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本当の環境問題を話し合おう!コミュのガン発症のメカニズム

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J・W・ゴフマン博士による「人間と放射線〜医療用?線から原発まで」は、1991年に書かれた770ページもの大著ですが、いまだにその内容は色あせることなく、これほどまでにガンと放射線の関係を追及した書を他に見出すことはできません。
発刊から17年たった今、世界中のガン発症や死亡者数の激増という、本書で博士がした予言が的中していることは、この書に書かれた考察の正しさを裏付けるものといえます。
また、ここに記された考察を無視し、その後の研究成果を隠蔽し、放射線の生体への影響を軽視したまま推進し続ける原子力政策は、人類に対する犯罪です。

当トピックでは、書の内容から、「ガン発症」にかかわる部分を引用し、私の能力の許す限りにおいて、皆さんに紹介したいと思います。多少難しい内容になるかとは思いますが、よろしくお付き合いください。
また、本書はなにぶん古い書物ですので、入手は非常に困難ですが、可能であれば、原本をお読みになることをお勧めします。

注意事項
『』で囲まれた記載は、書から引用した部分です。そのうち、()で囲んだ部分は私の補足です。
囲みのない部分は、私の注釈ですので、お気づきの点があればご指摘ください。




《この本の趣旨》
本『科学はいま世界中で少数のエリート専門家集団に支配されているが,この本はすべての分野の科学を社会全体に開放するための本である。(22p)』

放射線の人体における影響は、メディアなどの露出もなく、一般に知らされる機会が限られる研究分野です。しかし、研究者ではないからといって、これに無知なままでは、地球環境に今も増加している放射性物質を黙認することになり、非常に危険なことです。そういった専門知識を一般の方にも理解していただくのが、この本の趣旨です。
原子力施設による放射性物質の放出が続けられる今日では、地球に生きるすべての方がガン予備軍であるといっても過言ではありません。
ところが、日本のガン研究においては、「国立がんセンター」のHPを見てもお判りのように、放射線の影響をあまりにも軽視し、一般の警戒を逸らそうという意図が感じられます。↓
http://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause/factor.html




本『放射線がガンや白血病のような深刻な影響を生じさせることは,広く認められている。一方,それは次の二つの主張によって絶えず攻撃されている。その主張が誤りであることを示す莫大な科学的知見にもかかわらずである。
1・「そのとおり・放射線は本当に有害な影響をもっています。しかし,それは線量がきわめて高いときだけです。低レベルの放射線の影響は知られていないのです。」
2・「本日,放射線漏れがあった。しかしその量は少なく,公衆への障害はないであろう。」(26p)』
『私はこの疑問に対して,わかりやすい答えを用意している。いまや誰もが吟味できる証拠があるのだから,専門家を信じる以外にないという状況はなくなった。何らかの権威を信じるのではなく,証拠が考えの基礎にならなければならない。私はこの本において,人間に関する証拠の現状すべてを示すよう努めた。(26p)

放射線の専門家と称する方々の主張が証拠に基づいたのものなのか?が重要であるといえましょう。
たとえば、下記のページでは、「大部分のがんは食べ物から」という結論が導かれていますが、決定的な証拠は一切見出せません。↓
http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/sub060107_takebe.html




《放射線雷は万人に共通のリスク》

本『でたらめに組み合わされた遺伝子を引きついだ結果、遺伝子や染色体に障害をもたず生まれ出たとしても、それは実に偶然のなせるわざである。これは運であって,その人の功績ではない。遺伝子や染色体のでたらめな組み合わせは、ときには知能や情緒の重度障害、若年死,あるいは重度の身体障害を生じさせる。(28p)』

一般的に、ガンの原因は人ぞれぞれの食生活、体力や免疫力の低下、または遺伝的なものと信じられていますが、ゴフマン博士は、その考えに対し懐疑的です。
また、生まれもっての知能障害・身体障害にも放射線の影響の可能性を示唆しています。





《放射線の電離効果雷と人体走る人との関係》

本『物質中でX線光子が光電効果を起こすと、X線光子のすべてのエネルギーが、物質中の原子の軌道電子の1つに移行する。X線エネルギーの一部は電子を軌道からはじき出すために費やされるが、残りはすべて電子に与えられる。その結果、電子は非常な高速度で運動を始める。(37p)』
『はじめの超高速電子によって原子や分子からたたき出された電子はどうなるのだろうか。この二次電子は,はじめの電子ほどのエネルギーはもっていないが,さらに別の原子や分子から電子をはぎ取ることができる。こうして,「なだれ現象」が起こる。すなわち,まず1個のX線光子が1個の高速電子を生む。そしてその電子は,別の原子や分子から電子をはぎ取ったり,励起したりする。はぎ取られた二次電子は,原子や分子からさらにいくつかの電子をはぎ取っていく。最終的にはエネルギーのすべてが消費される。あらゆる種類の化学反応や分子内の原子の再配列は,励起や電離の結果生じたものである。(39p)』

X線(ガンマ線の一種)とガンマ線は、物質を透過する性質があり、すべてが物質内にエネルギーを与えるわけではありませんが、物質内で原子にぶつかった場合には、ものすごい破壊的挙動をすることが知られています。

本『アルファ線について,とんでもない思い違いをしている人がいる。一般の人々に原子力の安全性を説こうとする人が好んで使うちょっとした「手品」がある。彼らは、放射線測定器のかたわらにアルファ放射線源を置き、測定器が激しく計数するところを見せる。それから1枚の紙を放射線源と測定器の間に置く。すると測定器の計数は止まり、アルファ線は紙すら透過できないことを見せる。一般の人々がこの実演を見れば、アルファ線は生体組織に障害を引き起こす力が弱い、と考えるだろう。読者はすでにこの実演がいかに滑稽かおわかりだろう。アルファ線が紙を透過できない理由は、アルファ線が紙の化学結合を効率よく破壊し、たった一枚の紙を透過するのにエネルギーのすべてを紙に与えてしまうためである。アルファ線は生体組厳にとってきわめて有害であるというのが,正しい解釈である。たとえば,もしアルファ放射体が気管支の上皮細胞(肺ガンの発生する場所)に付着すると,アルファ線の粒子が通るごとに,そこにある3個ないし4個の敏感な細胞には莫大なエネルギーが加えられる。ただし,体表面に付着したアルファ放射体が,深部の体内組織を傷つけることができないことも確かである。(47p)』

