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憲法を楽しく語ろうコミュの裁判員制度を考える

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来年から裁判員制度が実施にうつされるようですが、
僕には、どうもこの「裁判員制度」の目的も意義も
よくわかりません。

たまたま、友人にこの「裁判員制度」に基づく
模擬裁判の裁判員候補となった人物からその
体験記を送ってもらいましたので、資料として
読んでいただけたら、と思います。

そして、この制度の目的や手続きなど、私たちの
望むものであるかを考えて見ませんか。


・・・・


僕の友人で、たまたま裁判員制度の導入のための模擬裁判に「裁判員の候補」として、裁判所から呼び出しを「くらった」体験をもつ人がいて、そのことを報告してくれたので、そのままを使わせてもらうことにします。

裁判員制度については後日、僕の考えを書いて見たいと思っていますが、彼の体験も参考になりそうです。

第4報までありますが、長くなりますので、今夜はその中から第二報までを載せます。



<第一報>


裁判員裁判が来年から実施されますが、その準備のため各地の地裁で「模擬裁判員裁判」が開催されています。○○地方裁判所××支所でも、今年の6月と10月に模擬裁判が行われる予定です。

その6月の模擬裁判に、こともあろうに僕に「出て来い」という、文書が裁判所から「書留郵便」で送られてきました。模擬と言っても、手続きその他は本番とまったく同じにするため、この呼び出しには正当な理由がないと断れませんし、参加すればちゃんと旅費・日当も支給するのだそうです。

1度はやってみたいと思っていたので、本番で当たる確率は低く(500人に1人くらいの割合で「候補」に選ばれ、4千人にとりぐらいの割合で「裁判員」になり本物の裁判を行うのだそうです)、くじ運の悪い僕は多分一生選ばれない可能性が高いので、今回の模擬裁判で、なんとか「候補」までは当たったので、この際「裁判員」になってみたいと手ぐすねを引いています。


<第二報>


裁判員制度は、国民の世論・感情から遊離してしまっている現在の裁判を、なんとか国民の意見を取り入れることによって国民から信頼されるものにしたい、との正論から生まれたものですが、問題はその運用です。

アメリカの陪審員制度は、陪審員が「有罪」か「無罪」かのみを決定し、しかも全員一致です。量刑は裁判官が決めます。もし全員一致にならないときには、陪審員を選び直し、全員一致になるまでやりなおすのだそうです。

それも時間の関係からどうかと思うけれど、日本の裁判員裁判では、裁判官3人と裁判員6人の合計9人が一緒に公判に出席し、裁判員も裁判官と同じ権限を持ち、公判で被告や証人に対して質問もできるし、「評議」と呼ばれる非公開の場所で、有罪・無罪はもちろんのこと、有罪であったならば、その量刑はどうするかという決定を行います。

ここで問題なのは、その判決が多数決であることです。有罪か無罪かあるいは死刑にするか無期にするか、また懲役5年にするか10年にするか、また懲役3年以下なら執行猶予をつけるかどうか、という微妙なことになった場合、最悪4対5の多数決で、被告人の運命が決まってしまうことです。

また、運用面で不安を感じるのは、今回の僕の事例に照らしますと、6月24日の午前9時に僕を含め約30人の方が「裁判員候補」として裁判所に出頭します。

午前中は、裁判官、検察官による裁判員個人個人の面接があり、裁判員になれない特別の事情があるかどうか、や被告人やその関係者と面識や交流があるかどうか、などを聞かれ、適任と認められた人の中らから「抽選」で6人が選ばれるようです。

選ばれた6人は、午後に起訴状朗読や弁護士による弁論、証拠調べなどが行われ、翌日1日がかりで証拠調べ、証人尋問、弁護側主張、被告人質問などなどが行われ、公判終了後9人によっ「評議」が行われます。そこで結論が出ないと、翌日も「評議」や証拠調べが行われ、判決のための「評議」を開き、即日判決を言い渡す、という段取りのようです。

