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In Step with DHコミュのTOHが協力できること

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安田先生からのメールを転記します.

TOHでも被災者の方々のために何かできないかを模索しております.


えんぴつえんぴつえんぴつえんぴつ


義援金については全員の方から賛同を受け,早速事務局で手配をして頂くことにしました.

今回はそれに引き続き救援物資を送ることをきめ,皆様方の承諾も得ずに理事長の独断ですでに手配を済ませました.

ご承知のように,今は東北地方への物資の送付は個人のものは全てダメで,公的機関のみになっております.

しかしこの度,加藤理事より下記に示す提案を受けすぐに了承した次第です.
急を告げる話しでしたので,皆様の意向を伺わなかったことをお詫び申し上げます.

既に,t.o.h.の歯ブラシ1,000本,歯磨剤1,000個(GSKさんのご厚意による)を現地入りして下さる田中健一先生(東医歯大卒)に託し,本日午後被災地方面に向け出発する予定です.

ガソリン不足,道路の通行止め,雪道など多くの困難が考えらますが,何とか被災地に無事届いてくれることを祈っています.

このミッションには読売新聞の取材があるそうです.

えんぴつえんぴつえんぴつえんぴつ


安田先生

日本産業衛生学会の産業保健部会として以下のような動きをしております。

以前おほりの会でご発表していただいた医科歯科大の後輩の田中健一先生から以下のような打診がきました。

まさしくNPO法人の仕事だと思いますが、いかがでしょうか。

履歴が少し長めですが、経緯をご理解いただけると思い、添付いたしました。


コメント(20)

田中先生のメール


えんぴつえんぴつえんぴつえんぴつ



加藤先生

早々にご連絡ありがとうございました。北京より戻り、北京に帰国しようとして
いた際にこの震災に会いました。ひとまず、現地復興のため、先週、現地入りしました。

今は支援物資を集めています。お菓子は4tになりましたが、医薬品がない状態で
す、もし先生の界隈で提供いただけるところありましたら、協力いただけないで
しょうか?
 
田中健一

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田中先生からの海外渡航学会への投稿

田中健一より東北地震現地報告です。
まさに北京に帰る日に地震に遭いました。急遽、被災地に入ってきました。
メディアにでていない現地報告です。参考になれば幸いです。同様のものを内閣府に送ってあります。

3/13-14 出発地 埼玉県狭山市、帰京地 埼玉県所沢市
R6は津波、R4は原発の関係で通行できないため、福島県南会津郡まわりで会津若松にきてヒアリングをしました。

面会した人(会った順です)

1.南相馬市より栃木に避難する女性(60代)
多くの遺体が原高校に収容されている。放射能をあびる危険があるので、避難中(南会津道の駅にて)。

2.福島県立南会津病院ー田島町 佐竹院長,斉野事務次長
田島町周辺は被害が少ない、これから被災地から患者が送られてくるやもしれないので待機中。今の問題は会津地区ではなく、避難地における慢性疾患患者の巡回診察(薬もないまま避難してきている人多し)死亡者の身元特定

3.会津中央病院ー会津若松市 土佐救命医療センター長
原発による退去から避難してきた人(昨日で10名)に対して被爆容量を計測中、今
後、福島県立医大ー福島市が使えないため(水がでない)ため、これから多く搬送されてくるのではないか。でも放射能カウンターが一台しかないから、たくさんの人がくると手いっぱいになる。(これからDMATのメンバーとして被災地に向かう中、現状を説明してくれました) 病院の外にテントを仮設しそこで計測している、スタッフの出で立ちは私が経験したSARS時そのもの(写真は高野先生が撮影)。この病院でも電話は不通。

4.竹田病院 看護師(市内の病院にて)
会津若松市自体で大きな倒壊はない。

本来の仮定:
海岸側以外にもメディアが報じない被災地区が山沿いにはあるのではないか?
実際:会津地区:大きな問題なし
中通り地区:断水、倒壊した家があり、生存者いるかも?(72時間経過しようとしている)→もっと多くの救急チームを投入か。浜通り地区:無数の遺体が散乱

私の提言
1.関東地区の自治体に原子力発電所近隣住民の受入れ説得(福島県のみでは収容不可能)

