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本当の環境問題を話し合おう!コミュの10・3NO NUKS FESTA2009を考えよう

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以前から予告していた「10・3NO NUKS FESTA2009」に関する私の見解を述べさせていただきます。
これがどのようなイベントであったのか知らない方も多いと思い、HPを紹介しようと思いましたが、すでに閉鎖されているようです。↓
http://nonukesfesta2009.sblo.jp/
上関原発関連のページで、この時の状況が紹介されています。↓
http://new-k.livedoor.biz/archives/797519.html
大手新聞やテレビで報道された様子はなく、記事になったのはおそらく下記のものだけだと思います。↓
東京新聞(09.10.04)「原発いらない」と7千人が行進 東京・表参道
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009100301000454.html

先に結論を言ってしまいますが、これは、全国の反原子力団体・環境団体を巻き込んだ、「大規模なガス抜きイベント」、つまり、「何かを成し遂げたつもりにさせながら、実は何も成し遂げていないイベント」であったと評価します。
イベントの目的を「原子力問題を社会に問いかける」ことだとしますと、メディアに全く取り上げられなかったことは、一般市民に対する情報伝達が不足していたわけであり、興行的には完全な失敗でした。
このようなイベントは企画しないほうがマシ、脱原子力運動としてはむしろマイナス効果のほうが高いと感じます。
わずかに、一般に意思表示する機会があったのは、イベント終了後の都内デモ行進だけですが、これは、ユーチューブに配信されたどうがから判断しますと、あまり一般から歓迎されたものにはなっていないように感じました。↓


なぜ今頃、このイベントの評価をするのかと言いますと、私は企画会議の前半に何度か参加したのですが、そのときの失望感があまりに強く、心の整理に時間がかかったためです。
しかし、今後このようなガス抜きイベントに多くの労力と費用が消耗されないためにも、遅まきにでも冷静に批判しておく必要があると感じました。


メーリングリストでのやりとりが残っていますので、私のコメントを中心に、企画会議の状況などを経過を追って説明していきましょう。

コメント(15)

(続き)
まず最初に、私が企画会議にかかわるきっかけですが、最初に送ったメールにそのことが記されています。
mail to 〜〜』は私の送ったメッセージからの抜粋です。
また、>以下の部分は、他の参加者からの意見です。
(私以外の個人名は公表しません。あらかじめご了承を。)

mail to Sun, 22 Mar 2009 22:00:24
○○さんへ
ミクシィで“原子力政策の転換に向けた全国集会”、第3回企画運営会議への参加呼びかけをしたところ、参加してくださる方が現れました。
呼びかけた私が参加しないわけにはいかないような気がします。
私のようなものでもお邪魔してよろしいでしょうか。
また、開催場所がよくわかりません。詳しく教えていただければ幸いです。』

「ミクシィで呼びかけた」とは、こちらのことです。↓
http://mixi.jp/view_event.pl?id=40813955&comm_id=114793

岩手に住む私としては、東京のイベントに参加することは難しいと感じていましたが、普段私が考えるアイディアを実現するまたとない機会であると考え、以前から知っている方も何人かいらっしゃいましたので、思い切って参加することにしました。
(続く)
(続き)
《地球温暖化問題の取り扱いについて》

そのころメーリングリストで話し合われていたことは、フライヤーに書き込む文章についてです。以下のような文章が提案されていました。↓

『原子力発電は地球温暖化の防止になるのか?もちろんなりません。電力需要に合わせた調整がきかない原発は、結局火力発電に頼りCO2を減らすことに繋がらないのです。それどころか、原発の事故やトラブル隠しといったニュースは連日のように伝えられ、再処理工場やもんじゅに至っては操業すら危ぶまれています。原発は放射能汚染の懸念が拭い去れない問題あるエネルギーであり、ゴミの捨て場すら決めることが出来ません。多くの人が政府の宣伝に疑問を持っていると思われます。本格的な原子力導入から40年を迎えた今年、脱原発を目指す人、エネルギーのあり方に関心がある人、環境や食の問題に関心がある人、若者から年配者まで幅広く参加していただいて、工夫をこらした企画を持ち寄り、(エネルギー政策転換に向けて)大きく盛り上げていくことを目指して集会を開催します。共に脱原発を目指す大きなうねりを巻き起こしていきましょう!!!』


私はこれに疑問を感じ、意見を述べました。↓

mail to Sat, 28 Mar 2009 18:41:44
地球温暖化説こそが、原子力産業によるプロパガンダであり、そこを肯定してしまっては、説得力が殺がれてしまうように思います。
「原子力より自然エネルギー」とか、「火力のほうが効率がいい」とかいったフレーズは、わざわざ相手のホームグランドにプレーしに行くようなもののように思います。
2月の日経新聞には、地球の平均気温が、1998年をピークに低下しているという記事が載っています。IPCCの温暖化説は、まさしく、地球平均気温を基準にしてのものですから、IPCCは間違っていた、つまり温暖仮説ははずれだったと言うことです。
どうせなら、ここをアピールしてはどうでしょうか?』


