったし、その後も引退せずリングに上がり、ワジム・トカレフやオニール・ベルといった無敗のホープ達と戦っている。ワジム・トカレフに敵地で判定負けしたのはK-1参戦の1ヶ月半前。現役選手でないとは言えませんよ。K-1参戦後もボクシングのリングに立っている。

ヴィンス・フィリップス
K-1参戦時の年齢:40歳
年齢より、魔裟斗の70キロより2,3階級下のスーパー・ライト級なことが、むしろ気になった。コンスタンチン・ヅーをKOして王者になったことがクローズアップされたが、防衛戦ではミッキー・ウォードやフレディ・ペンドルトンといった有名選手もKOしている。K-1参戦時には王座を失ってから4年以上だったが、王座陥落後も、バーノン・フォレストをはじめ、1年前にはシェンバ・ミッチェル、半年前にはヨーロッパのスーパーホープ、リッキー・ハットンといった実力者と戦い、判定までもつれ込んでいる。

と、いずれも王座を失ってからも、一流選手との対戦がある「現役」選手。

今読み返してみると、アーサー・ウィリアムズやビンス・フィリップスに比べて、マーサーとボタの説明が短いw

じゃあ、K-1で頑張っているボタさんだからこそ、マイナス部分も挙げてみましょうかw
先に言っておきますが、僕はK-1見る時は当然ボタを応援してますよ♪

で、このボタ選手。世界タイトルマッチに一度も勝ったことのない(もしかしたら唯一の)世界チャンピオンなんです! 残念!

ある意味珍しいでしょ? どうやって世界王者になったかは調べてみて下さい♪

でも、ヘヴィー級の世界ランカーは他の階級の王者と同等以上の価値(報酬は上)がありますから、それほど気にしなくて良いかも知れませんw
なんかフランソワ・ボタの事調べてたら、こいつカッコ良いよなー 男前だよ!まじで!白熊君!

ナイスガイですよ!良い顔してるね!

ジェロム・レ・バンナとの試合は見てないけどバンナが打ち合ったんでしょ!見てみたいな、面白そう
年齢のところで言い忘れましたが、現在最も強いとされるボクサーの一人で、史上初の4団体統一王者バーナード・ホプキンスも40歳ですね。体重的にはK-1MAX(魔裟斗)あたり。

>アンディさん
僕もボクシングファンですから、ボクシングが持っている文化的魅力、歴史的重みは理解しているつもりです。
しかしながら、検証や研究に感情を乗せてしまうと、ぶれてしまいますので、あえてそうした点に言及いたしませんことを、ご理解頂きたく思います。

「ボクシングと他の格闘技を比べること自体が無意味」といった究極の意見が出てしまうと、面白くないので。

ここはとっても下世話なことを、一生懸命に研究する、極めて無駄の多い研究室であることも、同時にご理解頂きたく思いますm(_ _)m
>アンディさん
書き込みが入れ違いになったようで。。。

これはあとで書こうと思っていたんですが、バンナ戦はもちろんですが、ボンヤスキー戦も、試合終了残り10秒のところでダウンを奪われるまでは、完全に押していましたよ。あのまま判定に入れば、ボタの勝利だったでしょう(K-1が無理矢理延長させたかも知れないが)。
話を戻します。

「ハードパンチャーなら、、、」という意見を考察します。

ハードパンチャーとして名前が挙がったトーマス・ハーンズとロイ・ジョーンズのKO率を見ると、
ハーンズ :77.9%
ジョーンズ:77.6%
確かにすごい数字である。

では、K-1参戦ボクサ爾KO率は
ボタ    :65.1%
マーサー  :75.0%
ウィリアムズ:71.2%
フィリップス:75.0%
ブリッグス :81.6%

まあ、まあじゃないでしょうか。

そりゃ、1発でKOするタイプや、連打でKOするタイプや、ダメージ蓄積させて終盤倒すタイプとそれぞれ違いますけど、彼らが極めて「パンチがない」わけではないのだ。

つまり、彼らは、全盛期のアリ、レナード、ハーンズ、ハグラー、デュラン、タイソン、チャベス、デラ・ホーヤ、ロイ・ジョーンズ、トリニダードのような、超スーパースターではないし、全盛期とは言い難いが、一流ボクサーではあると言えよう。