2.放射能カウンターの送付(避難民は計測することなくめいめい、各地に避難している)→汚染区全住民を対象に放射能カウンターを用いて検査

3.身元確認(歯型,DNA鑑定)および遺体の埋葬 1万人を超える遺体の収容場所に限界
4.被災民を対象に慢性疾患患者用の簡易診療所の設置(四川地震の際はたくさんあっ
た)

課題
宮城、岩手、青森までは車のガソリンがもたないため調査不可能→誰かが行かないと実際は不明

補足
現地に入るなら自転車は必須、私は折り畳みを導入し市内を移動(市内の大渋滞の原因はガソリンを入れる車が道を塞ぐ)。
車でいく場合にはガソリンをふんだんに持参しないと給油に困難をきたします。(福島でガソリンをいれるのははばかられたので、埼玉に入ってからと考えたら、軒並み売り切れ、給油まで並ぶこと3時間ー越谷市)

最後に至る所で、来てくれてありがとう、という言葉をもらった。ひょっとすると今、最も必要としているのは、入れるところから入ることだと思います。

何かしたい方へ
一番必要とされているのは遺体収容班、でも専門はなくとも相当腹が据わっていないと無理です。
とはいえ、原高校にも収容しきれない状態になっています。法律を一時凍結して身元特定をせず、遺品だけ残して火葬する対応も必要と考えます。
すでに8日目を迎え、何ができるだろうか?と考えています。
今は何かできることからと思っていました。

歯ブラシなどの提供、早速に現地へのアプローチありがとうございます。
TOHとして今できることをしていただき感謝いたします。

個で思っていてもなかなかできないことですが歯ブラシや歯磨材大手メーカーへのアプローチができればもっといいと思います。
>安田先生からのメールです.


歯ブラシと歯磨き剤を委託した田中先生からのリポートです.

テレビの画像だけでは伝わらない生の声が聞けて感激です.

うれしいですねえ.

>田中先生からのメールです.

岩手県大槌町よりもどりました。Kトラックに援助物資をつんで仮設診療所を作りに行ってきました。
実際には車を走らせている途中、何回ももう大槌町に行けないと佐々木さん(後
述)にメールしようと思ったかしれないです。気分は走れメロス、ポストマンの世界でした。写真もあるのですが、今回は文章だけとします。
ちっとも学術的ではないのですが、皆さんの何かの参考になればと考え、そして自分の記憶を風化させないためにこれを書いています。おいおい番外編送ります。

次のメールで私がみた福島、福島県立医大の医師より聞いた現場の声を紹介します。

>続きです.

東日本大震災 現地報告 (3月のサンタクロース project)
日時;3/18-22
出発地 埼玉県狭山市(大槌町まで650km)
目的地:岩手県大槌町(人口16000人?)
参加者:小村圭介(岩手医大歯学部5年=花巻で合流)、高野恭平(草加市立病院医
師)、鈴木裕子(NEC健康管理室看護師)、私

物品を提供していただいた企業:やおきん(うまかぼうなどお菓子を販売)、小野製薬(うがい薬)、グラクソ・スミス・クライン社(歯磨き剤)、その他(歯ブラシ、マスク、ウエットテッシュなど、今、わかりませんので後日)
運搬総量:粉末うがい薬(3万人分)、液状うがい薬(5千人分)、マスク(1000分)、歯ブラシ(2000本)、歯磨き粉(1000人分)、お菓子(200kg)

事前に想定した業務
高齢者を対象にした血圧測定、オーラルケアの指導、遺体の身元確認作業(遺体同
定)

大槌町について把握した実際(現実)
高齢者を対象にした血圧測定、オーラルケアの指導、遺体の身元確認作業(遺体同
定)とも現地スタッフを必要とするため現実的でない。町の福祉課では応対してくれ た課長も親族や部下を津波で失っている中、業務をこなしていた。現地のスタッフに負担はかけられない。
本件では全く関係ないですが、山頂から見おろす風景は非常に美しいです。

すでに入っていた援助チーム(自衛隊以外で)
沖縄県医師会チーム、長崎県DMAT、日赤医療チーム(被災民のいる公民館などに滞
在)
*一般のボランティアは入れてなかった(と思う)=ガソリンの問題、道路事情が
不明であることが関係している