ここから、やや仲良しグループ的な雰囲気が一変して議論が紛糾することになりますが、今読み返してみても、CO2削減が環境対策として合意されたものであるかのような文言には抵抗を感じます。現在、多くの環境団体はこの主張を焦点にしていますが、的外れである感は否めません。このことは、イベントが脱原子力を目指したものであるにもかかわらず、主眼が地球温暖化対策になってしまい、「地球温暖化対策を進めることが脱原子力なのだ」という誤解を招く恐れがあると感じます。
この意見を述べると、「原子力産業によるプロパガンダという私のほうがだまされているのではないか?」といった反論をいただきました。それも、かなり運動団体としてはネームバリューのあるところの方からです。
原子力の情報に関しては、私などよりもはるかに精通しているはずの方々が、温暖化煽情にはコロッと騙されていることには、非常な驚きを感じました。
また、私に対する反論として、政府発行の文献をそのまま引用してくる方もおり、企画の内部にはそのような「不穏分子?」、つまり市民を装って行政の意向を巧みに組み入れようという意図を持った者が先入している可能性があるのでは?と感じました。
このような内部事情を知ることができ、私の問題提起はある意味非常に有効だったと考えます。

クライメート事件が発覚した今となっては、地球温暖化を真に受けるわけにはいかないということが、誰もが感じるところとなっていますが、この時期は、原子力を話し合う前に、地球温暖化で意見統合しなければならないという、非常に複雑な状況でした。


この議論の結論は、「地球温暖化を止めようという主張でイベント参加する団体もあるのだから、完全に否定した態度は表明できない」といったものでした。
それならば、「地球温暖化CO2人為説に疑問を呈するブースを設営してほしい」という意見を述べました。「それではイベント全体の連帯がぶれる」という反論がありましたが、連帯という言葉で地球温暖化懐疑に口を噤めと言っているのと同じでしたので、これには強く食い下がりました。
ちなみに「地球温暖化CO2人為説に疑問を呈するブース」は、私の提案を途中で引き継ぐ方がいてくださり、実現されたようです。
(続く)
(続き)
その時の議論内容を部分的に紹介します。↓
>以下の部分は、他の参加者からのものです。


mail toWed, 1 Apr 2009 18:06
>まず、運動論から言うと、反原発運動が、温暖化懐疑論
について、声高に叫ぶことは、百害あって一利もないです。

そうは思いません。原子力産業にとって、地球温暖化CO2原因説こそが、最後の砦となっています。これを突き崩す努力をしないことこそ、「百害あって一利もない」と考えます。
全体としての足並みを揃えた声明が難しいのなら、部分的なブースとしてやらせてもらえないかという提案をしました。それまで、禁止されるほど、このイベントは上意下達的なものなのでしょうか。


>環境関係の活動をやっている
市民には、温暖化対策を専門にしていなくとも、何らかの
形で関わっていたりする人々が多い。その中で、「温暖化
懐疑論」に固執するのは、反原発運動を孤立させる可能性
が極めて高いかと思います。

自分が信じていたものが間違いであったと知らされることは、誰にとっても辛いことです。
しかし、ここは、感情論よりも「正しい情報はなんなのか」という点を優先すべきだと考えます。


>温暖化懐疑論そのものも、論者の多くは学識経験者で
あっても、気象学の専門家ではありません。

それは間違いです。日経新聞にコメントを寄せていらっしゃる赤祖父氏は、地球物理学の専門家ですし、「地球温暖化詐欺」に出演している研究者はどれも著名な方ばかりです。
http://www.youtube.com/watch?v=hUKLOvtAUDk
広瀬隆さんや槌田敦さんの資料をあえて紹介したのは、脱原子力のみなさんであれば、この方々がどれほど熱意を持って活動してくださっているのかを、十分承知してくださっていると感じたからです。


>素人目に見てもいい加減なロジックの組み立て方や、恣意的な情報の抜き出しが目立ちます。

あなたは、文章の専門家という肩書きのようですが、どれほど、温暖化について知っていると言うのですか。行政側の資料ばかり紹介なさるので、少し疑問を感じているところです。
しかも、このたびは、私が以前ネットで散々討論した方のブログを紹介しているわけです。(討論をした感触では、(ブログの著者は)行政関係者ではないかと感じました)↓
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/stopglobalwarming/category_131.html』
(続く)
(続き)
mail toWed, 1 Apr 2009 21:48:22
>注意書きしましたように、私はあくまで、温暖化
懐疑論と反原発運動に関する一般論として、先の
投稿をしましたので、関さん(私)に対してどうこう、と
言うわけではありません。

一般論というには、やや度を過ぎてしまっていませんか。
あなたは、広瀬さんや槌田さんの文章を、素人目に見てもあらが見えるかのような、記述をなさっています。
この方々が文章を書くにあたって、私たち脱原子力の足を引っ張ることのないように、細心にも細心の注意のもとに取り組んでいることぐらい、この運動に関わった方であれば、十分わかっていることではないのでしょうか。
前回の、あなたのメールには、正直言って憤りを感じています。