選ばれた6人の裁判員は、法律知識もなく、もちろん人を裁くことなど生まれて初めてという人たちばかりだから、いかに「世間の常識」で判断してくれ、と言われても、その判断が1人の人生を決定づける重い判断ですから、相当のプレッシャーに襲われるものと思われます。

しかも、たった3日で結論を出すというのです。「評議」の中では専門家である裁判官の意見が相当重く裁判員に影響するでしょうし、評議の中では、僕のように(?)無口で、自分の意見を十分に発言出来ない人や、自分の意見を大きな声で言える人、人の意見にすぐに左右される人などいます。

その場の雰囲気でなんとなく一定の方向に流れができてしまう気がします。日常茶飯事のことで自分の本音とは違う雰囲気に流されてしまうことがあっても、それほど大問題になることは少ないと思いますが、ことは人の一生を左右する「判決」です。

判決を出したあとに、「ああ、自分は無罪だと思ったのに」とか「本当にあの判決で良かったのだろうか」などと後悔し、そのことは一生の負担になりそうです。それを極力防ぐのには、連日の公判や評議ではなく、1週間に1度とか、公判の間隔をあけることによって、できるだけ冷静に判断ができるようにしないと、裁判員までが加担する「冤罪」が発生しないとは言い切れません。

また、今度6月24日に裁判員候補として呼ばれている30人ほどの人は、裁判員になる可能性があるので、24日、25日、26日の3日間仕事のやりくりをしたり、休暇を取ったりして、出頭しなければなりません。裁判員になった人はそれでいいけど、幸いに(?)裁判員にならなかった人は、24日の午前中で放免されてしまいます。仕事の段取りや休暇はどうするのか?なんか凄いムダを国民に強いているような気がします。

これを防ぐのには、裁判員候補の中から裁判員を選ぶ日を別に1日もうけて、次週から本格的な裁判を行うということにすればいいはずです。

いずれにせよ、来週「模擬裁判」に行ってみます。模擬だから気楽だけど、これが本物だったら、今頃相当プレッシャーを感じていることでしょうね。

「守秘義務」は裁判員に重くのしかかります。公判廷で話されたことは、公の事実ですから何を言ってもいいのですが、それ以外のもの、例えば「評議」の内容については一生の守秘義務を負わされます。

「評議」でどんな議論があったとか、誰がどういう意見を言ってこういう判決になったなどは、絶対に口外してはならないのだそうです。しかし、ちょっと間が抜けているのは、夫婦や家族、それに親しい友人に話しても「守秘義務違反」にはならないのだそうです。その夫婦や家族や親しい友人が裁判員から聞いた話を、他の人に話したら「守秘義務違反」になるのかな?僕はならないと思うのですが、なんだかいい加減です。

ちなみに現職の裁判官の守秘義務というのは「在職中」のみで、裁判官を止めたら秘密を守る必要はないんだとか。この前、袴田事件の死刑判決事件で「私は死刑には反対だったが、多数決で死刑になってしまった」と告発したもと裁判官がいましたね。

「守秘義務」は必要だと思いますが、一生ではなく、せめて判決が確定したらOKみたいにしないと、裁判員は辛いですよね。

裁判員に選択される可能性は一人の人生の中では結構高いです。交通事故死する確率の10倍以上です。仮に75歳まで健康で対象になるとすると、現在一年平均の交通事故者数はおおよそ1万人。20から75歳までの55年間で交通事故死する確率よりも10倍高い、という数字は大きいか少ないか、それぞれの判断なのかもしれませんね。

コメント(4)

続きです

<第三報>

さて、模擬裁判員裁判のことについて報告をします。24日午前9時に「神妙に」××支部に出頭しました。すぐに受付で首からぶらさげる番号札(僕は19番)を渡され「今日はすべて番号でおよびすることになります」と告げられ、なんか服役者になったような気分で、なんだかなあでした。