>続きです

チーム内で我々で議論したこと(譲れない我々の哲学)
町の災害本部に荷を渡すだけでは各地に配送する必要が生じ、町職員に逆に負担になるため、我々が直接、避難所にいる被災民に渡すこと(現地職員の負担にならない) 。
この結果、個人個人にうがい薬などを渡しながら、「埼玉県から来ました、15時
間かけて皆さんに会いにきました」などなど個別に激励させてもらったことによ
り、寺野公民館では配布後、200人の被災民を前に演説をすることにもなりました。

実施内容:
うがい薬(粉末&液状タイプ)、お菓子、歯ブラシ、歯磨き、マスクを配布しよう(到 着した真夜中に議論し、各避難所を巡回し、治療ではなく、予防を行なうことを決定)。

配布場所
中央公民館、大槌高校、安藤小学校、寺野公民館、他4ケ所

配布に際して蛇足
子供達にただお菓子を渡すだけでは単純すぎるので、サンタの着ぐるみを来て配布した(projectの名称の由来です)。避難している中学生、高校生を配布現場に投入

現地で聞いた話
津波にさらわれる時、2人の手をつかんで引き上げようとしたが、つかんだ手が離れてしまいのまれてしまった
地震後、避難する公民館に老人を連れ出そうとした人は津波にさらわれた(その人は 偶然親をデイサービスに預けたので助かった)
小さい集落にいた20人は流されなかった山の中腹の一軒家の冷蔵庫あるものを食てて2晩を野宿しヘリで救出してもらった。
複数の老人を避難所に運ぶ途中、足に多くの血がついていた(目線の高さの気に遺体が血を流しながら引っかかっていたのに気がつかなかった)。

私が感銘を受けた言葉
埼玉県から来てくれてありがとう、と握手を求められた(私が被災民から激励されてしまった)

課題
感染症の蔓延の危惧、プライバシーの保全、PTSDの予防

私の提言
短期的:住民に対し物資の円滑な提供
大槌町、釜石市、山田町なら大型トラックで東和町まで運び、その後はKトラックを被災地に投入し運搬する。ボランティアは被災区ではなく、ほとんど倒壊家屋のない東和町に集結する。上記の被災地は3/22現在、外からのボランティアが寝泊まりする十分な場所がない。

中期的:仮設住宅を建設する地域と地区ごと移住する地区を決定すること。
子供達の教育資金をまかなうため奨学金制度の創設

長期的:東北の復興に向け個人、国として資金を出し合うこと
個人に関してーたとえば100万円以上寄付する個人・企業はお金を募金箱に入れるの をテレビに出演して行なう(中国・四川地震で私が体験したこと)。ダボス会議でも、この種の募金は実施されている。私見では個人が明記されない日本のような募金体制では、大金を募金しようとするインセンティブにかける。個人の募金は最低1万円からとする。

国に関してー復興税(連帯税)として5%程度を消費税の目的税化する(1990年の東西ドイツの統一で行なわれたこと)

3月のサンタクロース projectの独創性
1.在日パキスタン人らの炊き出し隊をリクルートしたこと。
大槌町では3/20からパキスタン人らの救援隊がカレー、ナンの炊き出ししていますが(NHKで放映されているはず)、こちらのチームも私が案内したものです(東北道のサービスエリアで休憩していて、どこへ行くのだろうと私が声をかけたら、今場所を探しているとのこと=目的地を決めずに岐阜、名古屋をでてきた。まず日本人にはない思想、さらにナンを焼く炉まで持参する、これもすごい)。

2.埼玉(西埼玉中央病院の受付に記載場を設け受診する人から被災民へのメッセージを書いてもらい)からのメッセージを被災地の公民館に掲載し、うがい薬を渡しながら、A4の紙をわたし埼玉へのメッセージを書いてもらい(これはチーム名を埼玉医療チームとしたこと、多くの物品が埼玉で提供してもらったことによります。ホントは東京の会社にも提供してもらったのですが、、、)、同病院に掲載してもらったこと(命の文通project)
最後に

1.今回、私たちが無事に現地に入り業務をこなし、現地から出ることができたのも佐々木 剛先生(東京海洋大学)というcrossover21と接点のある方が我々を案内してくれたからです。
先行したパキスタンチームも途中で道に迷い自衛隊に先導された。
今後、被災地に入る場合には役場スタッフではなく現地に精通し震災時に外部
にいた人の手を借りることが大切となると考えます。

2.映像では決してわからないことは、町に漂う焼けこげたにおいです。この臭い
は思考力を低下させます。一切、必要物品として議論に上りませんが、私なら被災民の周囲だけでも脱臭剤をまくことを進言します。

3.現地に入る方はぜひ自転車を導入下さい、今後、道の確保ができるようになると多くの車両が町に入ってくるため渋滞を起こすことが予想され細々とした移動に役立ちます(我々も折りたたみ式をトラックの上につんで持参しました)。

TOHから会員の皆様へ,本日発信したニュースレターです.