>ともかく、「原発が温暖化対策にならない」という
ことに反論すべきなのであって、「地球温暖化防止を
訴えること自体が悪い」と主張するのには、私として
は、余り感心できないし、そうした一部の反原発運動
関係の傾向に不愉快な思いをしている環境関係の市民
も少なからずいる、ということは本mlの皆様にも
お伝えしたいと思います。

その点に配慮したからこそ、声明文にその趣旨を加えることまでは求めていないと言う主張をしています。
首脳陣の方々の意向は尊重しています。その片隅(会場内のブース)で、原子力の依存する地球温暖化CO2原因説に疑義を唱えることぐらいは許していただけないのかと、私は述べているのです。』

mail toThu, 2 Apr 2009 06:59:31
>今回のFESTAには連帯が必要です。ぶれるようでは、目的は達成出来ないと考えます。

連帯がぶれるのは、十分なすり合わせができていないことも理由の一つではないでしょうか。
連帯がぶれるから、不協和音は取り除くというやりかたこそが、大きな流れを生み出せない原因でもあると考えます。まだまだ信じがたいと思う方も多いようですが、地球温暖化疑惑は、今後いっそう大きくなる問題だと、私は予想しています。まあ、この場で十分私の意見は言わせていただきましたので、今後は、首脳陣の方々の判断にお任せすることにします。ただし、反論にはそれなりの対応をすることになるでしょう。


>ブースについても、皆で同意したものに限るようにして欲しいと思います。

原発に限らず、人が増えれば意見も増えていくのは当たり前です。
それらをうまく取り込み、様々な意見の中でも共有できるものを柱に、個々の意見にもどれだけ対応できるかということが、イベントの懐の深さだと思います。
どのみち、「大きな流れはこうなのだから、それに疑問を呈してはいけない」と言ってしまうことは、イベントに限界を作り出すことになるでしょう。』
(続く)
(続き)
mail toThu, 2 Apr 2009 18:59:39
>関さん自身が、私の言うことに耳を傾けず、真っ向から否定しかしていません。

あなたの意見は、私に、温暖化CO2説が偽りである可能性があることに口をつぐめと言うことですよね。
それはできません。脱原子力運動がスポイルされ、原子力産業にとって対処しやすい運動になってしまうからです。
「地球温暖化詐欺」の4番目を見てください(9分ごろ)。あなたも、見ることぐらいなら、私のいうことを聞いてくださるでしょう。


「気候変動とか地球温暖化が話題になったとき、彼女(サッチャー)はこれはよいと思ったのです。CO2を排出しないから論拠になる。原子力に向かうべき理由になると。」

これは、脱原子力を志す方であれば、ぜひとも知っておいていただきたいことです。安易にCO2を肯定しては、相手の手中に自ら入り込むようなものです。
誰がなんといおうと、このことだけは言わずにいられません。本当に、心の底から、脱原子力を願う方なら、私の気持ちをわかっていただけると思います。
今回だけは、温暖化の疑惑にノータッチでいこうとかいう妥協は、決してするべきことではないと思います。』
(現在、紹介した映像では、どういうわけかサッチャー政権に関する部分がさくじょされてしまったようです。)

etc.
(続く)
(続き)
現在、クライメート事件の発覚で、私の予測が正しかったことが立証された形になっていますが、ここで特にみなさんに考えていただきたいのは、「地球温暖化のような見え透いた嘘に振り回されていて、脱原子力が成し遂げられるのか?」ということです。
地球温暖化の疑惑は今後いっそう明確になっていくはずですが、その過程において、「反原発の団体は地球温暖化対策に熱心だった」という事実は、一般の方々にとって、それらの団体の発信する情報の確かさを疑わせる要因となります。「彼らは地球温暖化に過剰に反応していたのと同様に、原子力問題にも過剰に反応している」と思われてしまうのです。
この方々は本当にうまく罠にはまってしまっています。誰かに、「生半可な情報をヒステリックに叫ぶ団体」という印象を与えてしまったとしたら、それはこういった方々に大きな責任があるでしょう。
そういった、他者からの印象も十分肝に命じて、今後の軌道修正をしていただきたいものです。


ちなみに、最終的なフライヤー文は以下のようになっています。↓

『地球温暖化の防止、クリーンエネルギー、このような宣伝で原子力産業は推進されていますが、本当にそうなのでしょうか?電力需要日あわせた調整がきかない原発は、結局火力発電に頼りCO2を減らすことには繋がらないのです。(後略)』

結局「温暖化路線」は修復されなかったようです。
(続く)
(続き)
《自然エネルギー推進について》
さて、行政、あるいは世界の原子力界から仕掛けられた二つ目の罠は、「自然エネルギー」です。
クライメートによって、地球温暖化から目を覚ますことができたのは、私たち地球環境を大切に思う者にとって、大きな幸運でした。
しかし、それを教訓にせずに、第2の罠にどっぷりはまっている環境団体が多いのは、非常に残念です。「残念」というよりか、繰り返しの判断力の甘さには半ばあきれます。

