モデラーの日本海軍艦艇考証コミュの落書帖

考証以外の書き込みは、こちらにお願いします。

コメント(25)

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艦船に関係ないヨタ話として一つ。

士官や兵が内地から艦艇に乗組を命じられ、その艦を追って赴任に苦労する模様が手記に書かれていることがあります。
特に駆逐艦の場合、移動が激しいのでトラックにいると言われて移動し、やっとトラックに着いたら目的の駆逐艦は内地に向かった、というような話もあります。
士官なら飛行機を使って赴任できるので、目的の艦を捕まえる事は比較的容易ですが、水兵の場合、輸送船に便乗という場合が多いのでタイムラグが大きく、目的の艦に辿り着ける可能性は低くなります。

手記に出てくる場合は何とか乗艦できていますが、ついに乗艦できなかったというケースの話は表面に出てこないので、ここで紹介したいと思います。

「同期の桜　海兵71期」のHPにありますので、リンクを貼っておきます。

http://www005.upp.so-net.ne.jp/doukinosakura/

この中の「第6章　思い出アラカルト」－「第3節　戦後の余話」の中の『野分を追って１万２千キロ』をクリックしてください。

[3] mixiユーザー 01月10日 02:29

表に出てくる事は少ないのでしょうが、追いつけなかったお陰で生存された方もいらっしゃるんでしょうね。

[4] mixiユーザー 02月23日 18:28

初めまして。こんなコミュがあるとは驚きました。
以前から疑問だったんですが、航空母艦の飛行甲板には木の板が張られていますよね。その配列と言いますか(ちょっと説明が難しいんですが)、板の並び方が知りたいんですよ。
どなたかご存知ないでしょうか？
ちなみに板１枚のサイズは幅15～30cm、長さは5.4mだそうです。

[5] mixiユーザー 02月27日 16:42

ザイドリッツさん　初めまして。

航空母艦の飛行甲板に関する資料は持ってませんが、艦艇模型工廠ヴァンガード工場主宰の木本氏が「翔鶴」に薄木を張った作品を作っており、大日本絵画「NAVY YARD」誌VOL.5に掲載されています。

木本氏の解析では4本ごとに継ぎ目が揃うように張ったとの事ですが、場所により異なるとの事です。
バックナンバーは入手可能と思われますので、ご覧になって下さい。

参考までに「祥鳳」と「隼鷹」の飛行甲板部分をアップします。

[6] mixiユーザー 02月28日 09:20

toshiさん、情報ありがとうございました。やっぱり板は４枚毎に揃うんですね。スゥイートの1/144零戦に飛行甲板がついてるんですが、それも４枚毎でした。所々違うというのはエレベーター開口部付近や縁の部分でしょうね。破損や磨耗で交換や補修によって次第に規則性が失われた箇所もあると思います。

とにかくこれで確証が持てました。

と言いたい所だったんですが、せっかちな小生は既に建造に着手してしまってたんですよ(苦笑)。
ここまでやるのに結構な手間がかかりましたしどうしましょ…。気にし過ぎで百隻以上のＷＬが20年以上も押し入れで眠ってますので、このまま気にせずやっちゃおうかな…�

[7] mixiユーザー 02月28日 12:12

ザイドリッツさん

細かいことを気にしていると完成できなくなりますから、そのまま作った方がいいですよ。
それに厳密に言うと、板と板の間にはコーキングを詰めなければならないし。

[8] mixiユーザー 02月29日 11:25

そうなんですよね。全くその通りだと思います。『しばし休憩して気分転換』といったん止めてしまうとやる気が失せてしまい、結局そのままになってしまうんですよね。
とりあえずこのまま続行し、完成後にどうしても気になるようだったその部分を剥がしてやり直すことにします。
色々ありがとうございました

[9] mixiユーザー 04月13日 01:02

はじめまして、なるみんと申します。あまり考証とかには詳しくないものでいろいろご教授いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

さて、早速質問で恐縮なのですが、今タミヤの阿武隈をキスカ撤収時の状態で作成しておりまして、資料として歴史群像の軽巡球磨・長良・川内型の田村俊夫さんの記事を参考にさせていただいているのですが、田村さんの記事では阿武隈の７番１４センチ砲の高角砲への喚装は昭和１８年10月の横須賀工廠での修理時、キスカ撤収後のこととなっています。ですが、同書の折り込み図面の佐世保工廠製図の阿武隈の図面では昭和17年4月の改装で喚装されていることになっています。

キスカ撤収時陸軍の高射砲と要員をわざわざ乗せていますが高射砲がすでの装備されていたのならば不必要な処置とも思えます。そのあたり現在どのように解釈されているのでしょうか。

どなたかご教授いただければ幸いです。

[10] mixiユーザー 04月13日 10:55

なるみんさん　はじめまして。

図面には、設計図（計画図）、竣功図（完成図）とあって、この阿武隈の場合は設計図になると思います。
図面は先に出来ても、艦船が入渠しなければ工事は出来ませんので、図面が正しいとは限りません。