アルファ線とベータ線は、人体の外部からの影響はありませんが、いったん体内に入り込むと強力な作用をします。




《ホルミシス効果いい気分(温泉)の否定》

本『生体に与えるエネルギー量が同じならその害も同じであるから,「健康に良い」放射性核種(これも一つの迷信であるが)などというのもあり得ない。与えられるエネルギーが同じなら,害も同じである。(56p)』

一部の放射線研究家は、「放射線は少し浴びたほうが健康によい」などという主張をまことしやかに吹聴しています。
例↓
http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~wajima/sub030117kondo.htm

しかし、放射線の物理的現象を理解すれば、このような主張にまったく根拠がないことがわかります。





《放射エネルギー雷と熱エネルギー揺れるハートの相違》

本『放射線の形態をとるエネルギーと熱の形態をとるエネルギーとの間には、生物にとってきわだった相違があることを示す。放射線になぜそれほど大きな効果があるのだろうか。こうした大きな相違が生じるのは,発熱ではエネルギーが組織内の全分子に等しく分布するのに対し,放射線ではそうしたことが起きないためである。放射線のエネルギーは,光子からまず1個の電子に与えられる。この電子は,エネルギーを少数の分子の中の少数の電子へと順次与えていく。こうしたエネルギーの移転は,熱エネルギーが等しく分散しているのに比べて,極端に集中的に起こる。従って,放射線によって与えられるエネルギーは,いかなる化学結合をも切断するのに十分な大きさである。後に述べるが,細胞内のある種の化学結合は決定的に重要であり,その結合をいくつか切断するだけで細胞のガン化が始まる。(67p)』





《自然放射線晴れも同様に危険》

本『「人間は何百万年もの間自然放射線のもとで生きてきたのだから,それと同程度被曝しても害はないに違いない」というのである。こういった説が,あるときは巧妙に,あるときは素朴になされるが,全く馬鹿げたことである。
しかしながら,低線量被曝(人為的にしろ自然のものにしろ)のほうが,高線量被曝(常に人為的)より,単位線量当りの発ガンの危険性が少ないのではないか,という疑問はもっともである。この本の以後の議論では,この種の疑問に対して多くのページが費やされる。しかし,その議論と,先祖もずっと浴びてきたというだけで,自然放射線が無害であるという見解とは全く別問題である。先祖代々ずっと浴び続けてきたということを根拠に,発ガン因子として自然放射線を赦免することは科学的ではない。(59p)』




《大きなガン惑星 も一つの細胞星(1つ) から》

本『人間のガンは究極的に、体内のたった1個の細胞内のできごとが先端となる。科学的証拠の全体がこの考えを支持している。これはもちろん、一つの臓器に1個以上のガンが発生しないということではない。さらにこれは,ガンの発端がその増殖の速さに影響しないということでもない。増殖の速さは、この1個のガン細胞を囲んでいる組織の変化に左右されるであろう。(70p)』
本『発ガンにとって細胞内での決定的な事象は、ほぼ確実に細胞核の中で生じる。疑問の余地が全くないということではないが,人間のガンが細胞核で始まることは、非常に強く主張できる。(放射線によるものであれ 他原因によるものであれ)発ガンの際に細胞核が中心的役割を果たすことを最もはっきり示すのは,その中のDNAの存在である。(70p)』
本『多様なガンに共通する特徴が一つある。それは、たった1個の変異細胞の子孫が無調節無制御的に増殖することである。ガン細胞は正常細胞に比べ,必ずしも速く分裂するのではなく、必要もないのに分裂を続けるのである。(71p)』

ここに至って、ゴフマン博士がホルミシス効果を否定し、自然放射線も人工のものと同様に危険であると述べる理由がお判りになるかと思います。
これらの知見は、遺伝子研究の発展を通じて次第に明らかにされてきました。


《遺伝子ー(長音記号1)の基礎知識》
本『人間の細胞には約25,000から100,000の遺伝子(DNA分子)があると考えられ、タンパク質と酵素を作るための遺伝情報が書きこまれている。加えて細胞核内には、それよりは多量のDNAがある。それはタンパク質を作る遺伝情報には関係していないが、その機能がなんであるかは未だ不明である。(72p)』
本『DNA分子は,細胞核の中でバラバラになっているのではない。そうではなく,人間においては,細胞核の中のDNAは「染色体」という46本の物質の中につめこまれている。(73p)』
本『人間は,女性卵が男性精子を受精して生まれ,また正常な人間細胞は(胎芽,胎児,子供,大人において)すべて46本の染色体をもつ。そのため,精子と卵が受精卵に供給する染色体の数は,それぞれ46本以下でなければならない。実際にはそれぞれが23本の染色体を供給する。子供は父親から23本,母親から23本の染色体を受け取る。(75p)』

本書は、1991年当時の知見で述べられており、現在では、さらに多くの発見がなされているはずです。


(コメント1へ)

コメント(24)

《通常細胞オボッチャマン とガン細胞ニコチャン大王 の違い》
本『それではガン細胞はどうだろうか。染色体は正常なのだろうか。答え完全にノーである。実際、46本の正常な染色体をもち、それぞれの染色体の内部構造や組成が正常なガン細胞というものはないだろう。(79p)』
本『染色体研究の技術が進むにつれ、ガン細胞染色体には、染色体の数の異常の他に,しばしば大規模な構造変化があることが明らかとなった。このような変化の多くは,細胞の放射線照射によって生じる変化に類似していた。よってここに、放射線とガンとを結ぶ重要な関係が認められた。(79p)』
本『大部分のガン細胞には細胞当り133本の染色体があるとの報告があり,35本の染色体があるとの報告もある。そして基本的に,その間にあるすべての数が、少なくとも一つ以上の人間のガンで見つけられている。46本から69本までの数が最も多いが、69本以上の染色体数もよく見られる。(81p)』
本『ガン細胞や他の異常細胞でも有糸分裂が起こる。もし,ガン細胞に79本の染色体があれば,79本のすべてが分割し,すべてが赤道板上に並び,二重染色体の分裂の後,79本は一方の中心粒の極へ,79本は他方に移動する。かくて全く同じことが生じるのである。(86p)』