少し脱線しますが、「自然エネルギー」に対する私の見解を紹介しておきます。
「自然エネルギー」が大概の場合において無駄にしかならないのは、「ちょっと考えればわかる」ことなのです。
たとえば、新築の家に太陽光パネルを取り付けたとしますが、一体どの程度の期間利用できれば、立派に役目を果たしたといえるでしょう?10年?(20年はちょっと無理でしょう。)
ネット検索ででてきた太陽光パネルの販売企業のページからです。↓
『標準型ソーラーパネルについては、納品書の日付から10年以内は公称最大出力の
   下限値(公称最大出力の90%)が90%以上、25年以内は公称最大出力の
   下限値(公称最大出力の90%)が80%以上であることを保証します。』
http://www.solarlife.jp/solar-study/solar-study-faq/24
この企業は25年間を保証できる実験データを持っているのか?と思ったら、会社設立から、まだ4年しか経っていないようです。↓
http://www.solarlife.jp/info/3
今は「自然エネルギー景気」で繁盛しているかもしれませんが、ブームが下火になったころ、会社名を変えたりして、保証責任を逃れてしまう可能性は十分あるでしょう。
それに加え、受光環境も変わります。自宅の前にマンションなどが建てられたり、埃がパネルを曇らせたり・・・。
政府による「余剰電力の買取」を当てにして取り付ける方も多いようですが、それが10年後も続くという保証はありません。それを当てにして、家の寿命を縮めてしまう方がいることは(気を悪くする方も多いかもしれませんが)、愚かな行為だと感じます。↓
http://www.asahi.com/national/update/0106/TKY201001050511.html
自然エネルギー推進は、結局、ゴミを増やすだけの効果しかもたらしません。10年後には泣きを見る方が多くいらっしゃるのではないかとか予想します。

脱原子力団体が、自然エネルギー推進を掲げるのは、「原子力に変わる代替案」という考えに取り付かれているからですが、これも方向を見誤ってるようにしか思えません。
原子力施設を全部除いても、発電施設の余剰が需要の2倍近くもある日本にとって、無理やり代替エネルギーを持ち出す必要はないのです。
「自然エネルギーが増えれば原子力はなくなる」というのは、ただの希望的観測でしかありません。ただ、その希望にすがりたいという気持ちはわかります。
原子力施設の反対署名をいくら集めても、施設を止めることには繋がっていませんし、議員などへの働きかけも、さはど大きな効果はありません。
そんな八方ふさがりの状況では、「自然エネルギー」が唯一の希望に思えるのかもしれません。しかし、それは間違いです。
(続く)
(続き)
さて、この「10・3NO NUKS FESTA2009」ですが、サブタイトルが「エネルギー政策転換に向けて全国から結集を!」とあります。当時は、迂闊にもその意味が分かりませんでしたが、今にして思えば、わざわざこのサブタイトルをつけた理由が見えてきます。
おそらく、自然エネルギーを推進することによって、経済的恩恵を受けることができる方も、企画者会議の中にはいたのかもしれません(単純な利益だけでなく、政治的効果などの二次的なものも含む)。
この打算は結果的に、日本の脱原子力を遅延させることになるでしょう。数年後、今よりいっそう自然エネルギーの問題が明確になったころ、「あの環境団体は自然エネルギーを推進していたな〜〜」と世間に言われるのは目に見えています。


メーリングリストのやりとりから、自然エネルギーに関する部分を抜き出してみました。↓


mail toThu, 2 Apr 2009 18:59:39
「地球温暖化詐欺」からもう一つ見てください。
自然エネルギーが全くイメージだけで実力が伴っていないことを、映像は指摘しています。(2分15秒ごろ)


「化石燃料を使うな」というキャンペーンに妨害され、太陽光発電しかエネルギー源のないアフリカの現状を見てください。
「原子力がCO2対策にならない」という主張は、「自然エネルギーはエネルギー対策にならない」という反論に、打ち勝つことはできません。自然エネルギーが実力を伴って、世界に普及可能になるには、40年かかるのです。その間、原子力は悠々と生き延びます。
もしも、原子力推進者に「それでは、あなたは、原子力を手放すかわりに、アフリカのような生活を忍従するのですか」と言われた時、みなさんならそれを受け入れる覚悟があるかもしれません。
しかし、運動にかかわりのない一般の方にとっては、そのような主張は、独りよがりのメルヘンでしかないのです。「暇な人たちが、慈善でやっているのね〜〜」ぐらいの認識をされて、イベントは成功したと言えるのですか。
(続く)
(続き)
>とても、連帯、共生を模索しているように捉えられません。
和を乱そうとしているとさえ、思えてなりません。

確かに、みなさんをいらだたせているのかもしれません。しかし、これだけはどうしても、伝えなければいけないと考えた末のことです。
あなたこそ、なぜ、CO2に疑問を呈することは、ブースを設けてやってはいけない、しゃべりバ程度でコソコソやっているべきだなどといえるのですか。
少数意見は切って捨てればいいなどというのは、一昔前の全体主義と同じではありませんか。
そのような了見の狭いイベントで、本当に広がりを持てるとお思いですか。
あなたの態度は、この映像に記されている温暖化懐疑の研究者に対するものと同じです。(7分ごろ)


