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モデラーの日本海軍艦艇考証コミュの戦時中の駆逐艦識別線について

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タイトルの件について皆さまのご意見をお伺いしたく思いトピを立てました。

タイトルの記事は、約半年の期間をかけて調査、某出版社の記事として公表される予定でしたが、掲載の可能性は再来年頃との正式回答があり中断状態となっております。

内容は大東亜戦争の開戦から終戦までに記入されていた駆逐艦の識別線について調査したものです。
戦時中の駆逐艦の模型を作製する際には役立つと思います。
識別線の変遷は不明とされていましたが、資料はほぼ揃っていました。
識別線の記入については80%は判明しましたが、15%は根拠のある推測、5%は根拠のない推測&不明といったところです。

しかしながら、今の時点では他の出版社のつてもなく、自費出版orネットでの発表程度しか手段がありません。

興味&ご意見がある方のお考えをお伺いしたいと思います。

コメント(13)

はじめて書き込みさせていただきます。
素晴らしいご研究です。ぜひ、なんらかの形で発表していただきたいと思います。
どのような形であれ、拝見できる日を楽しみにしております。
出版社って、ひとつじゃないでしょ。
内容の精度、分量、なんかにもよるんでしょうけど。
駆逐隊識別線は開戦直前の達によって消されたのは周知の事実で、
南方進出に伴い、夜戦の統一指揮の必要から、第一艦隊と第二艦隊の
水雷戦隊で昭和17年初頭に復活し、大戦末期まで施されていましたが、
機動部隊の直衛や遣支艦隊では施されなかったようですね。

旧海軍の資料研究は「達」が公開されてから飛躍的に高まっており、
識別線についても何回も記事や読者投稿欄で明らかにされていますね。

艦船誌のベテラン執筆者や古くからの読者にとっては周知の事実が多く、
それをいまさらまとめる必要性があるか?という判断だと思います。

艦船誌や模型誌は今、新しい読者と古くからの読者とのギャップを
どうやって埋めるかに苦労しているようですね。

昔からの読者にしてみれば、「なにをいまさら」ということで
若い読者には目新しいことでも、ネット環境の発達で新規購読者が
圧倒的に少なくなっている現状では、定期購読者の意識に偏った
編集にならざるを得ず、編集者としては辛いものがあるのでしょうね。

ネットと異なり紙媒体は、一部の読者が必要とするデータを切り取って
掲載するような編集方針はあまり採らないと思いますので、
古くからの読者も納得するような研究にするとともに模型作りにも役に立つ
記事構成にするするなど、従来の記事と切り口を変えることをお薦めします。

たとえば水雷戦隊の登場に伴う駆逐隊の統一指揮と識別帯の登場、
各国の水雷戦隊との比較、そして太平洋戦争下での実例といった記事に
まとめ、裏付けとして「達」と「行動調書」と「写真」等をリンクさせるなど
従来の記事と切り口を変えて、広範囲な読者の色々な要求に応えうるものと
すれば、心ある編集者なら、採用してくれるのではないでしょうか。

>雪の字さん
ありがとうございます。

>fleet7さん
おっしゃるとおりです。ただ、その前にこのような記事に需要があるのか?と思いまして、トピ立てした次第です。

>おじさんさん
私も模型雑誌や丸等を読んで30年位になりますが、浅学にして識別線の変遷が周知の事実だとは知りませんでした。
識別線の記入を調べるには、各水雷戦隊毎に駆逐隊、駆逐艦、駆逐隊司令の異動を把握する必要がありますが、これらに言及した記事はなかったと思います。
もし、そのような記事を御存じでしたらお教えいただけませんでしょうか?
>機動部隊の直衛や遣支艦隊では施されなかったようですね。
第10戦隊は記入されております(写真も残ってます)し、遣支艦隊で記入されなかったのは制度上、当然だと思います。
5 2010年06月16日 16:02 出沼ひさし さん