「組成が正常なガン細胞というものはないだろう」と推測形で述べられているのは、おそらく、全人類すべてのガンを調査するのが不可能であることに由来していると思われます。調査範囲内のすべてのガンは、染色体の異常が確認されているということでしょう。
図2Aには、有糸分裂の際、分裂しそこなった細胞が示されています。

(次へ)
放射線による遺伝子破壊と修復の不可能性》

本『一次的にしろ二次的(たとえばX線による)にしろ,高速電子の形をとる放射線は,染色体のどの部分をも切断できる。研究者によっては,染色体の特定の部位がより切り取られやすいという者もいるが,人間での証明はうまくいっていない。体細胞には46本の染色体があり,そのすべての部分が放射線切断を免れることはできない。そのため最終的結果には莫大な多様性が考えられる。
確実に起こる結果の一つは、染色体切断片が分離したところに再び結合することである。この再結合過程を「修復」という。修復とは,染色体にいかなる障害も生じなかったことを意味する。しかしながら,切断部には損傷が起こりうるし,すべての遺伝子の機能が修復されるのではないという証拠もある。(87p)』

一般に言われている「DNA修復」は、「染色体にいかなる障害も生じなかった」という完全な形のものではないと考えられます。
図2B 図2C参照。

(次へ)
本『放射線損傷のもう一つの結果は,分離した染色体切断片が染色体主部との再結合に失敗することである。これを切断片は「欠失」したという。染色体残部を「欠失染色体」ということもある。細胞分裂に先立つ染色体複製のとき,(欠失した)染色体残部は切断片を欠いたまま自己複製をする。そして欠失断片は,動原体をもたないけれども,それ自身で複製する。細胞分裂の中期を迎えるとき、欠失によって短くなった染色分体を実際に見ることがある(ただし切断片が十分に長いときであるが)。いわゆる「無動原体断片」(動原体をもたない断片)を2個見ることもある。これら無動原体断片が娘細胞の核に合体することは稀であり,一般には細胞中で消失してしまう。これが放射線による染色体情報喪失のメカニズムの一つである。(91p)』

図2D参照。


《放射線によって生じる転座と中間欠失》
本『欠失はなぜ,線量に正比例するのであろうか。端部欠失という染色体末端の欠失は、「1飛跡事象」であると考えられる。1飛跡事象では,1個の高速電子(または高速陽子や高速アルファ粒子)だけで欠失を生じさせることができる。従って,(陽子などの)粒子の数が放射線量に正比例するために,欠失の数が放射線量に正比例すると考えるのが合理的である。(88p)』
本『染色体での端部欠失には、1カ所の切断が伴う。しかし染色体には1カ所以上の切断が起こりうるし,相異なる染色体に起こった2ヵ所の切断が相互に影響しあうこともある。(94p)』

図2E参照。

(次へ)
《さまざまな異常修復》
本『第一の染色体の端部が第二の染色体の主部に転座し,第二の染色体の端部が第一の染色体の主部に転座することを,「相互転座」という(図2F参照)。』
本『染色体間で端部片を交換する代わりに,一方の染色体の動原体を含む主部が,同じく動原体をもつ他方の染色体主部と結合することである。両染色体の端部断片は,取り残されて無動原体断片となる(図2G参照〕。』
本『二重に欠失した染色体の両端は,一緒になって結合し(図2H参照),「環状染色体」となる。』

(次へ)
《放射線がガンの原因だと断定することの困難》
本『放射線による端部欠失とガンの誘発:放射線による端部欠失はガン発生と関係しているだろうか。率直にいって私たちは,ガンと白血病のどれだけが端部欠失の結果発生したかを知らない。まず第一に,先に述べたように,ガンの「最初の細胞」は見ることはできない。そのため染色体欠失が最初の事象かどうかは判定できない。第二に,最初のガン細胸にあった欠失が,ガンの全病歴にわたって持続されたとしても,ガン細胞の染色体中で小さな端部欠失を検知することは難しい。(88p)』
本『私たちにはこの最初の事象を調べるすべがない。代わりに,この細胞が10億や1,000億の細胞に増大する10年後,20年後,あるいは30年後にガンが発生していることを知るのである。ガンの染色体研究はこのような後年に始まる。そのため必ず,その研究が最初のガンからは相当遠い子孫を扱っていることに留意しなければならない。(83p)』
本『低放射線量であっても,欠失と転座は放射線によって生じ,そしてその異常の発生は,研究された最低線量に至るまで,放射線量に正比例している。(そのすべてが),放射線で生じたとは証明されていない。しかし,放射線がこの種の損傷を生じさせうることは確かである。(106p)』


ガンの起源は、ごく最近の被曝に原因があるかもしれないし、発症者が生まれる前から宿していた可能性もあります。
また、被曝に原因があったとしても、それが、食物摂取による内部被曝なのか、外部被曝なのかといった、多種多様な可能性があることが、ガンの原因の多くを放射線と断定することを困難にしています。
ただし、被曝線量と発ガンには相関があり、ゴフマン博士は膨大な資料を集計することによって、それを突き止めました。それは、現在採用されている許容線量よりも数10倍強い影響度を示しています。
この点については、また後ほど紹介したいと思います。


ご意見、ご感想をよろしくお願いします。
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/statistics/pub/nenji.html
* がんの死亡数と罹患数はともに増加し続けている。
* がんの死亡数と罹患数の増加の主な要因は人口の高齢化。