出席者は男性15名、女性10名の25名で、その年齢構成は20代〜70代までのようで、40〜50代の方が一番多かったように思います。

まず9時15分からオリエンテーションとして、裁判所の職員から本日の予定や当日の質問状の書き方などのレクチャーがあり、9時45分から別室で一人1人、裁判官、検察官、弁護士による「面接」が行われました。1人あたり1〜3分くらいですが、順番が来るまではただ部屋で待っているだけです。持参した文
庫本を読んで過ごしました。

僕の番になって、面接官の前に行くと、事前に提出していた「当日質問状」に基づき、「被告のお知り合いではありませんね?」「被告の関係者とお知り合いではありませんね」「親族等で同じ様な事件に遭った方はいませんか」などと聞かれます。そもそも模擬で「架空の事件」なのだから、お知り合いも、関係者もいるほうがおかしいですよね。

そして「もし裁判員に選ばれたら、今日の午後からと明日、明後日とご協力いただけますか?」と聞かれ、僕は当然「はい」と応えました。それでお終い。

待合室に戻り、残った方の面接が終わるのを待って、全員が終わると、「これから別室で抽選を行いますので、しばらくお待ち下さい」とのこと。

11時30分頃「抽選の結果が出た」とのことで、裁判長から「当選番号は、8,9,10,11,14,22番の方です」との発表がありました。また25人のうちお1人が「辞退」し、辞退を認められたと報告されました。

選ばれた6人の裁判員の内訳は、男5名、女1名です。年齢構成は女性がおそらく20代、男性は40代〜50代と見えました。

「これで終わります。裁判員に選ばれた方は別室に移動して下さい。その他の人はこれでお終いですのでお帰り下さい。御苦労様でした。なお、午後1時30分からこの場所で裁判員制度のさらなる説明と、模擬裁判の傍聴を行いますので、希望する方はお集まり下さい」とのことでした。

僕は、一旦自宅に戻り、昼食を取り、どうせ休暇を作って置いたのだからと、午後1時30分にまた裁判所に出向きました。僕を含め5名の方が参加しました。

つづく

質問1(黒板に書いてある抽選結果の番号を指さしながら)
「この抽選結果を見ると、8,9,10,11と連番になっています。8番の方が選ばれる確率は1/24、9番の方が選ばれる確率は残りの1/23、10番の方が選ばれる確率は1/22、だと思うのですが、このように連番になってしまう確率は相当低いのではないでしょうか?これだけ連番でそろうということ
は、ひょっとすると事前に当選する人が決まっていたからじゃないですか?」と質問しました、

職員の方は「最初にお見せした抽選器(町内会の福引きで使うようなガラガラとやって玉が一つポロッと出てくるやつです)で、別室でちゃんと抽選したと思いますよ。

僕「じゃあ、なんでこの場でみんなの見ている前でやらなかったのですか?そうじゃないから、あらかじめ決まっていたのではないかという疑念をもたれるのですよ」

職員「そのような意見があったと裁判長に伝えます」
 
質問2「僕は幸か不幸か選ばれませんでしたが、裁判員候補になった方は裁判員に選ばれるかも知れないからと3日間、仕事の段取りをつけたり、休みを取ったりして来ています。選ばれなかった18人はどうすればいいんですか?まったくムダだったということになるのでは?最高裁のパンフレットでは、一つの裁判ごとに50〜100名の候補者を呼び、そこから6人を選ぶと書いてありますが、そうすると50人の場合は44人が、100人の場合には94人が、仕事の段取りも休みもムダだったということになりますね。これは国民に相当のムダを強いることになります。せめて、今日1日は仕方ないとしても、明日、明後日という連日開廷ではなく、1週間後から公判を開始しますというようにしてくれた方が、呼ばれた人は都合をつけやすいのではないでしょうか?裁判員裁判を決めた法律では、連日開廷しろというふうになっているのですか?」
 
職員「法律では連日というようにはなっていません。私たちも事前に企業や団体を回り、ご意見を伺ったのですが、バラバラにするよりも、まとめてくれた方が都合をつけやすいという意見が多かったものですからそのようにしています」

質問3 「評議の時に、人によっては自分の意見をハッキリと言える人、言えない人、人の意見にすぐに左右されてしまう人などいろいろな方がいると思うのですよ。その評議の中では、ある一定の感情の流れができると思うのですね。連日開廷ですと、その流れのまま、判決に同意してしまうと言うことが起こるような気がします。ことは人の一生を左右する判決です。極端な話、死刑か無期かという判断をしなければならないのです。しかも多数決で決めるという、もし5対4で有罪か無罪か、あるいは死刑か無期かとなった時に、自分の1票で判決が決まる場合だってあるのに、その場の雰囲気に流されて、自分の本当の意思とは異なった判決に同意してしまい、そのことが裁判員の一生の心の負担になることもあると思うのですよ。だから連日ではなく、間をあけることによって、裁判員に流れから離れて冷静に考えてみる時間を与えるということが、公正な裁判をするためには必要なのではないでしょうか?そうでないと評議の流れに流されて、冤罪に裁判員が加担してしまうことにもなりかねません。それと、今回の模擬事件のように、被告が犯罪の事実は争わず、殺意があったかどうかだけの時にはいいかもしれませんが、被告がそもそも自分はやっていない、と否認するような事件の時にも3日間という集中審議で判決を出すのですか?」

職員「最高裁のビデオ(ドラマだて)を見てもおわかりのように、いろんな方がいらっしゃるのですが、それが評議をするなかで一定の結論になると思います。多数決といっても、裁判所としては出来るだけ全員一致になるように努力し、どうしても全員一致にならない時には、仕方ないので多数決とするのです。全員
一致になる努力をしないで、なんでもかんでも多数決と言うことではありません。それから否認事件については、当然そういうこともあるでしょうから、それは裁判長の判断でもって、公判を重ねるということになります。3日間で結論を出すというのは短いという意見もありますが、現在の制度での刑事事件の公判回数
は大部分が3日以内に終わり、5日以上かかるというのは10%程度に過ぎません。1日で終わるというのもめずらしくはないのです。ですから3日間という目安となったのです」

つづく
僕「それはプロの法律家がやっての話でしょう?僕もそうですが、裁判員は法律なんかまったく知らない人たちですから、プロのようには行かないと思いますよ」

職員「ですから公判前手続きで論点を整理し、裁判員の方にも分かりやすくしようとしています」

僕「わかりやすく公判前手続きを、検察と弁護士、裁判官をまじえて行うようですが、すると裁判員が出番となる公判では、事前に結論が出ているものを、ただ確認するだけというような裁判になりませんか?」

職員「弁護士の先生が参加しているわけですから、そういうことにはならないと思います」

というような問答を行い、僕だけ質問しているのも悪いので、「他の方もどうぞ」と後ろにいた方に促し、その方も簡単な質物を2,3していたようです。(あまりに簡単だったため内容が印象に残らずよく覚えていません)

模擬裁判の傍聴の様子は、後日にします。



<第四報>

24日に行われた模擬裁判では、裁判員選任のあと、午後2時から開廷されました。今回の公判は一般の人は傍聴できず、傍聴できるのは裁判所職員、弁護士、検事等々「身内」の人に限定されたようです。裁判員に当選しなかった裁判員候補で希望する人のみが、「特別に」30分という時間制限付きで傍聴させてもらいした。(なんか変ですよね)

さて模擬事件の概要ですが、まず「配役」は、被告人に裁判所庶務課長、検察官2名+検察事務官、弁護士4名。証人は検察事務官というものです。もちろん裁判官3名、及び書記官3名も本物
が参加しています。

被告人川谷孝一(68歳・前科10犯)は、路上で知り合いの西山利夫(65歳)を「殺意」を持って、ペティーナイフで左脇腹を刺し、回復見通し不明の傷害を負わせ、駆けつけた警察官によって逮捕され殺害の目的を達しなかった。というもので、起訴罪名は殺人未遂と銃砲刀剣類所持等取締法違反です。