もし、「ボクサーが最強」なのだとすれば、超スーパースター級でなくてもある程度は勝利出来るだろうし、3勝9敗ってことにはならないのではないだろうか。
たぶん、打撃のみのK-1でもこの結果なら、総合格闘技だともっと分が悪いだろう。

結果が出てない以上、やはり「ボクシングが強い」とは言い難いのではないだろうか。
そうなんですよ。下段蹴りよりもタックルされたら一発だもんなー

やはり、面白いもので切れ味の良い刀のような存在ですよね。ボクサーは

人は切れても釘一本で刃がかける。

技が多い方が絶対に有利ですよ
個人的にはホーガンの若い時は強かったと思いますね。それと今のヒョードルも強い。熊殺しのウィリー。ベニー・ザ・ジェット・ユキーデ

しかし、見ていて美しいとは思わない。
ここで技術論を。

まず、「当たれば必ず誰でも死ぬ」とか「当たれば必ず誰でも倒す」パンチは、恐らく存在しない。

ボクシングのヘヴィー級史上に残るハードパンチャー、ジョージ・フォアマンだって、マイク・タイソンだって、判定の試合がある。もちろんKOで決めた試合だっていつも最初の一撃というわけではない。むしろ、その方が少ないだろう。
パンチを一発も当てられない試合なんて皆無に等しいのだから、もし彼らが「一撃必殺」のパンチを持っているのなら、全ての試合に4ラウンドくらいでKO勝ちしているはずだ。

つまり、キックボクサーだって、打たれ強い選手はいるはずだ。耐久力はあまり鍛えにくい能力だから、ボクサーもキックボクサーも大差はないだろう。「慣れ」の問題にしても、キックボクサーは「パンチの3倍」というキックを頭部に受けることもあるのだから、ここに差は出ないだろう。

パンチ力についても考えてみよう。これもなかなか鍛えられるものではなく、天性による部分が大きい能力だ。つまり、キックボクサーでもボクサーよりパンチ力のある選手はいる。ただし、選手層が違うからよりボクサーの方にパンチ力がある選手が多いとは言えるが。どちらかというと、ボクサーはキックボクサーよりパンチ力があるというより、「当てる」技術が高いのだ。同様によける技術も高いだろう。ボクシングは、パンチ力よりパンチを当てる技術をより多く要求する競技だからだ。

ボクサーとキックボクサーのパンチに関しての予備知識はこれくらいでいいだろう。

では、なぜキックボクサーにボクサーは勝つのが難しいのか?
技術的な面で考えてみよう。

キックボクシングだって、曲がりなりにも「パンチ」という技術が存在する競技だ。相手が「パンチしか出してこない」ことさえ分かっていれば、避けることは出来なくても、ガードくらいは出来るだろう。「一撃必殺」のパンチすら恐らく存在しないのに、「ガードされても倒せる」パンチなんて、まずあり得ないだろう。だけど、キックボクサーはガードしながらでもボクサーにキックで攻撃することが出来る。ここが大きい違いだ。
ボクシングでお互いのパンチが当たるのは、「相手もパンチのみで攻撃しないといけないから」だ。パンチを打つということは、その間ガードが出来ないから、その隙を打つ。だからパンチが当たるのだ。
ボクサーはキックボクサーと対峙する時には、「お互いがパンチしかほとんど出し合えない」距離に、近づく必要がある。さらには、相手が下がってしまわない場所、つまりコーナーへ追いやってはじめて、自分のパンチを当てられる状況と言えるかも知れない。にそれでも、ヒザ蹴りもあるし、決して有利とは言えないが。

一方、キックボクサーがボクサーに対して最大の武器は、「ローキック」だ。極真空手の選手が頭部への攻撃に弱いのと同様、普段攻撃されない部分への攻撃は、なかなか避けるのも耐えるのも難しい。数発耐えたとしても、先ほど述べた「相手に近づく」ためのスピードを奪われることも、少なくない。

こうした理由で、3勝6敗があるのではないだろうか。

キックに対する防御と耐久力を付けて初めて、キックボクサーと互角に戦えるだろう。実際にこれを身に付けつつあるフランソワ・ボタがバンナやボンヤスキーと互角以上に渡り合ったことがそれを示している。