ガンで死ぬ人が増えたのは、ガン以外の理由で死ぬ人が減ったからでしょう。
6 Yoshitaka 月東ヌ45aさんへ

しばらくです。NNを変更なさったのですね。

>ガンで死ぬ人が増えたのは、ガン以外の理由で死ぬ人が減ったからでしょう。

なるほど。長寿による老齢化が原因であるということですね。
部分的にその影響はあると、私も思います。
しかし、それならば、新生児や幼児のガンや先天性疾患が増加しているのはなぜでしょう。↓

表0、コンピュータソフトによる
国の小慢事業の登録人数
平成年度 10年度 11年度 12年度
悪性新生物
14,655人 18,167人 19,240人
慢性腎疾患
5,709人 7,854人 8,160人
ぜんそく
7,130人 6,943人 7,959人
慢性心疾患
7,591人 8,317人 8,762人
内分泌疾患
24,001人 29,111人 30,600人
膠原病
2,193人 3,597人 3,184人
糖尿病
3,937人 4,905人 5,232人
先天性代謝異常
5,029人 6,359人 7,098人
血友病等血液疾患
8,028人 9,033人 9,297人
神経・筋疾患
881人 937人 937人
合計
79,154人 95,223人 100,469人
http://www.aiiku.or.jp/aiiku/mch/syoman/syo042.pdf


トップ0で述べているように、ゴフマン博士は生まれもっての知能障害・身体障害にも放射線の影響の可能性を示唆しています。
また、成人病といわれる糖尿病が小児の間で増加していることは非常な驚きですが、糖尿病の原因も放射性物質にあるという考察があります。↓

「ついでに、もう一つ重大な話をしよう。ストロンチウム90から出来るのが、イットリウム90だ。これは骨じゃなくて、すい臓に集中する。すい臓というのは、糖尿をおさえるホルモン、インスリンを分泌しているから、ここに異常が出ると糖尿病になる。世界中で、糖尿病が急増しているのは知ってるね。日本は、すでに人口の割合から言えば、アメリカの二倍もいる。そのアメリカだって、イギリスより率が高いのだ。日本では、戦後から現在にかけて、すい臓がんが12倍にもふくれあがっている。50年代の終わりにドイツの動物実験で発見されたのが、ストロンチウム90が電子を放出してイットリウム90になると、骨から肺、心臓、生殖器などに移動するのだが、すい臓に最も高い集中見られたのだ。インスリンがうまく生産されないようになって、血糖値が上がってしまうのだ。今までは放射能が糖尿病と繋がっているなんてまったく認知されていないのだ。これで分かっただろう、国際放射線防護委員会(ICRP)は、当初、放射能の影響として、特定のがんと奇形児くらいしか認めなかったのだ。未熟児、乳児の死亡や、肺、心臓、すい臓、これらの部位への影響はすべて無視されてきたのだ。」
http://www.e22.com/atom/page08.htm


さて、これらに対する明快で筋の通った回答をお待ちしております。
>>7

ちゃんと、
http://www.aiiku.or.jp/aiiku/mch/syoman/syo042.pdf
を読みましたか?

「年ごとの増加は、登録率の向上によると考えられる。」
と書いてますよ。

http://www.jsps.gr.jp/public/registration.htm
1999~2006の数字では、特に増えているようには見えません。
#検定はかけていないので増えてるとも減ってるとも結論づけるつもりはないけど。



まず、前提として、
・人間は生きている限り自然放射線の影響からは逃れられないこと。
・その中で1番強いのは太陽由来の放射線であること。
・太陽由来の放射線がなくても、人体を構成する原子のうちいくらかは放射性物質であること
を念頭に入れてください。全く、放射線の影響下にない人間はいません。

その上で、
・太陽由来の放射線の強さは標高に依存する。
ことから、自然放射線は、標高の高いところで強いという事実があります。

これをふまえて、高放射線地域に住む人たちのガン発生率を検討したのが、
http://www.taishitsu.or.jp/genshiryoku/gen-1/1-ko-shizen-3.html
この資料です。
ここには、こうあります。
「彼等の調査によると、がん死亡は増加しておらず、むしろ対照地域に比べ少し低いということです。遺伝病の増加は見られませんでしたが、ダウン症は例外で、高自然放射線地域で高値でした。しかし、高自然放射線地域と対照地域で母親の出産時年齢に違いがあるなどの方法論的な問題点が指摘され、その後の調査ではこれらの問題点を考慮した検討が行われましたが、ダウン症の増加は確認されませんでした。1980年代には米国がん研究所との中・米共同研究が行われ、女性の甲状腺結節の有病率などが検討されましたが、増加は認められませんでした(Wangら JNCI 1990年)。」


糖尿病と放射線に関してですが、
人間ではなくマウスに対する実験ですが、
http://criepi.denken.or.jp/jp/pub/annual/2002/02seika32.pdf
「照射群では、30週齢を過ぎてから、12例中3例で尿糖値の改善効果が認められた。一方、非照射群で
は改善が認められたものは1例もなかった。」
とあり、糖尿病の治療としてガンマ線照射が有効であることが示唆されています。

そもそも、日本で多いのはインスリン抵抗性の2型糖尿病でしょ。インスリン分泌異常関係ないじゃん。
8 Yoshitaka 月東ヌ45aさんへ
>ちゃんと、
http://www.aiiku.or.jp/aiiku/mch/syoman/syo042.pdf
を読みましたか?「年ごとの増加は、登録率の向上によると考えられる。」と書いてますよ。

いいえ。そればかりではないでしょう。毎年新生児が生まれてくるわけですから、新生児の中に必ず何人かの障害を持った子供が生まれているということでしょう。
前の資料でご不満であれば、こちらの資料はいかがでしょうか↓

『一方、同期間に、がん罹患率(粗率)は109.7から134.0に増加しているため、この期間の小児がん死亡率の減少は、診断・治療技術の改善による影響と推察される。』
http://www.cancerinfo.jp/jacr/Pub/m_07/07_symp_7.pdf
こちらには、はっきりと、「罹患率は増加」と書かれています。


