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福岡でマンガを読むコミュの押見修造「悪の華」

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「中二病」という病気がある。

というか、実際の病気ではなく
「思春期の少年少女にありがちな
自意識過剰やコンプレックスから発する一部の言動傾向」
を揶揄したり、自虐的に言ったりするための言葉で、
伊集院光のラジオ番組から生まれた言葉なのだそうである。

この「悪の華」は、別冊少年マガジンに連載されており、
主な登場人物は三人の中学二年生。
そして内容は完全に「中二病」のことを描いたストーリー。

主人公の男の子春日は、
ボードレールや渋澤龍彦を愛読しており、
密かに自分はクラスメートの凡人どもとは違うんだと
妄想している典型的な「中二病」患者。
その春日に何かと絡んでくる仲村さんという女の子は、
マイナスオーラ満載で、根拠のない強気発言で幼い男子を翻弄する、
エヴァンゲリオンのアスカ系のキャラで、
しかもルックスは綾波レイ似。

14歳の少年が「逃げちゃだめだ」と、
呪文のように唱え続けるエヴァンゲリオンのヒットから生まれた、
まさに「悪の華」のような作品なのである。
やはり対象は中二前後の子供たちなんだろうな。
親や教師やクラスメートや学校や家庭や社会を
「クソが」とか「クソムシが」とか言って、
ただ根拠なく、無目的に否定する病気。

僕もかつてこの病気にかかっていたことがあるので、
いたたまれないというか、ある意味共感できるし、
逆に読んでてムカムカすることも多いし、
また、切ないような甘酸っぱいような気持ちにもなる。

結局、わりと好きなマンガです。
特にもうひとりの主要人物、佐伯さんのキャラ設定がいいです。
かわいくて優等生で、春日がこの佐伯さんの体操服を盗むことが、
物語のきっかけ、いわゆる「転がり」で、
春日はそのことを隠しながら佐伯さんと付き合うことになる。

ここまではよくある設定で、陳腐でさえあるんだけど、
その後の展開がちょっと新しくて、
佐伯さんは春日が犯人だったことを知っても、
「むしろ(体操服を盗んでくれて)嬉しかった」と言い、
仲村さんと二人で街を出ようとする春日を、
おそらくは厳格であろう両親に嘘をついて、
(しかも文房具を買いにいきますというかわいい嘘)
夜に外出して追いかける。(しかも自転車で)
このあたりのストーリーのゆらぎが、
ちょっと新しかったです。

既刊の最新刊、三巻のラストは、三人が警察に発見されて、
連れ戻されるところで終っているんだけど、
続きがどうなるか、ちょっと楽しみなマンガです。

しかし、なんとなく最近、
日本の地方都市を舞台にしたマンガを読むことが多いんだけど、
結構面白いものが多いですよ。

たとえば
南Q太「夢の温度」「こどものあそび」
くらもちふさこ「天然コケッコー」
岩本ナオ「町でうわさの天狗の子」「雨無村役場産業課兼観光係」
東村アキコ「ひまわり 健一レジェンド」など

この「悪の華」も群馬県あたりが舞台のモデルのようです。

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