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小説『Rei』 保管庫コミュの『Rei』 第3話「突然の電話」

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レイに妹のような感情を持ち出した俺は、週末のバイトを楽しみにする様になっていた。


日々の俺の生活と言えば、昼間バイトをして終ったらバイト代で近くの居酒屋に飲みに行くという相変わらずな生活だった。
堕落してるのは分かってる!でも抜け出し方が分からないのだ…。
居酒屋で店員さんや気の知れたお客さんと話をする事で気を晴らしていたのかもしれない。


今日もバイトが終っていつもの様に飲んでいた。
ふいに俺の携帯が鳴る…知らない番号だ。一体誰?
「もしもし?」
すると電話の向こうで、
「・・・・・・・・・・・あはは」
その笑い声で誰かは判った!レイだ!


慌てて店に戻る俺…店の階段を駆け上がると店からレイが出てきた。
「やっぱりお前だったのか!何で俺の番号知ってるんだよ?それに何の用?」
質問を一気にレイに浴びせる俺。
質問に答えるレイの視線が俺の後方を見ている…。
居酒屋の仲の良かった女の子もついて来ていたのだ。
「特に用は無かったんだけど…電話してみたくて従業員の名簿で調べちゃった。邪魔だったよね?」
「いや…邪魔とかでは無いんだけど…ちょっとビックリした」
実際俺から電話を掛ける事は無いと思っていたし聞く事も無いと思ってた。逆にレイから掛かって来た事に嬉しさもあった。
しかし他の女の子も居た事もあって妙によそよそしくしていた俺の心の内側をレイは見抜いていたのかも…。


その日を境にお互いの電話番号を知る事となった俺とレイは、たまに電話をする様になっていた。
バイト中に暇な時はメールしたり、更に仲良くなっていった。


そして俺の中でも微妙に気持ちに変化が…。

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