>まず、前提として、
・人間は生きている限り自然放射線の影響からは逃れられないこと。
・その中で1番強いのは太陽由来の放射線であること。
・太陽由来の放射線がなくても、人体を構成する原子のうちいくらかは放射性物質であること
を念頭に入れてください。全く、放射線の影響下にない人間はいません。


自然放射線に関するゴフマン博士の見解がトップ0に紹介してあります。↓

『先祖もずっと浴びてきたというだけで,自然放射線が無害であるという見解とは全く別問題である。先祖代々ずっと浴び続けてきたということを根拠に,発ガン因子として自然放射線を赦免することは科学的ではない。(59p)』

「自然放射線は無害ではない」という点においては、あなたと見解が一致しているようですね。


>その上で、
・太陽由来の放射線の強さは標高に依存する。
ことから、自然放射線は、標高の高いところで強いという事実があります。

これも、ゴフマン博士の記述からです。↓

『宇宙線による全脚線量とガン死数‥宇宙線が直接人体組織中で引き起こす電離作用による被曝は,海抜ゼロメートルの位置で組織吸収線量として年間28ミリラドになる(UNSCEAR,p.40)。この線量値は,高地では確実に上昇し・コロラド州のデンバー(海抜1600メートル)では50ミリラド/年・コロラド州のレッドビル(海抜3,200メートル)では125ミリラド/年と評価されている。』

海抜0地帯と、海抜1600メートル地帯では、年間でおよそ25ミリラド(0.00025グレイ)ほど被曝量が違うということですね。
(続く)
(続き)
>これをふまえて、高放射線地域に住む人たちのガン発生率を検討したのが、
http://www.taishitsu.or.jp/genshiryoku/gen-1/1-ko-shizen-3.html
この資料です。

せっかくの資料ですが、私は、今の世の中、高度差による宇宙線量の差だけで厳密にがんリスクを計測するのは不可能ではないかと思います。
たとえば、あなたに以前紹介していただいた資料です。↓

環境における人工放射能50年:90Sr、137Cs及びプルトニウム降下物
http://www.mri-jma.go.jp/Dep/ge/2007Artifi_Radio_report/Chapter5.htm

60年代の核実験やチェルノブイリ由来の放射性物質は、現在、地球上のいたるところで発見できます。あなたの紹介ページが調査した中国大陸でも核実験は行われています。
これらを食物摂取したりすることで、人それぞれの被曝線量が均等ではないと考えられます。ましてや、高度差による、線量の差はそれほど大きいとはいえません。このように他の被曝によって消えてしまう程度だといえます。
ですから、あなたの資料だけを頼りに、「資源放射線の影響は微々たるものだ」といったような判断をするのは、早急ではないかと思います。


>>成人病といわれる糖尿病が小児の間で増加していることは非常な驚きですが、糖尿病の原因も放射性物質にあるという考察があります。
>糖尿病と放射線に関してですが、
人間ではなくマウスに対する実験ですが、
http://criepi.denken.or.jp/jp/pub/annual/2002/02seika32.pdf
「照射群では、30週齢を過ぎてから、12例中3例で尿糖値の改善効果が認められた。一方、非照射群では改善が認められたものは1例もなかった。」
とあり、糖尿病の治療としてガンマ線照射が有効であることが示唆されています。


これは興味深い資料をありがとうございます。
しかし、私が述べたことを否定する内容にはなっていないのではないでしょうか。
つまり、

「糖尿病の治療としてガンマ線照射が有効」≠「ガンマ線は糖尿病の原因にはならない」

ということです。


>そもそも、日本で多いのはインスリン抵抗性の2型糖尿病でしょ。インスリン分泌異常関係ないじゃん。

しかし、乳児や新生児が発病する糖尿病は、主に1型糖尿病ですよね。

『インスリンをつくる能力が極度〈きょくど〉に低下、あるいはなくなってしまう型(1型糖尿病)は、むしろ子どもに多く発病します。』
http://www.dm-net.co.jp/seminar/08_1/#CHAP1SEC1

つまり、子供の糖尿病は、先天的にすい臓に障害をもって生まれたことによって、引き起こされるものではないでしょうか。
名も無き詩人さん

J・W・ゴフマン博士による「人間と放射線〜医療用?線から原発まで」は読んだことがないのですが、MIXIで紹介いただいてありがとうございます〜。

うちの勉強用の被曝コミュにもリンクさせてください。

なかなか被曝についても自分で勉強できないので、高木学校でお世話になることにしました。理解できるか心配ですトホホ。


>>9

>『一方、同期間に、がん罹患率(粗率)は109.7から134.0に増加しているため、この期間の小児がん死亡率の減少は、診断・治療技術の改善による影響と推察される。』
>http://www.cancerinfo.jp/jacr/Pub/m_07/07_symp_7.pdf
>こちらには、はっきりと、「罹患率は増加」と書かれています。

大阪府だけで統計を取っているので、母数が少なく統計的に有意であるかどうかは別問題です。
同じところにある報告ですが、全国15の登録地域(大阪も含む)の罹患率の経過が以下の報告にあります。
http://www.cancerinfo.jp/jacr/Pub/m_12/m_12_03_5.pdf
>全がん死亡率はすべての年齢階級で減少傾向だったが、罹患率はほぼ一定であり、この期間における小児がん全体の生存率の改善傾向が示唆された。
>白血病の死亡率はすべての年齢階級で減少傾向だった。罹患率は男は一定であったが、女は一定あるいは若干の減少傾向を示した。

とあります。偶然がんになる児童が大阪に集まっていたというだけでしょう。そもそも大阪には原子力施設はありません。原子力施設のある新潟や福井や佐賀なども含んでこういう結果が出ていることは注目するべきでしょう。

#そもそも、がんがふえたからといってそれが放射線と関係あるかどうかはちゃんと調べないとわからないよね。

>これは興味深い資料をありがとうございます。
>しかし、私が述べたことを否定する内容にはなっていないのではないでしょうか。
>つまり、
>
>「糖尿病の治療としてガンマ線照射が有効」≠「ガンマ線は糖尿病の原因にはならない」
>
>ということです。

あらゆるガンマ線が糖尿病の原因にならないと主張するつもりはありませんが、
ある程度の量までのガンマ線は糖尿病の原因にはならないしむしろ治療になるのではないかと思います。

1型糖尿病はウイルスが原因です。ですので、そのウイルスがガンマ線で死滅すればむしろ糖尿病の治療になるということは充分に考えられます。
インシュリン分泌細胞が死滅するレベルのガンマ線を浴びれば、糖尿病以外に急性放射線障害があるはずです。急性放射線障害が無いレベルのガンマ線が糖尿病の原因になるというのはすこしかんがえただけでもおかしいと思いませんか?