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
           NPO(特定非営利活動)法人
  t.o.h.あなたの健康21『歯と口の健康を守ろう会』 ニュースレター
         >>http://www.t-oralhealth.org<<
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

このメールはt.o.h.会員の方に配信しております。

┌----CONTENTS--(No.30)---------------------------------------------

│■東北関東大震災

└------------------------------------------------------------------


┏┓
┗■東北関東大震災
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆東北関東大震災被災地の方々への義援金,救援物資送付について
└------------------------------------------------------------------
 既にご承知のようにこの度の東北関東大震災は東北地方に未曾有の被害を
もたらしました.不幸にも災害によって亡くなられた方々には心からお悔や
み申し上げます.同時に,家をなくされ,ライフラインが寸断された避難所
で生活せざるを得なくなった被災地の方々へも,心からのお見舞いを申し上
げます.
 この災害に対して私たちNPO法人「歯と口の健康を守ろう会」(t.o.h.)
は私たちが今できることとして,僅かばかりではありますが義援金5万円,
歯ブラシ(1,000本),歯磨剤(1,000本:賛助会員グラクソスミスクライン
社提供)をお送りさせて頂きました.救援物資搬送に関しては一刻の猶予も
許さないことから,ボランティアとして現地に赴く歯科医師田中健一先生
(東京医科歯科大学歯学部卒,現在北京にて開業)にお願いし直接持参して
頂くことにしました.
 以上,ご報告致しますとともに,t.o.h.に対する皆様方の日頃のご支援に
心より感謝申し上げます.

                    t.o.h.理事長 安田 登


…………………………………………………………………………………………
●サンメディカル社

▼情報はこちらから
http://www.sunmedical.co.jp/
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
●グラクソ・スミスクライン社

▼情報はこちらから
http://glaxosmithkline.co.jp/index.html
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
●P&Gプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン社

▼情報はこちらから
http://jp.pg.com/
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●t.o.h.ではホームページ開設の支援も行っています。

▼自院ホームページ開設をご希望の先生方はこちらまで
toh-jimukyoku@t-oralhealth.org
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★メールアドレスの変更や配信停止は事務局まで
toh-jimukyoku@t-oralhealth.org

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特定非営利活動法人
t.o.h.あなたの健康21「歯と口の健康を守ろう会」

〒104-0061
東京都中央区銀座2-12-13 マルアイビル502
Tel&Fax 03-3543-2410
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E-Mail:toh-jimukyoku@t-oralhealth.org
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【避難所での感染症予防に歯みがきを 歯科医ら呼びかけ】
2011年3月26日18時49分朝日新聞

地元の歯科医らが隣の市の巡回車を借りて始めた「出前歯科診療」=宮城県南三陸町

東日本大震災の被災地で地元の歯科医師らが避難所を回り、「お口のケア」の大切さを訴えている。虫歯・歯周病対策に加え、インフルエンザや胃腸炎など感染症の予防にも歯みがきが役立つという。

約1500人が避難した宮城県南三陸町のスポーツ施設前にできた臨時の「歯科診療所」。時計店を営んでいた舛舘義彦さん(55)は震災後、前歯がグラグラして痛くなった。鎮痛剤で当分様子を見ることになった。「診てもらえてほっとした」

被災地に少しずつ物資が届くようになると、「入れ歯が割れた」「歯周病で歯ぐきが腫れて痛い」などと訴える人が出始め、地元の歯科医師会が急患向けの出前診療に乗り出した。

町内の歯科医は6軒すべて津波被害で診察できなくなった。その一人の阿部公喜さん(54)も、幸い家族は無事だったが、車中泊の日々を送る。「自分たちも何かやらなくては」と、内陸の栗原市の歯科医院から巡回診療車を借り、県歯科医師会員として診察にあたる。