「“地球温暖化否定者たちは状況を混乱させ解決を遅らせています。”さらには、買収されているからだと言う訴え方さえ、されています。“沢山お金をもらっている否定論製造者ら”だと。“やつらは、『地球温暖化は存在しない』と嘘を吐いている罪人どもだ。”“幻惑する輩は、毎年、何億もの金で買収されて”・・・みなさん、本当にお金もらっていますか?・・・・・」』
(続く)
(続き)
このような状況から、私の企画会議参加が歓迎されないのではないか?という危惧がありましたが、数名の方々のお誘いを受け、最終的に参加することにしました。↓

mail toSat, 4 Apr 2009 06:39:49
関です。○○さんへ。
>4月7日の企画運営会議をMixiでよびかけてくださり、ありがとうございます。よびかけていただいたページをのぞきましたが、書き込みの多くが推進側の方々のようで、そんな中で「企画運営会議で出席します」という方を見つけ出していただきありがとうございます。

どうも、ご無沙汰しています。そんな方がおられたことがきっかけで、このMLにお誘いを受けたわけですが、呼びかけの印象とずいぶん違うな〜という気がしています。↓

『最近エネルギー問題に関心を持った人や漠然と政府のエネルギー政策に疑問を感じているという人にもぜひ参加してほしいと考えています。集会・イベントの成功には新しいつながりや、世代を超えた出会いが大切です。経験や知識の大小は関係ありません。 』

私のようなものの発言の自由度は、どれだけ保障されているのか、やや不安を感じている状況です。


>関さんも4月7日には予定通りにご出席でしょうか?

せっかく足を運んだのに、私の考えはまったく受け付けられないと言うのでは、時間と交通費をかけていくだけの価値がないと感じます。
今私が思っているのは、私の参加が必要だと感じる方がいるのであれば参加したいというものです。私は、このMLを通じて見解は十分述べさせていただきましたが、私の意見を取り入れることによって、なおいっそうイベントの価値を高めると感じる方がいるのなら、喜んで参加します。しかし、私の意見を取り入れては、逆にイベントにマイナスだという方が多いようでしたら、辞退しようと思います。そういう方々を慮ってという意味ではなく、参加するだけの価値を見出せないという理由からです。


>このMLも、討議用ではなく、限られた短い時間で企画運営会議をスムースに進めるため、補助的に利用するものです。

私も、このMLで議論する羽目になるとは思いもよりませんでした。しかし、「地球温暖化人為説は事実だ」とか「懐疑論を信じる私のほうがプロパガンダに汚染されているのだ」とかいった主張をそのまま放置しては、今後の脱原子力運動全体の質に関わると感じ、場違いは十分承知でしたが、反論せずにはいられなかったということです。そんな気持ちを汲んでいただき、お許し願えたらと思います。』


mail toSun, 5 Apr 2009 06:34:52
>関様、きつい表現も飛び交ったかもしれませんが、大丈夫です。

このイベントにも、地球温暖化説をきっかけにできた団体も参加しているようですので、私の主張は、あまり運営面から見て歓迎されるものではないかもしれません。しかし、そういった団体の方々にも真実を知っていただければ、軌道を修正して活動することは可能なはずです。
一刻も早く、この事実を多くの方に知らせたい、そんな思いで参加することが可能ならば、私もイベントに加えてください。


>関さんと意見交換をされた方々、みなさん、人間味に溢れた素晴らしい方々です。いつも私はそう感じていました。

それぞれの方の反応は、当然予想されることですし、私としましては、その方々のおかげで私の意見を存分に言わせていただけたわけですので、むしろありがたく感じています。
私もきつい言い方をしてしまった部分があり、申し訳なく思っています。今後はわだかまりなく、同じ目的に向かって協力していければと思います。


>関さんも、何かしらの形で参加される事を願っております。

ありがとうございます。ここまでお騒がせして、今さら行かないというのも身勝手なように思っていました。一方的な主張だけでなく、私に何ができるのかを、参加を通じて探っていければと思います。』
(続く)
(続き)
4月7日の会議で私は「有名ミュージシャンを出演させて、一般客にもアピールする」という意見に異議を唱えました。なぜなら、市民運動として、あまり巨額の出費はするべきではないと思いましたし、脱原子力に全く関連のない歌を歌われることに、意義を感じなかったからです。
その代案として、「全国脱原子力コンテスト」というものを提案しました。理由は、どうせ出資をするのならば、普段から原子力問題に取り組んでいる活動家に還元できるものにすべきだと思ったのと、「脱原子力のテーマ曲」のようなものをここで全国の同意の下に作り上げれば、今後の活動の役に立つと考えたからです。
さらに、全国の団体が変わりばんこにステージに上がり主張するといった、この手のイベントにありがちな進行は、一般を遠ざけるだけだから止めるべきだという意見もしました。
他の参加者からは、地球温暖化議論に批判の声も上がりましたが、そういった意見集約の場が限られていることをまず修正するべきではないか、と述べました。議論は圧倒的に不足していました。
当然、数名の方からは反感を買ったようでしたが、私を支持してくださる方もそれなりにいたように思います。