そもそも、先天的に糖尿病のような障害を持っていたら生まれてくることはできません。だいたい1型糖尿病の発症年齢は10歳とかそんなもんです。0歳ではありません。その時点で先天的傷害というのはあり得ません。おもいつきでいちゃもんつけるのはいい加減にしてもらえないかな。



ちなみに、ガンマ線に関してはこんな研究もあります。これもマウス(しかも、放射線感受性が高いものを使っている)実験ですが、マウスの低線量のガンマ線を長期間当てたときの結果があります。
http://www.ies.or.jp/japanese/information/pdf/press20030730.pdf
これの結果ですが、ガンマ線を当てない(環境放射線のみ)、0.05,1,20mGy/dayのガンマ線を照射したもので実験しています。ちなみに、0.05mGyは環境放射線の10倍くらいです。
オスとメスでわずかに実験結果が違っていて、有意に寿命が減ったのはオスでは20mGy/dayのみ、メスでは1mGy/dayおよび20mGy/dayのものということになりました。逆に言うと、オス、メスともに環境放射線の20倍程度の放射線では寿命に影響はないということになります。ちなみに、0.05mGy/dayは18.25mSv/yになります。
放射線従事者の管理基準である年間50mSv/yというのは、これよりは少し多いですが、わりと妥当な数字であることがわかります。

12 Yoshitaka 月東ヌ45aさんへ
>同じところにある報告ですが、全国15の登録地域(大阪も含む)の罹患率の経過が以下の報告にあります。
http://www.cancerinfo.jp/jacr/Pub/m_12/m_12_03_5.pdf
>全がん死亡率はすべての年齢階級で減少傾向だったが、罹患率はほぼ一定であり、この期間における小児がん全体の生存率の改善傾向が示唆された。
>白血病の死亡率はすべての年齢階級で減少傾向だった。罹患率は男は一定であったが、女は一定あるいは若干の減少傾向を示した。

それでは、このような資料はいかがでしょうか。↓
『日本がん学会で発表されたデータによると、一九四五年の第一回の核実験の五年後に日本の子どものガンが急増、大規模な核実験があるたびにガン死亡率がはね上がり、一九六五年ごろには、核実験をやらなかったころとくらべて増加率六〇〇%、六倍も増えています。(図参照)
原発がとまった日〜一億二〇〇〇万人のための脱原発読本 広瀬隆編著』

これなら、間違いなく、小児がんの増加は事実であり、日本のがん増加は老齢者人口の割合が増加したからではないと言えると思いますが。
(続く)
(続き)
>そもそも大阪には原子力施設はありません。原子力施設のある新潟や福井や佐賀なども含んでこういう結果が出ていることは注目するべきでしょう。

現在では、世界各国の様々な核汚染地域からの食品が日本に輸入されています。下記に紹介する資料はチェルノブイリ原発事故当時の日本の食糧輸入の状況です。↓
『事故直後から監視の目は働いていたか
 パンフレットには、こう説明がなされています。
 「ご安心下さい。事故は一九八六年四月二六日に起きましたが、翌五月には厚生省によって監視体制が敷かれ、輸入食品の検査が始められています。この検査の結果、基準値をオーバーしたものは、すべて輸入した国に送りかえす処置がとられています。この管理は今日もつづけられています」
 確かに、八六年五月二日の新聞には、成田と大阪空港で、輸入食品の検査を強化したとの記事があります。なかなか素早い対応です。
 しかし、厚生省が暫定基準値三七〇ベクレル/キロを定め、わずかな人員と測定器で、港や空港での正式な検査態勢に入ったのは八六年一一月一日。実際に輸入食品から放射能が検出され、積み戻しがなされたと発表したのは、八七年一月九日のことです。なんと事故から八か月もたっていました。では、それまでの間、チェルノブイリの放射能を浴びた食品は輸入されなかったのでしょうか?
 八六年の輸入実績を見てみましょう。輸入総額は三兆二三〇〇億円、一〇年前にくらべて約二倍。とりわけヨーロッパからの輸入食品は急ピッチで増え、輸入総額のおよそ一〇%を占めています。
 たとえば、スパゲティなどのパスタ類の輸入は、前年比三〇%増の三万三四七六トン。国内消費量全体の二七・五%を占め、一〇年間でなんと一七倍の伸びを示しました。
この輸入スパゲティの九九%がイタリア産です。
 また、菓子類も欧州産が八六年九月に月平均一〇〇トン台から一挙に一〇〇〇トン台に激増。ビスケットとクッキーが前年比五四%増。チョコレートが四〇%増。さらにソ連からのハチミツが前年比三二%も増えています。
 当時、成田や大阪空港で食品を検査していたガイガーカウンターはポータブル式で一台六〇万円。チェルノブイリで放射能汚染が問題化してから購入したもので、なんと一目盛りが一万ピコキュリー(三七〇ベクレル)。その揺れ方が検疫官の目に明らかに大きいと思われるものだけを国立衛生試験場に送ることになっていました。
 しかし、八六年二月までは、暫定基準値すらなかったのです。検疫官たちは何を基準に検査していたのでしょうか。事実上、日本は汚染食品フリーパスだったのではないでしょうか。
 同じころ、シンガポールでは、八六年八月末までに一八五品目にのぼる汚染食品を輸入拒否。九月から一二月の初めまでの三か月間には、二四〇隻もの船を荷物ごとヨーロッパへ送り返しています。マレーシアも同様に、オランダのバター、イギリスのヨーグルト、イタリアの野菜などを送り返しました。さらに、八七年二月には、日本では輸入された粉ミルクがフィリピンでは輸入禁止になっています。
 もはや疑うべくもありません。八六年五月から二月までの半年間、満足な検疫体制も基準値もなく、馬鹿げた円高・グルメブームで沸きかえる日本が、汚染食品に狙い撃ちにされ、私たちの胃袋が放射性廃棄物処理場にされたのです。
原発がとまった日〜一億二〇〇〇万人のための脱原発読本 広瀬隆編著』