もし、K-1参戦初戦で、つまりキック対策をほとんどしないまま、いきなりボンヤスキーやホーストやバンナなどを倒せるボクサーがいるとしたら、全盛期のマイク・タイソンだろうか。「一撃必殺」に限りなく近いパンチ力、それが相手に与える恐怖心、相手に近づくスピード、パンチそのもののスピード、それを当てる技術。こういう選手じゃないだろうか。

この中で最も重要なのは「相手に与える恐怖心」だろう。「タイソンは怖い」「当たったら負ける」というプレッシャーは、仮に1発目のパンチをガードされたとしても、「こんなパンチをまともに食らったら、、」「やっぱりタイソンは怖い」と、相手をパニックに陥れることが出来るから。

冷静に戦われたら、やっぱり勝つ可能性は、頑張って5割でしょうか。違うルールでいきなり5割はすごいことですけどね。
この議論はこれくらいでいいでしょうか?
K-1でこの程度ですから、総合ではまず勝てないでしょうね。

一流ボクサーは
まず出ない。
出ることになってもそれ程対策してこない。
負けそうになると怪我する方を怖がる。
負けても気にならないので再チャレンジしない。
でしょうね。

ただ、昔に比較すると多くの王者級ボクサー達がリングに上がるし、割と真面目に勝とうとして戦ってくれる時代になったので、嬉しいです♪

K-1でトップファイターと互角に渡り合えるようになったボタはもちろん、ヴィンス・フィリップスだってあれだけローキック受けながら最後までパンチを当てようとしていたし、マーサーだってダウンしても判定まで持ち込んだし。

このまま、総合格闘技の地位や払えるお金が高くなれば、スーパースター級ボクサーの参戦も夢じゃない、かな?

ちなみに、ボクシングの元世界チャンピオンの総合各闘技参戦成績は2勝のみです。2勝を同じ選手があげています。2勝の中には修斗で猛威をふるったエリック・パーソンも含まれています。さらには唯一の負けはヘンゾ・グレイシー!

それは、元IBFクルーザー級王者のジェームズ・ワーリングです。日本でも異種格闘技戦やK-1に出たことがありますね。

ただ、残念ながら彼はキックボクサーなんです!
キックボクサーからボクシングへ転向してたしか10戦目くらいに無敗で世界王者になりました。たしか、その時の最短KO記録で王者になって、微妙に話題になりました。
実は私はボクシングしか経験がありません。

K−1やPRIDEはまだありませんでした。

高校の時レスリング部の奴とプロレスやってタックルの早さには驚きました。

足腰が強かったのでかわせましたが、ラグビー部の奴にはバックドロップ決められましたね。

やはりパンチしか使わないボクサーと総合格闘技の選手では筋力が違うように思います。

スタンディングポジションでも横と後ろに付かれたら手がだせません。

しかし、正道会館がリングを使い極真ルールで試合をして、グローブもつけて試合をした頃から格闘技の進化は凄いですね!
格闘技の進化。その中心が日本を舞台にしている。

武士道精神、サムライ、大和魂が日本にはあるのです。

私たちの憧れ、強いボクサー。

黒人には黒人の魂がある。私たちでは勝てない物が存在する。

だから憧れるのです。あのステップ、パンチ、ディフェンスどれもが美しい。

サムライの心のように、彼らの動きは美しい。

総合格闘技ではない。

黒人の血である。
恥じめて書き込みをします。
かなり前の話のレスになってしまいます。
ごめんなさい。

格闘技はプロレスから入ったので
正直ボクシングに対しては無知といえます。
でも、フランソワ・ボタ。
彼にはかなり熱いものを感じました。
私が初めて見たのはアビディ戦でした。
確かK−1のワールドMAXかな。
その時は反則を取られて負けになりましたが、
その後、試合を見る度に
彼のパンチが冴えてくる様に見えました。
バンナ戦も見ましたよ!

単純に、ボクシングって手だけの攻撃のなので
総合格闘技のルールの中ではもちろん不利だと思います。
パンチだけが良くても勝てないと思います。
どれだけルールに対応していけるかもとても重要ですし。。

でも、ボタの戦いを見て
ボクシング出身の選手に希望を持った方も多いと思います。
これからも注目したい選手の1人です。



・・・すいません、みなさんみたいに専門知識は0ですが^_^;
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=1393580

ここに、日本ボクシング界から転向した選手を紹介しました。
応援してあげて下さいね。
あと、たまにはボクシングを見てみるのもいいですよ♪

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