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老会話コミュの老会話名人

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皆様のまわりでも、とても楽しく高齢者の方とコミュニケーションしていたり…
高齢者の方に上手に話を伝えたり気持ちを聞き出したり…
高齢者の方から信頼されていたり…、という人がいらっしゃると思います。
そんな人をみつけたら老会話名人としてぜひご紹介ください。

コメント(3)

まずご紹介したいのは、祖母が入院していた高齢者専門病院のエレベーターガールさん。
ガールといっても60代と思われるボランティアさんなんですが
1階から2階までの外来専用のエレベーターで、患者さんや付添いのご家族に
いつでも笑顔で朗らかに声をかけています。

ご自分より年上と思われる患者さんには
「はい、お姉さん。閉まります、気をつけてください」
「はい、お兄さん、もう少し中に入れますか? お一人乗せてあげてくださいね」
「はい、お母さん、着きましたよ。ゆっくりおりてくださいね、ゆっくりね」
付添いの人には、
「お暑い中ご苦労様です。さあ、行きましょう」
「お疲れになったでしょう。どうぞお大事になさってね」
「お疲れ様です。ちょうど雨も止みましたよ。よかったですね」
車椅子の扱いに慣れない人にも
「そのままどうぞ、そうそうオーライオーライ、お見事です」
なんて感じで誘導してくれます。時には
「いまの時間なら食堂空いていますよ、よかったらお昼召し上がっていってね」
なんてことも。
1階と2階のわずかな時間に誰にでも流暢に声をかけていて、その声かけに
長時間の付添いに疲れた人も、高齢の患者さん達も、思わず笑顔になってしまいます。

そのやりとりってまるでサービスのいきとどいた旅館のおかみさんみたいで
短いひと言の中にも各々の人に応じたホスピタリティで対応しているのに感心。
まさに名人です。
大変ご無沙汰してすみませんでした。皆様お元気ですか?

さて、老会話名人としてご紹介するにはちょっと違うのですが
素敵なバスの運転手さんがいたのでご紹介します。

昨日のことですが、小さな男の子(5歳くらい?)が運転席のすぐ後に座っていて
停車ボタンを押していたのですが、後ろのほうの大人のお客様が
先に押してしまったので、すでに赤いランプが点灯して
「次停まります」という女性の録音アナウンスが流されました。
それでも自分で押してランプを点灯させて「次停まります」
と言ってほしいかったのでしょう。何度も押していたら、運転手さんが気づいて

「ボク、押せなかったの?」
「今日は特別に消してあげるから、押していいよ」

という運転者さんの声がマイクを通じて車内に流れました。
するといったんランプが消され、男の子が押したら点灯して
女性の録音アナウンスのかわりに運転手さんが

「ハイ、次停まりま〜す」

とアナウンスしてくれました。そばにいたお母さんが
「すみません、ありがとうございます」
とお礼を言うと今度は

「いいえ」
「ボク、また帰りも乗ってね」

というアナウンスが流れました。

お子さん思いの運転手さんの粋な計らいに、とっても嬉しくなりました。
そして、相手はお子さんでしたが、この運転手さんはきっとお年寄りに対しても
このような温かい配慮をしているのではないかと思いました。
「また帰りも乗ってね」という運転手さんの声がずっと耳に残ってます。

優しい運転手さんのバスに乗れた素敵な一日でした。

ほほえましい。話ですね。

いまどき、ちょっと珍しいって思ってしまうのが、寂しいことです。

きっと、そのボクは、将来バスの運転士になるぞっ!って思ったかも。

青木の『子供たちが野球を好きになってくれたら』ってのを思い出しました。

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