ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

「肥後の猛婦」シンポジウムコミュの「一歩踏み出す勇気」男女共同社会目指して50年

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「一歩踏み出す勇気」男女共同社会目指して50年

 昨日、女性の地位・人権向上活動を続けられた、地域の女性活動家の米寿の集いに参加した。メンバーは、県の地域リーダー国内研修、国外研修の経験者の同窓会、メンバーは11名(49才〜79才、女性10名、男性1名)、昼食を囲みながら2時間近く、戦後の昭和26年の国内に先駆けて、嫁の生活環境を改善しようと一人の主婦が動き出しました。

 昭和26年といえば、戦争の影響の残る中で、地方の農家の生活環境は厳しいものでした。特に、男尊女卑の南九州の価値観で、家人よりも早く起き食事の世話、掃除、更に育児、昼は家族と一緒に田畑で働き、夜は片付け、最後に風呂に入る生活が、365日続く環境。更に、水周りは、井戸も無く、流し台は勿論無く、湧き水は良い方で、水汲みは子女の仕事だった時代です。

 その方は、都市部から農村部に嫁ぎ、周りの環境の酷さをどうにかしようと、いてもたってもいられず、行動を起こし、仲間を募って少しづつ、少しづつ、変えて行ったと語られました。一昨年、その活動が評価され、総理大臣賞を受賞されました。
 その活躍は、広範囲にわたり、国の男女共同参画法の設立にかかわり、県下女性活動のネットワークつくり、現在は九州の女性リーダーのネットワーク作りに、奔走されています。私の住む地域の、リーダーの敬慕する先輩です。

 この方の「座右の銘」が「・・・、一歩踏み出す」です。この一歩、この一言が、普通の人はなかなか言えない。「何を言われるか、非難されるか、失敗したらどうしよう、・・・」とか、心で葛藤がありますが、やってみて初めて分かることが沢山あります。まず、一歩を踏み出し、経験を積み、反省し、更に一歩を踏み出し続けて来たと語れた言葉に、非常に感銘を受けました。

 驕ったところがまったくなく、私のような30歳を下にも、謙虚に接してもらえ、こちらが恐縮する気持ちになります。孔子のことばで、「自分が嫌なことは、人にはしない」を生き方そのもので示しておられる姿勢に、学ぶべきところが沢山あります。
 多分、新しい事を起こした「色々な一歩」では、批判、中傷もあったことと思いますが、それを反省の材料にし続けられたのだと思います。

 色々な事業、活動をやるには、まず「思い立ったら、行動し、仲間を作って、継続する」と言われますが、それを50年以上継続されことはすばらしいし、じまんの言葉はきいたことがありません。「みなさんの応援のおかげです」の言葉が素直に出てくるのです。そして会の継続に必要不可欠には、リーダー自身が「魅力」が必要と、師から何度も指導を享けたことを思い出します。孔子の「徳は、孤ならず」の言葉は、本当だと感じます。

 その方に、これからの望みとして、次のリーダーを育てることに、力を注いで欲しいと挨拶でお願いしました。男女共同参画社会作りには、啓蒙と運動の継続が必要と思っています。男女共同参画社会は、いまだ道半ですが、少子高齢化の中で、女性たちの活躍が日本の活性化に必要と思っています。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

「肥後の猛婦」シンポジウム 更新情報

「肥後の猛婦」シンポジウムのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング