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INDIAN BEAD WORKSコミュのフェルト+接着剤

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フェルトにビーズをほどこして、それを接着剤で革にくっつけた作品を、部族問わずよく見ます。

単に省力化のためなのか?
それとも他の目的があるのか?

このトピではそのあたりの疑問を交換し合おうと思います。


基本的にはやはり省力化が目的だと思います。
が、中には違う要素を持ったものも存在します。
皆さんの持っている、そういった作品を載せて下さい。
皆で、なんでそれはこういう風に作られたのか、を考えましょう。

コメント(1)

まずは「様々な部族作品」16のふーるどっくさん所有のラコタのポーチ。

ラコタを代表するビーズ作家家族、ファストホース一家のもの。

基本的にフェルト+ボンドは省力化が目的ですが、中には違うものもあると思います。
以下、他のラコタの作家さんが同じことを考えているかは分かりませんが、僕が製作している上で考えている事を書きます。他に、こういうメリットがある!っていうのがありましたら教えて下さると助かります。


1、革に直接ビーズを縫い付けると、糸のテンションで土台の形や大きさが変わってしまう。だからまず違う土台にビーズを縫い付けて、それを本当の土台に貼る。

2、レイジー等、本来裏に通してはいけない細工を、わざと裏を通すことで、ビーズ自体は強くなるが、作品自体は弱くなる。それを補うために裏に接着剤をつけて本体と別体にすることで、作品全体の強度をあげている。

3、針が入りにくい固い素材に細工を施す場合。

4、ギン付きの革はビーズを通すと表面がもろいが、それを補うため。



ただし、この作り方はボンドの寿命=作品の寿命です。
ただ、10年はもちますし、その期間はボンドを使わない他の細工より強いと思います。

これは、適材適所と思います。
つまり、ボンド等を使わないでビーズの耐久性を落としても、作品全体の耐久性をあげる考え方は、修理を繰り返して一生使う事が出来ますが、近くに修理出来る人が居なければどうにもなりません。
かたや、ボンドを使ったものは、ボンドの寿命が尽きると、かがりをしていたところで、特にフェルトを使ったものは、もうどうしようも無い場合が多いですが、逆にボンドの寿命が尽きるまでは修理要らずの可能性が高いです。

だからどっちを取るか、だと思います。


今回の作品は、外国の客の多い店での販売を視野において作られていると思うので、もしかしたら、少なくともお客さんが飽きるぐらいの期間、修理要らずで済む様に、フェルト+ボンドで作ったのかもしれませんね。


ちなみに僕の場合、修理に入って来ないだろう低価格商品には、ボンドとフェルトを使うことがありますが、ほとんどのもの、特に修理を繰り返して長い年月持つ商品には、ボンドは使いません。
つま、1は技術でカバー出来るし、2は僕が修理出来るから、3は必要があれば他のテクニックで針を通すから、4は、それも技術でカバー出来るから、です。


ボンドを使って、しかも長期間もたせたい場合は、フェルトでなく革にやって、ボンドもニカワを使うのがおすすめです。

(宣伝)
ニカワは来年からOGLALAでも鹿革で作った自家製のものを販売します。

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