東北大歯学部も23日から歯ブラシ持参で本格的に避難所の巡回を始めた。口の中には唾液(だえき)1ミリリットルあたり1億個もの細菌がいるとされる。自由に水が飲めず、歯磨きもままならない環境では細菌が繁殖しやすい。水を飲まないと唾液の出が悪く、自浄作用も効きにくく、感染症を起こしやすくなる。

「毎食後が難しければ1日1回でもいい。夜寝ている間は唾液の働きが弱まり、口の中が汚れます。朝食前に磨くのが効果的」と坪井明人准教授(加齢歯学)は話す。

水が必要になる歯みがき剤は、水の供給が十分になるまで使わなくてもいい。歯ブラシがなければ、少しの水で湿らせた脱脂綿などで歯や歯ぐきをふき取るだけでも効果があるという。
TOH関連ではありませんが,被災地情報をお届けします.

【被災者、入れ歯紛失で命の危険も 歯科医ら警告】

避難生活が長期化する中、突然の地震と津波で入れ歯をなくしたまま過ごす高齢者らの健康面が心配されている。食料や衣類の不足などに比べ軽視されがちだが、阪神大震災では口腔内の衛生悪化が肺炎を引き起こし、震災関連死につながったケースも。被災地では歯科医らが懸命に診療に当たっている。

約800人が避難する宮城県女川町の総合体育館。フロアに開設された救護所を無職平塚幸悦さん(77)が訪れ「痛くてご飯が食べられない」と訴えた。平塚さんは津波から逃げる途中、下の入れ歯を一部紛失。上の入れ歯のかみ合わせも悪かった。

診察した地元の歯科医木村裕さん(54)が「十分に器具がそろってないから、応急処置だけど」と声をかけながら、外した入れ歯を器具で削り、上あごにはめ直すと、平塚さんは「力が入るようになった」とにっこり。

木村さんの診療所は津波にのまれ全壊し、当初は自らも体育館で避難生活を送りながら救護所に。その後は同県石巻市の兄の自宅から連日駆けつけ、避難者らの治療に当たる。

「入れ歯が津波に流された」「栄養が偏り、口内炎ができた」など患者の症状はさまざま。専用の薬がないと、入れ歯を洗えないと思い込み、口の中の衛生状態が悪化している高齢者もいた。

医療関係者が懸念するのは、口腔ケアの不足により、避難生活で免疫力が低下した高齢者に肺炎が広がること。

実際に阪神大震災では、入れ歯を紛失したり、水不足で洗わなかったりして、口の中の細菌が増えた高齢者に「誤嚥性肺炎」が多くみられた。神戸市によると、避難生活で持病が悪化したことなどが原因で亡くなった震災関連死約920人のうち、約4分の1を占めた肺炎の中には、誤嚥性も目立った。

木村さんは「避難所暮らしが長引けば、歯科治療が命にかかわる場面が必ず出てくる」と心配する。

全国の歯科医師会などは、被災地に歯ブラシや歯磨き粉を提供。ただ避難所に届かず、倉庫に積まれたままの被災地もあるという。あるベテラン歯科医は「神戸の教訓を、ぜひ無駄にしないでほしい」と訴えている。

2011/03/31 17:39 【共同通信】
【宮城派遣の歯科医師必死で検視】

死者が1万1000人を超え、1万6000人以上が行方不明となっている東日本巨大地震。県歯科医師会は3月下旬、県内から歯科医師3人を宮城県に派遣した。
その1人で、遺体の検視を初めて担当した笛吹市の歯科医師、三森幹夫さん(50)は「家族と遺体を会わせてあげたいという使命感だけだった。何十体の遺体を検視したのかは分からない。ただ必死で歯を診て、メモをとり続けた」と被災地での活動を振り返った。

検視作業最終日の26日だった。石巻市内の遺体安置所で、前日に検視した5歳くらいの女の子の遺体の前に男性が立っているのに気づいた。父親だと直感した。涙をこらえ、肩を震わせていた。男性が帰った後、女の子の冷たい頬に手を添え「良かったね」と語りかけた。涙が止まらなかった。