この外にも、世界各国の核施設周辺の農産物や海産物などが日本に輸入されています。映画「ヒバクシャ」では、ハンフォード核施設周辺で、放射能汚染がされた農地で作られているジャガイモがフライドポテト用として日本に輸出されている様子が紹介されています。
http://www.viva.ne.jp/library/movie/5.html
私達の誰もが、知らぬ間に放射能に汚染された食物を口にしていると考えるべきであり、原子力施設がないから放射性物質と接触することはないとは、誰にも言えません。


>#そもそも、がんがふえたからといってそれが放射線と関係あるかどうかはちゃんと調べないとわからないよね。

人体を放射線が透過した場合、それがどんなに微量であっても、がん細胞の最初の一つが作られた可能性があるわけです。そのがんの根本原因を解明する手立てが、現代の科学力にあるのかはわかりません。また、その調査を原子力を推進する日本政府が本気でする気があるのかもわかりません。しかしながら、がん細胞は全てにおいて染色体の異常が見られるのは(おそらく)事実であり、染色体異常は放射線の電離効果によって容易に説明できるわけですから、可能な限り調査するべきでしょう。
すいません、ここに私が書き込んでいいのか文脈にそぐうかそぐわないのかどうかわかりませんが一つ。

大阪に原子力施設がないということ、その一点に脊髄反射して書き込みさせていただきますが、原子力施設はありますよ。

熊取に京大の原子炉と、核燃料工場原子燃料工業(株)があるはずです。
京大の原子炉はもう停止してるようですが。

京大廃炉問題
http://homepage3.nifty.com/ksueda/kumatori.html

それらの施設の周辺への汚染に関しては存知上げませんが、一応お知らせ。
13 Yoshitaka 月東ヌ45aさんへ
>>>人間ではなくマウスに対する実験ですが、
http://criepi.denken.or.jp/jp/pub/annual/2002/02seika32.pdf
「照射群では、30週齢を過ぎてから、12例中3例で尿糖値の改善効果が認められた。一方、非照射群では改善が認められたものは1例もなかった。」とあり、糖尿病の治療としてガンマ線照射が有効であることが示唆されています。
>>しかし、私が述べたことを否定する内容にはなっていないのではないでしょうか。つまり、「糖尿病の治療としてガンマ線照射が有効」≠「ガンマ線は糖尿病の原因にはならない」ということです。
>あらゆるガンマ線が糖尿病の原因にならないと主張するつもりはありませんが、ある程度の量までのガンマ線は糖尿病の原因にはならないしむしろ治療になるのではないかと思います。

その実験元は電力中央研究所のようですね。(メルアドの前半部分http://criepi.denken.or.jp/ より)
ウィキペディアにによれば、電力中央研究所は『電力会社が合同出資して運営されている』とあり、電力会社の意向を汲んだ研究がなされる傾向があるのではないでしょうか。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
電力中央研究所の逸話にはこのようなものもあります。↓
『電力中央研究所名誉研究顧問の田ノ岡宏氏が座長となり行なわれた総合討論は「低線量放射線は生体に対しプラスかマイナスか?」、クイズと称して「よい影響、悪い影響、どっちが多い?」を問うことに終始したひどいものだった。真剣に研究に取り組んでいる科学者からは「そういう質問には答えにくい。確かに応答はあるけれど、すべての場合に防護作用が働くと錯覚しまうことは危険だ」、「基本的にはわからない。免疫機能は高まっても、なぜそうなるかが究明されなくてはならない」などの発言があった。各講演ではさまざまな問題提起がなされた。しかし、座長の田ノ岡氏はそれらの内容を踏まえることなく、放射線ホルミシス効果を支持する姿勢を前面に押し出すだけで、まじめに研究に取り組んでいる科学者に対してはとても失礼な態度だったと思う。』
http://www.cnic.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=3

このような団体から出された資料が公正な立場にあるとは、私には思えません。




>1型糖尿病はウイルスが原因です。ですので、そのウイルスがガンマ線で死滅すればむしろ糖尿病の治療になるということは充分に考えられます。

ガンマ線がウィルスと細胞を選別しウィルスのみを殺傷すると信じるのであれば、あり得るかもしれませんね。私は信じませんが。


>インシュリン分泌細胞が死滅するレベルのガンマ線を浴びれば、糖尿病以外に急性放射線障害があるはずです。急性放射線障害が無いレベルのガンマ線が糖尿病の原因になるというのはすこしかんがえただけでもおかしいと思いませんか?