世の中、基本的に、船の話題はマイナーです。
鉄道や飛行機から比べたら、、、片手で数え終わりますよね。
ただ、だからこその需要もあるでしょう。

模型雑誌なのか、専門誌なのか。。。
内容と精度、切り込み方によると思います。

タイトルだけじゃわかりませんからね。
はじめまして

自分は深く本を読みあさったり、そもそも数も買えないし。
なかなか欲しい時に欲しい資料に巡り会えないでいます。

だから、きっと需要はあると思いますよ。

公開の方法は、有利WEBコンテンツとしてでもいいでしょうし、単にいろいろな方々に知っていただきたいなら、サイトで公開でもいいんじゃないでしょうか。
そこから、新たに紙媒体で出版という流れもあるかと思いますよ。
確かにタイトルだけでは判りづらいと思いますので、内容について少々記します。

まず、識別線は水雷戦隊(31S、10S含)所属の駆逐隊の序列に従って記入されます。
そして、駆逐隊の序列は駆逐隊司令の先任順で決定されます。
このことから、
水雷戦隊内の駆逐隊の異動
駆逐隊内の駆逐艦の異動
駆逐隊司令の先任順
駆逐隊司令の異動
を調べれば識別線は判明することになります。
これらの調査項目を旧海軍の一次資料を使用して全て調査しました。
調査した結果を手持ちの写真と照合して、ほぼ合っていることが確認できました。
本文では最初に制度面、編制面からみた識別線の考察を行ない、それに基づいて第1水雷戦隊から第6水雷戦隊、第11水雷戦隊、第10戦隊、第31戦隊の戦隊毎に異動の経過&考察を記しています。

付録として
各駆逐艦ごとの「識別線記入状況表」と、MO作戦から沖縄海上特攻までの「主要作戦参加駆逐艦識別線一覧」を作成しました。

例えば
マリアナ沖海戦の「雪風」を作りたいなら「識別線記入状況表」を見れば、19年3月31日から7月14日までの期間は
第一煙突に3本、第二煙突中段に1本
ということが直ぐに判ります。

また、ホラニウ輸送作戦(昭和18年8月17日〜18日)のシーンを再現したい(人がいるとも思えないが)時は「主要作戦参加駆逐艦識別線一覧」を見れば参加駆逐艦&識別線は

夜戦部隊
「漣」(第一煙突:記入なし、第二煙突:なし)
27dg(第一煙突:やや太め1本、第二煙突:3本)
「時雨」
17dg(第一煙突:3本・第二煙突:中段に1本)
「浜風」「磯風」
ということが直ぐに判ります。