mail toThu, 9 Apr 2009 12:39:27
会議で確認された今回の最大の目的は、情報伝達よりも、参加者をより多く増やそうというものでした。いわば、一人でも多くの方に来ていただき、私たちに共感してほしい、そして一緒に行動してほしい、という思いが前面に打ち出されるものにしたいのだと、私は解釈しました。
だとすれば、イベントタイトルの「NO NUKUS FESTA」(FESTAとは言うまでもなくお祭りの意味ですよね。)にふさわしい、そこにいることが楽しい、そんな雰囲気を皆で作り上げていくことが大切だと思います。
原子力問題にあまり詳しくない方が来場した時、堅苦しい催しがステージで行われていると、多少退屈さを感じてしまうことは十分考えられ、それではあまりいい雰囲気は作れないように思います。そういった方々は、内心自分のできる範囲で協力したいという気持ちを持っていても、敷居が高そうに見えて抵抗を感じてしまうのではないでしょうか。
そう考えた時、イベントを3日に分けて行うというのは、それぞれの日を目的別に活用できるので、非常に好ましいと思います。
すでに詳しい情報を知っている方々には、2日4日でさらに詳しい情報を提供し、3日はあまり詳しくない方々を対象にステージを進行させ、問題に興味を持った方には、ブースが対応して情報提供するといった感じが、流れとしてよいのではないでしょうか。
ただ、和やかムードを大切にするあまり、激しい行動(シュプレヒコールなど)を遠慮してしまうのも、少し違うように思います。
最後の1時間ぐらいは賛同団体それぞれの思いを5〜10分程度のスピーチでぶつけ、ピースパレードへの弾みをつけてはいかがでしょうか。

プロを呼ぶとなると、当然それなりのギャラがかかるわけですので、それがどれくらいかかるのか、もっと有効な使い道はないのか、という点をもっと練ってみたいと思うのです。
私が提案した「脱原子力ソングコンテスト」で念頭にある出演者というのは、基本的にギャラ無しでも来てくれる(交通費+αぐらいはこちらで持つべきと思いますが)、ピースパレードを一緒に歩いてくれる、音楽の質の高く、加えて実際に地元の運動に関わって協力してきた方ならなおよし、というところでしょうか。北から南から駆けつけてくれるので「全国的」という様相も強くなるでしょう。

最後に、「コンテスト優秀者は、有線放送のリクエストなどを通じて応援してはどうか」という提案ですが、これは、原子力企業などが常套手段としているメディア宣伝への対抗として、常々考えていたことです。
社会問題を歌った歌が一般の共感を得られるわけがない、とは、私は全く考えません。やってみないのにどうしてわかるの?といったところでしょうか。
なによりも、皆さんがステージで聴いて特に感動した曲を選んで送り出すわけですから、自分達が感動した曲を一般の人が感動させられないわけがない。そう思いませんか。
有線に優秀曲を登録し、電話リクエストを全国に呼びかければ、一般の方にそのメッセージを自然に聴かせることができます。毎日誰かが電話して、いつもどこかでその曲が聞こえる状況を作り上げれば、原子力問題に対する理解を持つきっかけになるでしょう。
こういった作業を呼びかけることを、イベントで確約すれば、遠くからわざわざ来るミュージシャンにとっても励みになるでしょうし、その曲自体が、次のイベントの宣伝にもなるわけです。出場曲のオムニバスCDを制作すれば、次回のイベント費用の足しにもなるでしょう。』
(続く)
(続き)
こんな私の意見に聞く耳を持つ方もいれば、反論する方もいました。↓


mail toThu, 23 Apr 2009 00:38:43
>どんな方向性にするかによって違いが出ると思いますが個人的には、まだ原発関連の情報に触れられていない人たちに情報を送って、なるべく沢山の人たち(最終的には全ての人たち)が「知る」という事を重視しています。よく知った上で、後は個々が判断をするべきと思っています。

私は、情報提供だけでは、すでに負けなのではないかと思っています。
情報戦術は、原子力推進側のほうが長けています。たとえ、通りすがりの参加者が、「放射能は危険なのかもしれない」といった感想を持ってイベントから帰ったとしても、テレビCMなどで「原子力は必要不可欠」といった宣伝を繰り返し見せられれば、次第に、私たちが与えた情報など消し飛んでしまいます。
大切なのは共感なのだと思います。私は、「原子力反対」という主張は、全世界の全ての人が同意するものだと思います。決して気まぐれやわがままで主張しているものではありません。たとえ、利害がからんで現在原子力を擁護する立場にいる人でも、一人の個人として損得勘定無しで自分の家族のことなどを考えた場合、内心は同意するはずだと思っています。胸を張って堂々と、「原子力は要らない」と言ってこそ、テレビ宣伝にも負けない、深い共感を与えることができるのではないでしょうか。

