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万物の真理コミュの共有生命の哲学―総山 孝雄

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共有生命の哲学―医学・生物学が解明する生の意義
説明 1998
国書刊行会
総山 孝雄

トランスパーソナルには、色々なアプローチがあった。
例えば、
1:心理学会からのアプローチ(個人を越える。)
2:GAIAからのアプローチ(地球は一つの生命である。)
3 :社会生物学からのアプローチ(蟻は、巣で一つの生命といえる。)
4:エコロジーからアプローチ(我々は、環境に生かされている。)

どれも分かるには分かるが、私には、どうもそれぞれがバラバラの主張に聞こえていた。

本書では、「共有生命」という概念が使われていて、右の図のように 縦軸と横軸の共有生命に整理されます。
文字どおり、我々は、生命を共有しているというものです。

縦の共有生命とは:時間軸:祖先→子孫
横の共有生命とは:友人・地域・環境

このクロスしたところに個人がある。

これは、上1,2,3,4をうまく整理し、貫いて、統合するにはいい言葉と方法だと思いました。

人間の欲望や本能、食欲、睡眠欲、性欲などの目的原因を究めてその極限までさかのぼると、それらは全て生存の欲求に帰一される。

いくら極めても個人は必ず滅びる。
又、ここに留まっていては、道徳も倫理も廃れる。

縦と横への「共有生命」を意識できたとき、道徳や倫理の意味が納得できるのだろう。

「共有生命」は、我々の本能かもしれない。

コメント(1)

確かに縦と横の繋がりの中で生まれる大いなる命の繋がり。それを統合した共有生命として認識できます。しかし
>又、ここに留まっていては、道徳も倫理も廃れる。
というところなのですが、「廃れる」のではなく「足踏みする」方が適当では?
それにこちらが成り立ったとしても
>「共有生命」を意識できたとき、道徳や倫理の意味が納得できる
こちらは成り立たないような気がします。共有生命はあくまでも人間の知覚の内側、つまり人間にも「理解できる」内容であり、道徳・倫理の意味はそんなに簡単なものではないと思うのですが。
又、「共有生命」は私達が人間である以上、本能というより運命(サダメ)に近いような気がします。

どうでしょうか?

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