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高木 竜馬:RYOMA TAKAGIコミュの高木竜馬 ピアノリサイタル 楽曲解説 前半

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             高木 竜馬 ピアノリサイタル
              “ ウィーンからの風 ”

                 2014年
            7月26日 (土) 午後6時 開演
       YN サロンホール(成田市公津の杜)主催 / YN サロンホール

            7月27日 (日) 午後2時 開演
         武田邸 サロン(大田区中央)主催 / 武田邸 サロン
         
            8月3日 (日) 午後2時 開演
 京葉銀行文化プラザ 音楽ホール(千葉市富士見) 主催 / コンセルヴァトワール デミカ


               Programm
   ハイドン / クラヴィーアソナタ 第31番 変イ長調 Hob.XVI-46
     F.J. Haydn Sonate für Klavier Nr.31 As-Dur Hob.XVI-46 Op.54-3
   シューベルト / 幻想曲 ハ長調《さすらい人幻想曲》D.760
     F.P. Schubert Fantaisie 'Wandererfantasie' C-dur D.760 Op.15
             Interruption(15分間) 
   ラフマニノフ / 幻想小品集より《前奏曲》嬰ハ短調 Op.3-2
     S.V. Rachmaninov Prélude en ut diése mineur Op.3-2
   スクリャビン / ピアノソナタ 第5番 嬰へ長調 Op.53
     A. Scriabin Sonata n.5 en fa diése majeur Op.53
   ラフマニノフ / パガニーニの主題による狂詩曲より 第18変奏曲 変ニ長調 / 江口 玲 編曲
     S.V. Rachmaninov Variation n.18 en ré bémol majeur
              de 'Rapsodie sur un theme de Paganini' Op.43
 ラフマニノフ / ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 Op.36 ホロヴィッツ版 / 山口 雅敏 採譜
   S.V. Rachmaninov Sonata n.2 en si bémol mineur Op.36

     お客様が人気投票で決めるアンコール(約30分の名曲プログラム)
           Ein Stück nach Ihrer Wahl als Zugabe

                      ピアノ調律 / 越智 晃(京葉銀行文化プラザ)

                Die Musikgeschichte
  1992年千葉市生まれ。渋谷幕張高校在学中に、ウィーン国立音楽大学コンサートピアノ科に首席合格。現在21歳。2歳よりピアノを始め、7歳よりエレーナ・アシュケナージ女史に師事。16歳より中村紘子、ミヒャエル・クリスト、アリエ・ヴァルディ各氏に師事。これまでにA.セメツキー、S.エーデルマン、T.ゼリクマン、D.タイ・ソン、A.ナセドキン、D.ヨッフェ、A.ヤシンスキー、A.ヒューイット、N.フィッシャー、V.トロップ、S.ハフ、P.スコダ、G.ツィッターバルト(古楽器)各氏等からレッスンを受ける。音楽学を三ツ石潤司氏に師事。指揮法を湯浅勇治氏に師事、小澤征爾氏からレッスンを受ける。

 第1回日本チャイコフスキーコンクール小学生の部、モスクワ第2回ネイガウスフェスティバル12歳以下の部、第15回国際ピアノコンペティション “ローマ2004”18歳以下の部、キエフ第6回ホロヴィッツ国際ピアノコンクール14歳以下の部で各々第1位。第14回及び第16回浜松国際ピアノアカデミーコンクール第2位。ドイツ第13回エトリンゲン国際ピアノコンクール第2位及びEMCY賞。ウィーン・マスタークラス2014にて巨匠パウル・バドゥラ=スコダ氏の推薦を受け優秀者コンサートに出演。

 ドイツカッセル、モスクワ音楽院大ホール、ローマテアトロヴァッレ、ヤロスラブリハーモニアホール、ウクライナ国立フィルハーモニアホール、キエフ国立オペラ座、ニューヨークスタインウエイホール、幕張ベイタウンコアホール、みなとみらい大ホール、千葉ぱるるホール、新国立劇場、紀尾井ホール、千葉県文化会館大ホール、ミューザ川崎シンフォニーホール、大阪フェニックスホール、モスクワクレムリン宮殿、サントリー小ホール、ウィーン楽友協会、ウィーンコンツェルトハウス等々にて演奏。ロシアヤロスラブリ響、ウクライナ国立フィル、神奈川フィル、ニューフィル千葉、セプトニスちば、東京交響楽団、東京フィル等々と共演。TV『題名のない音楽会21』、『〈東京の夏〉音楽祭』等々に出演。(公財) 江副記念財団奨学生。


                    楽曲解説
                                    高木 竜馬

   フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732 オーストリア ローラウ 〜 1809 ウィーン)
           クラヴィーアソナタ 第31番 変イ長調 Hob.XVI-46

 1766年にエステルハージ侯爵家の楽長であったグレゴール・ヴェルナーが没したことに伴い、副楽長だったハイドンはその栄誉ある職に昇進します。アイゼンシュタットの侯爵宮とエステルハーザ離宮、ウィーンのハプスブルグ王宮、ハンガリー宮殿の4つの宮殿を渡り歩きながら、当主のニコラウス・エステルハージ侯爵から深い理解と敬愛を得て、ハイドンの創作環境は万全の状況。時を得たハイドンは、67年から68年にかけ、この深遠なるソナタを完成させます。充実期ハイドンの、温かさが溢れる明朗さや、鋭敏で繊細な芸術的感覚から沸き起こるロマンティシズムが、音と音の間を満たしています。加えて、70年代に見られる交響曲第44番《悲しみ》や交響曲第45番《告別》や、畏友モーツァルトと心の伴侶ゲンツィンガー夫人の悲報に接し描いた『アンダンテと変奏曲』の、深い悲哀や熱に浮かされたような瞑想さえも含んだ複層するハイドンの奥深さを、存分に感じとれる名曲です。この曲が書かれた当時、ハイドンはチェンバロを用いており、規模の大きい堂々とした曲想ではなく、絶頂期のハプスブルグ王朝の優雅で貴族的な宮廷サロンの趣をたたえています。しかし、当時としては用いられることが少なかった変イ長調を主調に定め、第2楽章においては変ニ長調を使用するなど、ロマン派を先取りするかのような調性感とロマンティックな情緒が、曲に彩りを添えています。

 この曲が作曲された時代、ハイドンは専らピアノではなくチェンバロのために作曲しています。当時ハイドンは、英国ブロードウッド社製の優れたチェンバロを有しており、未だ発展の途上にあったピアノではなく、既に楽器として完成されたチェンバロを愛用していました。しかし、77年のJ.A.シュタインのウィーン式アクションの完成や、80年頃の J.ブロードウッドによるイギリス式アクションの開発を契機に、ハイドンの創作の関心は、次第にピアノへと移り始めます。やがて、フレームも強化され弦の張力も増したイギリス式アクションに惚れ込み、1780年に楽譜へ「チェンバロ、あるいはフォルテピアノのために」と書かれた Hob.XVI-35 ~ 39 の一連のソナタが出版されます。それ以降、ハイドンはフォルテピアノの性能が十分に活かされるような、堂々としたピアノソナタを、後世に残します。

 第1楽章 Allegro moderato 変イ長調 4/4拍子 ソナタ形式  装飾音で始まるメロディは、左手の温かい3度と5度の同音連打による支えに乗り、朗らかに3小節歌われます。空気の中に溶け込むようにメロディが消えると、下降音階によってメロディの続きが奏され、ヘ短調での主題の確保から、右手の3度に左手のティンパニのようなオクターブリズム音型が呼応し、第1主題は終わります。フェルマータを経て属調の変ホ長調に移ると、規則的に一拍毎に和声を変化させる和音動機とは対照的に、音階が即興的に流れます。トリルによるフェルマータの後は、ヘ短調を経て変イ長調へ移るなど、奇抜な転調が、不意に心を捉えます。第1主題の動機も交えながら軽やかに提示部を終えると、第1主題が変ホ長調で再現され展開部へ。その幸せも束の間、ヘ短調に暗闇へと引き込まれると、暗い情熱をを伴った長いトッカータ風パッセージへと迷い込みます。第1主題結尾で用いられたティンパニ風リズム動機が、この場においては心を切迫するかのように執拗なオスティナートのリズム動機に風変りします。そして今回もまた、フェルマータによって流れが途切れると、第1主題の変形がヘ短調によって哀しげに歌われ、予断を許さない緊張感あるパッセージが続きます。主調による再現部へは、ヘ短調 → 変ニ長調 → 変ロ短調 → そして変イ長調と、ハイドンの類稀なる調性感覚の天才によって見事に処理され、提示部と構成がほぼ一致する再現部が奏され、軽やかに曲は閉じられます。

 第2楽章 Adagio 変ニ長調 3/4拍子 ソナタ形式  ハイドンの慈愛に満ちた甘い情緒に加え、瞑想的な曲想は、ハイドンが作曲した全作品の中でも屈指の緩徐楽章です。冒頭から天上界への誘いの調べが奏でられ、第1主題のメロディは、あたかも天使が優しく謳いかけるかのようです。第2主題は変イ長調によって、左手の和声による温かな眼差しに乗せて、右手がトリルと下降音階を用いて雲の上で天使が優雅に踊るかのようで、温かく朗らかなパパ・ハイドンの広い心に包まれます。フェルマータによって流れが一度切られると、右手の3度による下降音階に呼応するオクターブの左手によって結尾が奏されます。それはまるで威厳を有した万物の父のようでもあり、一度たりともこの安心感に満ちた流れが損なわれることなく、第1主題が架け橋となり展開部へと入ります。展開部では、変ホ短調などを経過し、ロ短調による瞑想部分へと進みます。シューベルトに始まるロマン派に匹敵する哀しいロマンティシズムと深い精神世界が、静かに時を支配します。徐々に瞑想から心が晴れると、長調も顔を出し、フェルマータを経て第1主題を省いた再現部へと入ります。再現部は主調である変ニ長調によって奏でられ、拡大された結尾によって、哀しみと慈愛とが意外性の中、交互に表出され、やがてこの偉大なる第2楽章は、静かに主調の変ニ長調で終わりを告げます。

 第3楽章 Presto 変イ長調 2/4拍子 ソナタ形式  フィナーレに相応しいプレストで、16分音符が絶え間なく跳ね回ります。ハイドンの明るさそのものが表現された、無窮動と呼ぶに値する快活な楽章です。下降音階によって始まる第1主題は変ホ長調に移り、16分音符で動き回る右手の中で存在感を示す8分音符の左手の第2主題とで、提示部と再現部は形造られています。展開部は、第1楽章の展開部のトッカータ風パッセージを想起させるような、息が詰まるようなエキサイティングな雰囲気をもちますが、再現部に入ることによって落ち着きが取り戻され、しかし勢いは最後まで衰えず、16分音符の躍動感を失わぬままに、軽やかかつ貴族的上品さに包まれて、全曲は閉じられます。


  フランツ・ペーター・シューベルト(1797 ウィーン リヒテンタール 〜 1828 ウィーン)
           幻想曲 ハ長調《さすらい人幻想曲》D.760

                『よそ者の夕べの歌』
「わたしは連なる山々を越えてここへ来た / 太陽ですら私に冷たく、私はどこに行っても
よそ者なのだ / 何処にあるのだ、私を愛する土地はと、得体の知れない者が私に囁き返す
お前のいない所、そこに幸福はあるのだ」 シュミット・フォン・リューベック