>ですから、なるべく情報から遠い、新しい人たちにイベントに来てもらいたいと思います。その為にはなるべくこのようなイベントに参加しなそうな人たちを呼ぶアイテムとして音楽なりステージなど企画があってそれを目当てにやってくる人たちに、合わせて原発関連の情報を持ち帰らせるという方法がそれを実現できるのではと思います。

私は、イベントに掲げた主張と、ステージで繰り広げられていることに、全く関連が見られないという状況(全くないことはないでしょうが)は、好ましくないと感じます。
私がぜひともみなさんに考えていただきたいのは、今回のイベントでは「市民運動のイベントはつまらない」といった先入観を払拭するきっかけにできないか?ということです。なぜつまらないのか?その理由の一つは、客寄せの部分は他人任せにして、自らの表現を磨いてこなかったことにあると思います。本当に私たちの表現は面白みのない、見る価値もないことなのか?といえば、決してそんなことはありません。原子力問題を歌にして回りに広めようとするミュージシャンは、私たちと思いを同じにする仲間です。その仲間の力を借りればいいのです。表現力に優れたものがそれを担当し、情報伝達の得意な方はそれをする。役割分担が的確になされていないことが、そんなイメージを作り上げてしまったのではないでしょうか。
ステージパフォーマンスは、会場の思いと一般の参加者の思いをつなぐ架け橋です。会場の皆さんと一般の方が一緒に感動し涙することによってこそ、共感は生まれるのではないでしょうか。だからこそ、会場も一般も一緒に楽しめるパフォーマンスが必要なのだと、私は思います。』

「原子力問題を扱うのはアマチュアで演奏レベルが低い」という決め付けのある方が多いようでしたので、私の保有する音源の中からCDを作成し、次回の会議で紹介することにしました。
中には、「原子力の歌など聞きたくない」などと、全く耳をかさない方もいましたが、私の真意は、「原子力反対」「核兵器反対」といったメッセージを応援する土壌を作り上げるべきだということです。聞きもせずにはなから拒否反応を示す態度には強い反感を感じます。全国の脱原子力の思いを一つにすれば、その思いを代弁する曲を流行させることは可能だと思います。
そういった新しい発想を試みようとしないのは、「本気で原子力を止めたいのか?」という疑問を持たざるをえません。
(続く)
(続き)
イベント後のパレードについてもめリングリストで話し合われました。↓

mail toWed, 22 Apr 2009 07:18:19
>(パレード時間を)時間を、2時間ぐらいにするというのは難しいでしょうか。集客にがんばるのなら、その人数が多いということを活かすのはやはりパレード(=啓発)だとおもいまして・・・

2時間ぐらいなら歩いてもいいんじゃないかと、私も思います。(個人的にはもっと長く歩きたいです。)パレードをしたという既成事実を作りたいだけならば、40分で十分でしょうが、私としては、なるべく多くの人に歩いている姿を見てほしい。なぜ歩いているのか、知ってほしい。』

mail toFri, 24 Apr 2009 03:55:27
>デモの関しては、すでにみんなが居る街中に入っていく行為なので、違う部分が多いと思いますしフリーター問題は、テレビ情報も多い一般的にみんなが肌で実感してる問題ですね。

直接的、あるいは過激な主張は一般人を敬遠させてしまうのではないか?というあなたの意見に対し、それは違うよという意味で、フリーターのデモを例示させていただきました。
原子力問題であっても、活気を帯びたデモは可能だと思います。私の経験ですが、4年前、地元で再処理工場反対のデモをしました。その時は「放射能まみれのウニなど食えるか!」「プルトニウム、ごくっと呑んであの世行き」などといった、過激な文言の看板を沢山並べていました。最初30人程度の行進だったのが、最後には50 人ほどに膨れ上がったと、参加者の皆さんが大喜びしていました。こちらのその時の記事が載っています。↓
http://homepage3.nifty.com/gatayann/no.9.pdf
反対に、もう二度とごめんだと思ったデモがあります。イラク戦争反対が趣旨だったと思います。その時は、参加者がキャンドルを持ち、決められた歌を一緒に歌って歩くというものでした。私はギターを弾かされていたので逃げるに逃げられませんでしたが、その時の通行人の目の冷たいことといったらありませんでしたね。イベントの大敵は、過激さよりも没個性なんだとしみじみ感じました。』


当初予定は、40分程度の短いものでしたが、全国から集まるのに、それではわざわざ駆けつける意義が薄いと感じていました。
しかし、長ければいいというわけでもなく、街中でどのような印象を与えるかが重要なポイントだと思います。
それには、決まりきった街宣カーや堅苦しいメッセージなどは行なわないほうが良いと、常々感じていますが、どうも、配信映像を見ますと、代わり映えのしない、通行人からの反感を結果的に受けてしまっているような印象を受けます。


(続く)
(続き)
さて、私が参加した2回目の企画会議では、「原子力ソングコンテスト」は、他の参加者からも支持を受け、有望な候補となっていたように思います。
ところが、いつのまにか、明確な理由もなく、「有名ミュージシャン案」が採用されてしまいました。↓

mail toThu, 14 May 2009 13:59:41
>別途、**さんのメモをプロジェクトメンバーに送信しますが、サブステージにつ いてはプロジェクトとしての判断は次回に行なうことになりました。サブステージを設置するかどうかの判断の要点は、「サブステージを積極的に担う人がいる かどうか」と「関さん提案の公募した上でのステージ演奏については音楽の質が一定以上であること」ではないかという話になりました。

