万物の真理コミュの龍樹の中観の思想

『スピリチュアリズム』

苫米地英人（脳機能学者・計算言語学者・計算機科学者・離散数理学者・認知心理学者・分析哲学者）すごい肩書きだね。

洗脳、暗示、催眠。そうしたもので、新興スピリチュアルは人を操る。

オウムの総括なく、再び起こった、メディアの扇動によるスピリチュアル　ブームへの批判本です。

オウムのポアの思想はチベット密教である。
小さなヨーガ教室は決して大きくなることはなく、宗教的核があったからオウムになった。その核を作ったのは、中沢新一。
中沢新一はオウム事件のＡ級戦犯である。

オウム事件後スピリチュアル系にテレビは慎重だったが、ここに来て一挙に解禁した。
それが、江原である。今の人は、免疫がなく、疑うことなく受け入れてしまった。洗脳、暗示、睡眠と手法はオウムと同じで、メディアがあおるのは危険である。
一時ＣＭしていた「パワー　オブ　ライフ」も同様であり、共に放送コードに抵触する。

哲学的思想が浸透するのを待っていては、危険なスピリチュアルが蔓延するだけとして、伝統的宗教の中から解毒剤を解く。

それが「龍樹の中観の思想」

空観の思想：あの世が実体。だからポアしていい。しがないヨーガ教室が恐怖のオウムになったのは、「空観」のみを追求していたから。

仮観の思想：空であってもこの世で仮の機能をしている。
仮の機能そのものが絶対になってしまうと奪い合い、戦争になる。

中観の思想：空観と仮観を上手に維持するもの。空に機能を共有していく。ポアはない。

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毒には毒を？

作者はオウム信者の洗脳を解いたことで有名だが、これは脱洗脳の手法の一部なのかもしれない。