いいえ。私が紹介した資料では、糖尿病の原因となる放射線はガンマ線ではなく、食物摂取の際に引き起こされるストロンチウム90による内部被ばくです。↓
『ストロンチウム90から出来るのが、イットリウム90だ。これは骨じゃなくて、すい臓に集中する。すい臓というのは、糖尿をおさえるホルモン、インスリンを分泌しているから、ここに異常が出ると糖尿病になる。』
http://www.e22.com/atom/page08.htm

>そもそも、先天的に糖尿病のような障害を持っていたら生まれてくることはできません。だいたい1型糖尿病の発症年齢は10歳とかそんなもんです。0歳ではありません。その時点で先天的傷害というのはあり得ません。

なるほど。だとすれば、誕生して間もない頃に、何らかの理由でストロンチウム90を体内に取り込んでしまったことが原因かもしれませんね。


>おもいつきでいちゃもんつけるのはいい加減にしてもらえないかな。

思い付きなどではありません。いろいろな角度から考察しようという試みです。
あなたのほうこそ、紹介する資料は慎重に選んだほうがいいのではないでしょうか。
(続く)
(続き)
>ちなみに、ガンマ線に関してはこんな研究もあります。これもマウス(しかも、放射線感受性が高いものを使っている)実験ですが、マウスの低線量のガンマ線を長期間当てたときの結果があります。 http://www.ies.or.jp/japanese/information/pdf/press20030730.pdf

こちらは環境科学技術研究所の資料ですか。
数年前、環境科学技術研究所が私の地元で「原子力と環境のかかわり」という講座を開いたのですが、放射線の疑問が払拭されるどころか、かえって疑問が増大するような内容でしたね。
たしか、「一年間に日本人の受ける放射線」が他の原子力関係資料のものよりやや大きめだったので尋ねたところ、「海産物(主にマグロ)に蓄積している放射性物質のうち最近ポロニウム210の増加が確認されたからだ」といった説明を受けました。ある種の魚の放射性物質濃度が増えたからといって、日本人全てが平均的にそれを食し被曝線量を増やすということがあり得るでしょうか?私は内心、「六ヶ所再処理工場による青森県民の被ばく線量「0.022mSv」」といった数値も、このようないい加減な計算で算出されているのだろうと感じたものです。
ご紹介の実験内容も、その時に説明を受けました。「そのような何の意味もない実験よりも、私達が今本当に知りたい実験をしてほしい。たとえば、青森県によって示されている六ヶ所再処理工場由来の放射性物質の食物蓄積による影響など。
http://www.geocities.jp/chikushijiro2002/nuclear/aomoriken060207.pdf
ストロンチウム90入りのエサと入らないエサとを比較したマウス実験だったら、マウスを大量に殺す価値もあるのではないか」といった意見を述べたところ、意見を受けた研究部長は非常に立腹していましたね。
しかし、本音は本音です。私達の税金を使うのですから、もっと有効な実験をしてほしい。


総じて、「低線量被曝は体に良い」という考えを立証しようとする試みは、温泉の多い日本ならではのものに思われます。そのために多大な研究費を割いているものの、今だに立証できていないわけであり、続けるのが無駄であるばかりか、これに関わる研究すべてが疑似科学だと私は考えています。
16肴ちゃん☆冬コミ1230さんへ
>すいません、ここに私が書き込んでいいのか文脈にそぐうかそぐわないのかどうかわかりませんが一つ

私としては、一部の方ばかりの書き込みになるのはあまり好ましいと思いませんので、コメントは大歓迎です。

>大阪に原子力施設がないということ、その一点に脊髄反射して書き込みさせていただきますが、原子力施設はありますよ。

なるほど。東北に住む私からは距離的な関係が把握しづらいのですが、福井県の核施設の影響は大阪にまで及ばないものでしょうかね。
名もなき詩人さん

ありがとうございます。調子に乗ってもう一つ書いてみます。

福井と大阪だと、地図(適当なの持ってきちゃってすいません)オレンジの所が福井で、大阪とはちょっと距離があります。水場が直接つながってないので、大気汚染だとすると元の議論をちゃんと読んでないので、アレですが、福井の核施設から放出される放射能で大阪がダメージを受けるのなら、更に近県の滋賀、京都も相当エライことになってる可能性があると思うのが一つ。

あと、考えられるのは、たとえば、福井で取れた食品が汚染されていて、それが大阪に集中的に流通してる可能性・・そこは私は大阪在住ではないので良くわからないのですが。

もう一つは病院問題で、福井の病院では治せないので、患者が大阪に出てきてるという可能性です。距離的に遠そうですが、電車では案外近くて、ちなみに、私が実家に帰る時に新大阪から黒潮という特急に乗って帰りますが、同じホームの向かい側から福井行きの雷鳥が出ています。


停車駅は

大阪駅 - 新大阪駅 - 京都駅 - (大津京駅) - (堅田駅) - (近江今津駅)- 敦賀駅 - 武生駅 - 鯖江駅 - 福井駅 - 芦原温泉駅 - 加賀温泉駅 - 小松駅 - (松任駅) - 金沢駅

和歌山県民の私からすると、福井は結構大阪から遠い感じですが、福井新大阪間は2時間弱ぐらいなので、うちの実家から新大阪とそんなに変わりはないようです。
あ、連続投稿すいません。

補足です。熊取の場所と、福井の風向き(今日の分)です。
風向きは時間季節とかで違うと思いますが、大体西へ流れると言われてますね。
更にもう一ちょ

読み込んではないですが、熊取の環境報告書です。
http://www.o-ems.pref.osaka.jp/pdf_f/h18_kanshikekka.pdf#search='熊取 放射能'

細かく見てないですが結論としてはまぁ、良くある言い回し、自然放射能レベルなのでとか、核実験の影響がとかいいつつ問題ないと位置づけてるようですが、何かは出てるみたい。

20 肴ちゃん☆冬コミ1230さんへ
>福井と大阪だと、地図(適当なの持ってきちゃってすいません)オレンジの所が福井で、大阪とはちょっと距離があります。水場が直接つながってないので、大気汚染だとすると元の議論をちゃんと読んでないので、アレですが、福井の核施設から放出される放射能で大阪がダメージを受けるのなら、更に近県の滋賀、京都も相当エライことになってる可能性があると思うのが一つ。

いろいろと調べてくださってありがとうございます。
福井と大阪の関係は、海と大気に放出された放射性物質が海流や風に乗ってそのままやってくる、六ヶ所と東北地方のような関係ではないようですね。
風向きを見ると、事故などで放射能の環境漏れが起きると京都方面に向かって運ばれるようですね。
低線量放射線被曝リスクをめぐる最近の動向
http://www.csij.org/01/archives/radiation_002.pdf

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