「吾はこの世の過客にして、吾の故郷は此処に在らじ」 フランツ・ペーター・シューベルト

 シューベルトのあらゆる楽曲の中でもひときわ輝きを放つこの名曲は、1822年に作曲されます。《さすらい人幻想曲》。この偉大な曲名は、2楽章の主題が、1816年に書かれた自身の歌曲『さすらい人』D.493 から採られた事に由来しますが、では一体、誰が、何を求めて「さすらった」のでしょうか。マーラーの代表作である『さすらう若人の歌 ― Lieder eines fahrenden Gesellen』の曲名をひも解くと、「Lieder = 歌」「fahrenden = 遍歴の、さすらう」「Gesellen = 若人、職人」。「Gesellen」は「若人」と日本語訳されますが、同時に職人という意味ももち合わせます。その職人とは何を指しているのか。その事実を知るためには、15世紀まで遡る必要があります。職人は、親方 = Meister と徒弟「Lehrling」の中間に位置する地位で、人生の目標は親方への出世でした。では、どのようにしたら職人から親方の地位へ昇れるのか。「マイスター(親方)になるためには遍歴の旅に出て、修行を積まねばならない」と15世紀中頃、ギルド条項に記されました。

 歌曲『さすらい人』は、表記のシュミット・フォン・リューベックの詩『よそ者の夕べの歌』に曲が付けられ、出版当初には《不幸な男》とタイトルさえ与えられましたが、孤独と厭世に満ち々々たこの悲痛な詩には、若き職人が故郷を離れ、異国の地へとさすらう事を迫られ、その片道切符を手渡された悲哀と絶望が込められているのです。

 しかしながら、この『歌曲』と『幻想曲』の2楽章こそは、嬰ハ短調の「嘆きの語らい」で共通していますが、『幻想曲』の1楽章と終楽章のハ長調が有する神々しさは圧倒的であり、3楽章は天からの祝福の如き変イ長調です。シューベルトは友人に宛てた手紙に次のように記します。「吾はこの世の過客にして、吾の故郷は此処に在らず」。自らの死さえ、単に一経由地であり、シューベルトの故郷である天へ帰る道程の出発地に過ぎない。《さすらい》の終着地を、天に見据えていたシューベルトは、この『さすらい人幻想曲』を通じ、私たちに語りかけます。「人生の最終地を視野に収め、苦難の歩みを進めていく日々の姿を『さすらい人』と言うのだよ」と。

 楽曲の構成は『幻想曲』と銘打っているものも、本質は4楽章形式のソナタとして捉えられます。リストのロ短調ソナタのように切れ目なく演奏されますが、調性や拍子によって明確な区切りを設けていることから、「幻想曲風ソナタ」と呼ぶことが出来ます。ベートーヴェンは作品27で、有名な《月光》を含む2曲連作の「幻想曲風ソナタ」を作曲しています。畏敬し続けたベートーヴェンの『幻想する精神』は、脈々と受け継がれているのです。

 第1楽章 Allegro con fuoco ma non troppo ハ長調 4/4拍子 再現部が省略されたソナタ形式  何も心配を伴わないかのような若人の威風堂々たる主和音によって、曲は高らかに始められます。冒頭の3小節に、重要な動機が3つ含まれています。主和音によるダクティルリズム(タータタ タータタ)動機、主調の16分音符による上昇アルペジオ動機、そして、結尾を形成する2つの属和音による第3動機です。曲の至る所にこの動機が顔を出し、それらが即興的な側面も持ちつつ展開されていきます。第1主題が力強く提示されると、pp に変化し主題が確保されます。するとそこからは、アルペジオ動機を主体に、ホ長調の優美な第2主題へと移ります。第2主題と呼ぶものの、この部分を支配しているのはダクティルリズムです。その後は、オクターブ上昇した冒頭主題を経て、拡大された展開部へと移行します。この楽章は、全曲の統一性を確保するため再現部が省略されている分、展開部が拡張され、3つの動機を自在に織り込み、自由な形で発展していきます。イ短調によるヴィルティオーゾが発揮されるパッセージ、変ロ長調の愛らしいメロディを左手が規則正しく支える場面、冒頭主題が変ニ長調に移り、そこから目まぐるしく技巧的に発展する部分を経て、曲は次第に雲行きが怪しくなり、2楽章への移行への準備を始めます。どの場においても、主要動機が余すところなく用いられ、曲の大きな統一感が感じられます。ダクティルリズムとアルペジオ動機によって、曲調は次第に暗闇へと進み、フェルマータを経て、2楽章へと結ばれます。

 第2楽章 Adagio 嬰ハ短調 2/2拍子 変奏曲形式 この変奏曲の主題こそが、かの有名なリートの『さすらい人』D649 から採られています。変奏が進むにつれて細分化されていく主題は、嬰ハ短調と嬰ハ長調を交互にしながら、展開されていきます。それはまるで、一本の道を隔てて、右側は華麗で優美な天国的な花畑、左側は骸骨が重なり合う地獄のような、シューベルトの内なる二面性を強く引き出しています。4分音符と8分音符で始まった主題は、いつしか64分音符までその身を刻まれ、ff の激しい和音の雄叫びの後は、64分音符の伴奏に乗り、意識を失ったかのように嬰ハ短調と嬰ハ長調の主題が入れ替わり立ち代わり顔を出し、気絶をするかのように、3楽章へと移ります。

 第3楽章 Presto 変イ長調 3/4拍子 複合3部形式 スケルツォ 性格的にも形式的にも、トリオをもつスケルツォ楽章の役割を果たします。ダクティルリズムとアルペジオ動機が軽やかに曲を彩り、まるでそれは天界で天真爛漫に踊りまわる天使のように、自由に動き回ります。推進力に溢れた主要部分に対して、トリオは疲れを癒すために休憩を入れているような、或いは、落ち着いたダンスを踊りながら耳元で愛の言葉を囁くような幾分秘密めいた印象を与えます。ソ♭のバスが20小節に渡って保持される部分には、シューベルトの天才性を感じずにはいられません。トリオが優しく終わると、遠くからダクティルリズムが少しずつ近づいて、主題が再奏されますが、今度は4楽章に向けてより発展的に展開されます。左手のダクティルリズムに対して、3連符のアルペジオが矢継ぎ早に襲い掛かる場面は、フィナーレの劇的な展開を予感させます。ハ長調の属和音によって力強く締めくくられたこの楽章は、フェルマータを経てアタッカで最終楽章へと続きます。

 第4楽章 Allegro ハ長調 4/4拍子 フーガ - フィナーレ 対位法が不得手であったと言われるシューベルトが、フィナーレにおいてフーガを用いた背景に、この曲が作られた年の、対位法のマイスターであるベートーヴェンとの出会いを感じずにはいられません。1楽章の主題がオクターブによって始められ、次第に声部と勢いを増していき、終楽章に相応しい華々しさを全体に纏い、勢いを失うことなく最後まで駆け抜けます。2楽章で経験した苦悩から、ここでやっと全て解放され、これもまた、ベートーヴェンが得意とした執拗なまでの主和音の解決を模倣するように、全曲を覆う圧倒的なハ長調の勝利と共に天に昇るが如く、曲は大団円を迎えます。

                 休憩(15分間)
                                     後半に続く

コメント(4)

 ばば さん

 いつも有難うございます。
 
 ご高齢のウィーン楽派の巨匠、パウル・バドゥラ=スコダ先生の個人レッスンを、秋からして頂ける事になったそうです。マスタークラスでは、大きな衝撃を受け、身震いが止まらなかったと申しておりました。本人の本性が求めていた音楽に、出会ったのかも知れません。

 武田邸には、フルコンではありませんが、びっくりするほど最良質のファティオリが置かれていて、本人も本番を心待ちにしております。

 発表会を間近に控えていて、私は伺えませんが、またご講評をお聞かせ願えれば有難く存じます。 
 当日は、どうぞお気を付けて、いらっしゃって下さいませ。
 ばば さん

 お暑い中、武田邸サロンのリサイタルにお出掛け頂き、誠に有難うございました。
また、FBに温かいご講評と素敵なお写真を挙げて頂きまして、感謝感激です。

 前日の成田YNサロンホールの方は、何とか滑り込めたのですが、
『けれん味のないスタイル』=本物へのさすらいは、まだまだ当分続きそうで
ございます。

 今日は、マザーティーチャーのエレーナ・アシュケナージ先生に、
スクリャービンを観て頂きに伺います。反対に、「私たちは、そのようには
弾きませんよ」とおっしゃって、「回れ〜右!」になるやも知れませんので、
さすらい度満点の一日になりそうでございます(汗)。

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