考証を行うときは、色々の資料を突き合せて検証を行う必要があります。

[11] mixiユーザー 04月16日 00:05

toshiさん、はじめまして。

ご教授ありがとうございます。なるほど図面にもいろいろあるのですね。この図面の作成が４月２０日となっており、この時期の阿武隈の入渠が５月１０日からですのでおっしゃるとおり設計図だと思います。

この図面についていた説明に「７番砲が12.7センチ高角砲に換えられている。５５００トン型の多くが高角砲を装備したが、この阿武隈がもっとも早かったものと推察される。」とあったのを鵜呑みにしてしまったのですが、この時点では計画のみに終わったとも考えられるわけですね。

資料の扱いや解釈ってなかなかに難しいですね。勉強になりました。ありがとうございました。

[12] mixiユーザー 05月25日 11:49

始めまして、今長谷川の長門に手を付けているのですが、ふと疑問に思ったことがありましてこちらに書き込みさせていただきます。

艦載艇についてなのですが、１７ｍ水雷艇や１５ｍ内火艇などに「マスト」が装備されております。これは格納式（取り外し式）なのでしょうか？
現在も写真等も探しておりますがなかなか見つけることができません。

狭い艦に搭載する事も考えたら折れて破損する可能性のあるマストは、やはり取り外すのが合理的とも思いました。

細かい質問で申し訳ありません　m( __ __ )m

[13] mixiユーザー 06月07日 01:18

>hit2さん

toshiさんがお答えできなくなってしまいましたので、僭越ながら代理で答えさせて頂きますが、私も良くは知らないのでご容赦下さい。

マストはたしか取り外し式だったはずですが、よくよく考えてみても、折り畳むにはどの内火艇もムリがありますね。ただ大型模型的に問題なのは、その格納がどこになるかなんですがちょっと判りませんでした。多分艇内に収納だと思われますが、詳しい方いらしたらお願します。

[14] mixiユーザー 06月07日 19:23

わざわざ有難うございます。
自分ももう少し探してみます。最悪次回さくに反映する方向で考えております。

でわでわ

[15] mixiユーザー 06月07日 20:27

17m、15m、12mなどの内火艇の、艤装品であるマストや船灯兼上空灯、
前後の旗竿、17m内火艇の煙突と操舵所前面の風防ガラスなどは取り外し式で、
甲板上に装備されていた格納具で固定・収容しています。参考写真は大和
ミュージアム所蔵の１／１０、１２ｍ内火艇です。前後の旗竿や船灯兼上空灯
は視覚効果を考えて取り付け位置で組み込まれていますがマストは取り外されて左舷甲板上に固定されていました。

[16] mixiユーザー 06月12日 19:34

>おじさん様
いろいろ調べていただいてありがとうございます。
さっそく作品に反映したいと思います。

[17] mixiユーザー 06月17日 23:22

内火艇のマスト

今日長門作ってて、付属の小写真集見てたら
(ﾟДﾟ )････････

こんなところにこんな写真が････

どうもキャビンの上に縛りつけてるようですね。

[19] mixiユーザー 09月29日 10:26

はじめまして。
ウォーターラインシリーズのモデラーですが最近１／３５０が熱いので手を出そうか迷ってます。(作っても置くとこないし)
気まぐれなので作ってない模型が山積みな僕ですがよろしくお願いします。

[21] mixiユーザー 05月12日 23:26

my Mixi万混沌氏がこの度、BARを開店いたしました。

その名も『NAVY　BAR』

氏は以前デザイン会社を経営されていたのですが、昔からの夢であったBARの経営を始められました。

店内には氏の製作されたスクラッチ１/９６の米駆逐艦や常連客のミンダナオ会の方が持ち込んでくれた金剛などが展示されており。お店にはモデラーはもちろんミッドウェーを経験された旧軍関係者も来られ時を忘れるほどに濃いお話で盛り上がっているとか･･･

ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

03-3794-0251

東急東横線　祐天寺駅下車　徒歩役8分
目黒区五本木1丁目42-4

平日17：00～25：00
日曜12：00～23：00
月曜定休

グーグルマップで場所の確認が出来ます。

[22] mixiユーザー 10月16日 18:40

小樽へ旅行して興味をひかれるものを見てきました。
旧日本艦艇の甲板敷物として使われていたリノリウム。それと同等のものと思しき茶色のリノリウムがあったのです。
場所は、旧日本郵船小樽支店（旧小樽市博物館）の２階廊下。
また、ここには実際建築で使われた当時の材料の展示もあり、その中に英文を含むリノリウムの詳細な資料もありました。
解説案内者に尋ねましたら、このリノリウムは戦前からあるものだということです。

リノリウムの色については既に各所の研究発表がありますが、もし、小樽へ行かれる方があるなら、是非、リアル・リノリウムを見て踏みしめてみたら一興かと思います＾＾