三森さんは20〜26日、同県の利府町と同市で遺体の口の中を見て虫歯の治療跡などの位置をメモに残す検視を行った。

20〜22日に担当した同町の体育館には、1日に50体ほど遺体が運び込まれた。中はパテーションで半分に仕切られ、半分が医師や歯科医師、警察官が身元を確認する作業を行う場だった。残り半分には遺体が安置されていた。

仕切りの向こうから、泣き声や「お父さん、お父さん」と叫ぶ声が聞こえてきたという。
体の一部が損傷していたり、木炭のようになっていた遺体もあった。歯科医の夫婦が被災し、妻が夫の遺体の検視をしたという痛ましい例も聞いた。

23日からは石巻市内の遺体安置所を担当。ひつぎがなく、ビニールにくるまれた遺体がコンクリートの床に並べられていた。ここでも検視作業と遺体と家族の対面は同じ場所で行われていた。

三森さんによると、免許証など身分証明書がある遺体は全体の1割にも満たず、歯科医院そのものが被災しているケースもあり、身元の確認に至る確率は低い。家族と遺体が対面するのに少しだけ貢献出来たとは思うが、現地の惨状は想像以上だったという。
山梨に戻った時、三森さんは「日常のありがたさがが身にしみた」という。
(2011年4月1日 読売新聞)
新しいコミュを作りましたexclamation ×2

【DHボランティア Team F】です.

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5637531

TOHの活動として,東日本の被災地に赴きたいと考えています.

この時代に歯科衛生士として生きている限り,
何かできないかと思うのは当然のことではないでしょうか.

何かしたくても術(すべ)がないと思われている方々も多いと思います.
そのような方達に,ボランティア活動を企画しました.

意志のある方は,まずコミュに参加くださいませ<(_ _)>
【チャリティーシンポジウム開催のご案内】(以下,HPより)

7月10日(日)に行われるt.o.h.シンポジウム2011の詳細が決まりました。
今回は幼児教育の第一人者である川副孝夫先生から、幼児教育の重要性を、そして、
その後はむし歯予防の知識をどのように子供たちに伝え、
そして子供たちの心を動かしていけばよいのかを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
保育関係者、歯科関係者をはじめ、子供口の健康づくりに関心のある方は奮ってご参加ください。

http://www.t-oralhealth.org/contents/01_oshirase/096.html

参加費は,当日支払です.1,000円〜でお願いいたします<(_ _)>
7月10日のシンポジウムがHPから申し込めるようになりました.

http://www.it-consultants.co.jp/toh/contents/01_oshirase/mousikomi.html

是非,ご検討くださいませ<(_ _)>
やっと【Team F】の活動がスタートできそうです.

この話,安田先生からの話でなく,
実は,TOH事務局長兼理事長(TV朝日勤務)経由の依頼でした.

郡山市歯科医師会の会長とご縁があるようです.

郡山市には,原発の影響で避難生活を余儀なくされている方が多く,
そこでの生活も限界に達していることでしょう.

そこで,歯科医療従事者としてできることを考えた時,
歯科治療はできないけれど,口腔ケアをすることはできる.
プロによる術者磨きで,少しでも快適になってもらいたい.
・・・と考えています.もちろん相談にも乗りたいですし.

http://mixi.jp/view_event.pl?id=63596363&comm_id=5637531

何かしなくてはとの使命感が達成される.自己満足ではありません.
他の為に生きることを喜びにできれば幸いですぴかぴか(新しい)
チャリティーシンポジウムに参加の皆様

昨日は,大変お疲れ様でございましたexclamation ×2

皆様の参加費は,被災地のために義援金とさせて頂きます.

【Team F】の記念すべき第1回の活動が8月21日に決定しましたexclamation ×2

歯科衛生士としてできることを,精一杯行ってまいりますわーい(嬉しい顔)
8月21日のTeam F活動の模様がTOHのHPにアップされました.
多くの会員が見てくださることでしょう.

⇒http://www.t-oralhealth.org/contents/01_oshirase/109.html

TOHは,他にも東南アジアの方々に歯ブラシを提供する活動もしています.
事前にボランティアに行かれる大学生にレクチャー済みです.
(団体:ACTかながわ)

本活動は,今年で4年目に突入です衝撃
11月15日に実施しました予防セミナーの模様がTOHのHPにアップされました手(チョキ)

http://www.t-oralhealth.org/contents/01_oshirase/119.html

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