残念ですが、その答えでは、私の提案はあまり検討されなかったという判断になります。
なぜ、私の提案がサブステージということで話し合われているのか、詳しくお聞かせ願えませんか。
例え無名でも、真に実力のあるミュージシャンであれば、(他の企画を差し置いても)メインステージに立つ価値はあると思います。また、公募をしておきながら、メインではなくサブで演奏させるというのでは、ちょっと失礼ではないかと感じます。』

議論で私は、イベント前日の全国から来た脱原子力運動の活動報告・意見交換の場に、青森県知事選に六ヶ所再処理工場反対を掲げて、自費で立候補した西谷美智子氏を招待すべきだという意見を述べました。政治と直接性のない団体活動だけでなく、市民運動の原点として選挙という手法の重要性を、もっと理解してほしいという思いで述べたものですが、結果的にこれが私を排除する決定的な要因であったように感じます。直接言われたわけではありませんが、肌で感じました。西谷氏の選挙では、「西谷氏に投票しないでください」というメッセージが、とある原子力運動のMLで流れていました。そのメッセージの発信元と、このイベントの企画者が同じではないか?と、推測しています。


また、できるだけ必要経費を抑えるべきだという意見は、「金の心配はしなくていい」と却下されました。MLの話し合いでは、全国からの寄付が足りないという意見が出されていましたが、それでも○百万円は確保できているというような内容でした。
「だったら、イベントなんかで浪費しないで選挙やれよ」と強く感じます。おそらく、先の西谷氏の選挙に係わった経験から言えば、切り詰めれば2人ぐらいの県知事候補を擁立できます。

たとえば、原子力立県である青森と現在上関原発で揺れる山口県で候補者を擁立、マニフェストや街宣活動などで脱原子力を呼びかければ、こちらから働きかけなくても新聞各社は選挙期間中毎日報道し続けます。当然全国紙でもとりあげられる可能性は高いでしょう。
7000人の動員も単純計算で、毎日100人以上選挙応援できるわけです。
私は、西谷氏の青森県知事選立候補で、青森県民の意識に変化を与えられたと強く実感しています。本当に脱原子力を実現したいなら、選挙という手法をもっと意識的におこなうべきだと考えます。
全国で、このイベントに寄付をした方は、そのお金がこんなふうに使われていたということを、知っておいたほうが良いかもしれませんね。

西谷氏の青森県知事選立候補については、下記のトピックのコメント44で、私なりの分析を紹介しています。↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?page=3&comm_id=260093&id=52647243
(続く)
(続き)
このような状況になったため、私は急速にこのイベントに対する情熱を失いました。それでも、もう一度話し合いに参加してほしいという要請を受け、プロジェクトごとの企画会議のステージ部門に、3回目の参加をしました。
すると、ミスターチルドレンやクロマニヨンズ・坂本龍一、その他(ほとんど忘れましたが)メジャータレントの名前がズラ〜〜ッとならび、「もしかしたらサブステージも有名タレントで埋まるかもしれない」と、言われました。
あからさまな、私を排除しようとする態度です。
それまで私に理解を示していた(かのように見えた)方も、非常によそよそしい態度で接せられました。
おそらく、あれだけ活発に意見を言っていた私が急に消えてしまうのは、何か都合が悪かったので、声をかけたのかもしれません。私の意見を採用する気もないのに、対面的な理由だけで呼ばれたようでした。
最後に、主催者の代表格の方から「サブステージで(私が)演奏する時間が取れれば文句はないんだろ?」的なことを言われ、このイベントを去る決心がつきました。
そんなふうに、私が打算で動いていたと思われていたことは、今だに許す気になれません。

とはいえ、私にはとてもいい勉強になりました。この方々には原子力を止める力がないということが、はっきり確認できたからです。
「反原子力」が一つの商売になっているという印象も持ちました。これは、ミクシィでネット右翼の方々からしばしば攻撃されていますが、こういった実情を見るまではあまり信用していませんでした。しかし、「全国の支持者から、がんばってるな〜という評価を受けたい」がために、このようなイベントを催すというのであれば、商売だと断言しても良いでしょう。
もちろん、心からの善意でこのイベントに協力している方も大勢いるでしょうが、主催者側にその意思がない、あるいは忘れてしまっている、今の状況では、本当に有効な運動に市民力を結集するための障害でしかないと考えます。

もう一つ、配信映像を見て強く感じたのは、このイベントが社民党の政策宣伝になっているということです。↓


政策宣伝こそが真の目的であるとすれば、全ての疑問に合点がいきます。
「脱原子力を実現したいのならば、社民党を応援するしかない」というような印象を植え付けることで、党員あるいは応援者の囲い込みをしようというのがこのイベントの真の目的ではないか?ということです。


以上が、このイベントに対する私の分析結果です。

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