このような内容で、文字数は約62500文字、考察に使用した写真は約30枚、付録の表が6枚です。
下記に参考文献をあげておきます。

旧海軍文書等防衛研究所資料
第1水雷戦隊戦時日誌戦闘詳報
第2水雷戦隊戦時日誌戦闘詳報
第3水雷戦隊戦時日誌戦闘詳報
第4水雷戦隊戦時日誌戦闘詳報
第5水雷戦隊戦時日誌戦闘詳報
第6水雷戦隊戦時日誌戦闘詳報
第11水雷戦隊戦時日誌戦闘詳報
第10戦隊戦時日誌戦闘詳報
第31戦隊戦時日誌戦闘詳報
第2駆逐隊戦時日誌戦闘詳報
第4駆逐隊戦時日誌戦闘詳報
第7駆逐隊戦時日誌戦闘詳報
第17駆逐隊戦時日誌戦闘詳報
第27駆逐隊戦時日誌戦闘詳報
第30駆逐隊戦時日誌戦闘詳報
第31駆逐隊戦時日誌戦闘詳報
第61駆逐隊戦時日誌戦闘詳報
第5戦隊戦時日誌戦闘詳報
第8戦隊戦時日誌戦闘詳報
第11戦隊戦時日誌戦闘詳報
海軍辞令広報
駆逐艦行動調書
艦船行動調書(重巡の部)
行動経過表(戦艦・巡洋艦・駆逐艦)
戦時編制綴
戦時編制改定記録綴
戦時編制関係允裁書
戦時編制改定内報綴
戦時編制改定電報綴
内令提要追録第十号原稿巻一
内令綴
軍機密 海軍公報
編制推移一覧表
聯合艦隊命令綴
終戦時の海軍艦艇(海防艦1)
終戦時の海軍艦艇(海防艦2)
特別保管艦綴
特別輸送艦船行動調書
オール駆逐艦便り各号
駆逐艦村雨作戦行動
第19駆逐隊の作戦と行動
戦訓 第2次ソロモン海戦・南太平洋海戦
市販図書等
戦史叢書各号
日本海軍艦艇史資料(世界の艦船連載記事)
日本海軍編制事典
日本海軍全艦艇史
丸スペシャル各号
学研太平洋戦史シリーズ各号
日本駆逐艦煙突識別線の変遷(世界の艦船501号)
世界奇跡の駆逐艦雪風
雪風ハ沈マズ
帝国海軍の最後
駆逐艦五月雨
昭和軍艦概史? 終戦と帝国海軍
>出沼さま

多くの資料を駆使されてのご研究、感服いたしました。

>私も模型雑誌や丸等を読んで30年位になりますが、浅学にして
>識別線の変遷>が周知の事実だとは知りませんでした。
>識別線の記入を調べるには、各水雷戦隊毎に駆逐隊、駆逐艦、
>駆逐隊司令の異>動を把握する必要がありますが、これらに言及した
>記事はなかったと思います。
>もし、そのような記事を御存じでしたらお教えいただけませんでしょうか

駆逐隊の席次に関してや司令の移動まで言及はされていませんが、
出沼様も参考にされている中川務サンの「日本駆逐艦煙突識別線の変遷」が
良くまとめられた資料だと思います。

残念ながら出沼さんのご研究は中川サンの論文を補強するものではあっても、
独自性が少なく、現在の艦船誌の編集スタイルには馴染みにくいですね。

かえって、もうすこしポピュラーな「別冊●島」あたりのほうが食いつくと
思いますが、読み捨てられる可能性の高い媒体への掲載は逡巡するところです。

これらのデータを直裁的に必要とするのはモデラーでしょうか。
最近のモデラーの場合、少し前の資料でも探そうとはせず、ネットで検索が
当たり前のようですので、WEB上で日付と艦名を入力すると駆逐隊標識が
表示されるものにされた方が喜ばれるのではないかと愚考します。

合わせて煙突の艦名表示まで出来れば最高でしょうが、駆逐隊の席次と
記号、一文字との相関関係が解る資料が見あたらないのが残念です。

更なる研究の発展をお祈りいたします。

>おじさんさん
コメントありがとうございます。
なるほど、今のところはこのような調査には「商業的価値はなし」ということですね。
ただ、識別線については「周知の事実が多い」状況とは思えません。
艦船模型の作例でも、戦時中の駆逐艦に識別線を記入した例は少ないと思います。
その意味では
独自性がある≒需要がある
と考えていました。
私は出版関係者ではないので、あくまで一読者の意見としてですが。
例えばの話ですが、「日本の駆逐艦パーフェクトガイド」といったような本にこの記事が載っていたら買いますし、雑誌にこの記事が載っていたら掲載号は買います。
ある事象について、すべてのケースを明確な日時付きで追跡するのは想像以上に困難なものです。もし一覧表だけでも、充分に独自の価値のある記事だと、私は思います。

雪の字さん
コメント、ありがとうございます。
出版社と話し合って、なんとか出せるように頑張ってみます。
その後、この記事は出版されたのでしょうか?
是非入手したいので、ご教示願えれば幸いです。

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