開廷後、被告人は前に出て、裁判長から人定質問を受けた後、検察官による起訴状朗読ですが、ここで弁護側から「検察官が起訴状朗読で提示しようとしている、人体図は、裁判員のみなさんに余談を与える恐れがあるので、提示しないように」との意見が出され、裁判官協議の上、その一部が認められました。

検察官の起訴状朗読は、法廷に備え付けられた大型液晶テレビ2台で、図解入りで説明されました。「裁判員」6名は模擬とはいえ、緊張した面持ちで裁判官の左右に控え、傍聴する僕たちも、結構本物の裁判のように緊張して傍聴していました。

この起訴状朗読の途中で、なぜか僕たちは退席を求められ、中途半端になりました。その後、25日、26日と模擬公判が行われたようですが、その様子はまったく知らされることはありません。ただ判決の内容は新聞報道によると、懲役8年だったそうです。

退席後のことはこんなことしか、わからなかったです。


<以上>


以上が僕の友人の「裁判員制度」模擬裁判の体験記です。惜しいことに、裁判員になれず裁判の具体的なことはともかくも「評議」に達する心理過程や、6人の裁判員のこの模擬裁判にかかわる心情的な部分、裁判長、弁護士などの意見で、どう動いたかなどはわかりませんでした。彼のくじ運が悪かったということであきらめるしかありません・・・。

彼も質問していますが「質問3」は冤罪を生みかねないとても大切な部分で、この制度のもっとも根幹となる部分であるような気がします。

彼のこの体験などを参考にして、裁判員制度や死刑制度についての考えや感想を、いずれ書いて見たいと思っています。

皆様の感想やご意見、法律的なお話など伺えたらと思っています。
裁判員制度について最近ちょいと調べてみた。といっても、新書と雑誌。
朝日新書、激論裁判員問題
(以前に、現代新書、裁判人制度の正体、西野著をよんだ)
雑誌現代思想、10月号 特集裁判員制度
雑誌世界6月号、7月号の座談会。6月号は裁判員制度の特集。

現代思想でいい論文を発表していた小田中さんの
裁判員制度を批判する (単行本)
小田中 聰樹 (著)
を読もうと思っている。

現在の考えは、なぜ、裁判員制度を発想したのか、全然わからない、ということ。

素人に準裁判官なみの仕事ができるわけはない。かりにできるのであれば、現在の裁判官をすべてクビにし、非正規裁判官(つまり裁判員並)として再雇用すればいい。裁判員制度を採用することにより、膨大な予算を費やしている(これが法務省のねらい、だとか)。

わたしにいわせれば、裁判員制度を導入するとすれば、冤罪や誤審を防ぐこと、が第一目標であるべきである、し、そのためには、裁判そのものより、その前の捜査取り調べを、大改革するひつようがあるにもかかわらず、この問題にはほとんどふれていない。雑誌世界の討論には賛成派と反対派が激論を交わしているが、この問題にはほとんどふれない。可視性が取り調べにも導入される計画です〜。。といっているが誰もそんなことは信じないだろう。
もひとつ大きいのは、公判前整理手続き、という怪しげなもの。これで裁判の進行はほとんど規制されるし、これ以後の新証拠はきわめて出しにくくなり、弁護が難しくなる、と安田好弘弁護士は述べている。

裁判員制度に期待する人は多いようだが、これは現在の裁判が余りにおかしいので、藁をも掴む気持ちから期待しているのだ(たとえば、NFライターの佐野真一)。

裁判批判をチャンと受け入れ、取り調べを可視化し、弁護士をチャンと付ける、という制度にすれば冤罪ははるかに減るだろう。こういう努力もせず、アリバイとして国民を裁判員にしたところで改善はのぞめまい。

裁判に被害者家族を呼び、検事側に座らせる、というのもけったいな制度。重罰かを狙っているのだろう。

裁判員の選抜も第三者機関でやるべきじゃないか?
警察、検察に悪感情をもっていないか?
裁判批判をやっているか?
などの、質問状が事前に出されるそうだ。回答は強制的。

以上

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