ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ビジネス・スキル&伝達技術コミュのインタビュー 〜こんな学生は採用したくない その2〜

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
3.面接で、敬遠されるような態度・姿勢について

石井:
面接において、よく学生さんがコメントしそうなものに下のようなものがあります。

「人が好きなので、人と接する仕事がしたくて・・・」
「御社でいろいろと勉強させていただき・・・」
「残業は多いんですか・・・」
「何でもやります・・・」

このような言葉は、人事の評価を受けないのではないでしょうか。
まず、ほとんどの仕事は、他の人と協働しながら作り上げるものですから、
コミュニケーションは苦手であっても求められますし、「人が好き」と
「人と接する仕事」は短絡しすぎの感があります。

また、会社は営利を追及するところで「勉強するところ」ではありません。
「残業」の話を学生から持ちかけるのは、やはり業務への熱意が疑われる
でしょう。「何でもやります」という姿勢は主体性のなさを感じます。

以上は、表現面でのお話ですが、「こんな学生は敬遠されるかも」という
態度や姿勢がありましたら、お教えください。

本田社長:
そうですね。「何でもやります」も困りものですが、逆に、希望する仕事を
「偏った、狭い範囲」で考える学生さんも少し考え物です。

表現としては「自分の得意分野はこうです。ですから、これがしたい」と
決めてかかるような学生さんです。

文系の学生に一番人気があるのが、いわゆる「企画」の仕事なのですが、
マーケティングを専攻した学生が「企画や宣伝広告をやりたいです」と
言ったりします。

人事担当者は、少しうんざりしているところがあって、逆に質問します。
「じゃあ、あなたは企画以外の業務の部署に配置されたら、どうしますか」と。

これで絶句してしまう学生が結構いるようです。
確かに、自分が「学生時代に勉強したことを前面に出すのはいいのですが、
それだけしかできない」という印象を持たれるとマイナスですね。

自分がやってきたことに、広がりを持たせて受け入れる柔軟性が欲しいんです。
たとえば、マーケティングを勉強した学生なら、お客様が何を望んでいるかを、
しっかり押さえて発想するわけですから、お客様と接する営業企画の仕事の
チャンスもあるわけです。

このように入社後の業務については間口を広げて構えて、最初から絞り込んだ
ことを前提に話さないことです。

実は、この傾向は学校にも少し責任があると思います。というのは中学や高校で
キャリアプランなどを考えさせるワークショップがあったりしますね。
その中で、「したい仕事を絞り込むように」という指示があったりする
からです。

これは、とても危険です。仕事自体を知らない中学生、高校生に
「自分はどんなことができて、どんなことに向いているか」を先に
考えさせるのは思い込みを強めるだけだと思いますね。

採用担当者も、そのような狭い考えをする学生は敬遠するでしょう。
もちろん、理系で特殊な専門性を発揮しなければならない工学や建築などの
分野では、ある程度方向性を絞った話になるでしょう。しかしながら、
日本では博士号を取得した学生でさえ就職が難しい、という事情があります。

これは、彼らが、あまりにも専門化しすぎて、「私はこれしかできません」
という、かたくなな態度や考えを人事が敬遠するという理由があるわけです。

インタビュー記事 その3 に続く↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=35897197&comm_id=3582983

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ビジネス・スキル&伝達技術 更新情報

ビジネス・スキル&伝達技術のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング