こんにちは。おひさしぶりです。
2010年グラフィックデザイン学科卒業生の市川香織です。
このたび、個展を開きますのでご案内申し上げます。
展覧会名 いちかわかおり個展 ぽかぽかえほん展
日時 平成22年11月15日〜20日
平日11:00〜19:00（最終日11:00〜16:00）
会期中無休・入場無料
場所 Pepper's Gallery
〒104-0061 中央区銀座7-13-2 パインビルB1
tel:03-3544-3240
http://
学生時代から作ってきた絵本に新作を加えて展示します。
原画の展示もします。
ご都合のよろしい時に是非お越し下さい。
ホームページも参考にご覧下さい。
http://
私は、月火木土にギャラリーにおります。
初個展なので緊張していますが、
たくさんの人に見ていただけたら嬉しいです！
2010年グラフィックデザイン学科卒業生の市川香織です。
このたび、個展を開きますのでご案内申し上げます。
展覧会名 いちかわかおり個展 ぽかぽかえほん展
日時 平成22年11月15日〜20日
平日11:00〜19:00（最終日11:00〜16:00）
会期中無休・入場無料
場所 Pepper's Gallery
〒104-0061 中央区銀座7-13-2 パインビルB1
tel:03-3544-3240
http://
学生時代から作ってきた絵本に新作を加えて展示します。
原画の展示もします。
ご都合のよろしい時に是非お越し下さい。
ホームページも参考にご覧下さい。
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私は、月火木土にギャラリーにおります。
初個展なので緊張していますが、
たくさんの人に見ていただけたら嬉しいです！
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コメント(9)
行ってきました。
遅くなりましたが、感想です。
絵本によって新しい表現文化が生み出されていくような気配。
原画は言わずもがなですが、
絵本展だという意識の強い展覧会で素晴らしかったです。
こういう企画の展覧会がどんどんでてくると、絵本文化が育つように思います。
絵本によって新しい表現文化が生み出されていくような、
そんな芸術運動が起きていくような、そんな期待感を持ちました。
新作！「星のたびびと」は、
言語というものを意識的に空間としてとらえていて、
その文法の上にある、見えていない視覚言語のオペレーションが素敵な世界観を生み出していました。
イラストもいいですね。この絵本は、コレクションに加えたいと思いました。 新しい！！！
新作！「くじら くじら」は、
どのページも、まず、右肩から「 くじら くじら きいろいくじら 」という言葉からはじめています。
「 くじら くじら きいろいくじら 」と、読者に投げかけておいて、
読む側にしてみれば「どうしたの？」となるわけで、「こうなのよ」と、絵で答えながらお話をころがしていきます。
これは、画家の言葉でしっかりと絵が書き込まれた絵本で、
文は、最小限にとどめて、絵では表せない心の内を表現しています。
絵と言葉の同時発想をしないとつくれない絵本ですね。 お見事！！！
そして、長編大作！鳥（題名？）は、
なんといっても、新聞を広げたぐらいのサイズ（もっと大きいかもしれません）が圧巻です。
市川さんは、繰り返し三回という論法をつかっています。
ボクシングでは、ワン・ツーでは相手が倒れない。
ワン・ツー・スリーを打つほうが相手へのダメージが大きくなる。
このワン・ツー・スリーが、ここで言う繰り返し三回です。
ある鳥が魔法をかけられており、
一回目のクライマックスで魔法が解けます。
しかし、解けていたと思っていた魔法は完全には解けていなかったんですね。
二回目のクライマックスで更に魔法が解けます。
このようにして、どんどんお話が脹らんでいき、最後の最後まで読者の心を引きずり込んでいって、
三回目に、お話のクライマックスをむかえ、本当の魔法が解けて読者は見事に口説かれてしまいます。
絵がとても綺麗で、それがこの絵本をしっかりと支えています。
これも市川さんの絵本の魅力で、メッセージはイメージをともなわないと伝わりません。上手い！！！
遅くなりましたが、感想です。
絵本によって新しい表現文化が生み出されていくような気配。
原画は言わずもがなですが、
絵本展だという意識の強い展覧会で素晴らしかったです。
こういう企画の展覧会がどんどんでてくると、絵本文化が育つように思います。
絵本によって新しい表現文化が生み出されていくような、
そんな芸術運動が起きていくような、そんな期待感を持ちました。
新作！「星のたびびと」は、
言語というものを意識的に空間としてとらえていて、
その文法の上にある、見えていない視覚言語のオペレーションが素敵な世界観を生み出していました。
イラストもいいですね。この絵本は、コレクションに加えたいと思いました。 新しい！！！
新作！「くじら くじら」は、
どのページも、まず、右肩から「 くじら くじら きいろいくじら 」という言葉からはじめています。
「 くじら くじら きいろいくじら 」と、読者に投げかけておいて、
読む側にしてみれば「どうしたの？」となるわけで、「こうなのよ」と、絵で答えながらお話をころがしていきます。
これは、画家の言葉でしっかりと絵が書き込まれた絵本で、
文は、最小限にとどめて、絵では表せない心の内を表現しています。
絵と言葉の同時発想をしないとつくれない絵本ですね。 お見事！！！
そして、長編大作！鳥（題名？）は、
なんといっても、新聞を広げたぐらいのサイズ（もっと大きいかもしれません）が圧巻です。
市川さんは、繰り返し三回という論法をつかっています。
ボクシングでは、ワン・ツーでは相手が倒れない。
ワン・ツー・スリーを打つほうが相手へのダメージが大きくなる。
このワン・ツー・スリーが、ここで言う繰り返し三回です。
ある鳥が魔法をかけられており、
一回目のクライマックスで魔法が解けます。
しかし、解けていたと思っていた魔法は完全には解けていなかったんですね。
二回目のクライマックスで更に魔法が解けます。
このようにして、どんどんお話が脹らんでいき、最後の最後まで読者の心を引きずり込んでいって、
三回目に、お話のクライマックスをむかえ、本当の魔法が解けて読者は見事に口説かれてしまいます。
絵がとても綺麗で、それがこの絵本をしっかりと支えています。
これも市川さんの絵本の魅力で、メッセージはイメージをともなわないと伝わりません。上手い！！！
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