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よろしかったですか撲滅委員会コミュの「抜かした」「抜かされた」

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よく、駅伝やマラソンの実況等で、
「○○がトップの選手を抜かしました」
「□□が2番手の選手に抜かされました」と聞きますが、
間違ってませんか?

「○○がトップの選手を抜きました」
「□□が2番手の選手に抜かれました」
だと思うのです。

いつも違和感を感じています。

コメント(23)

実況中継は臨場感が大事だと思います。
抜かされた選手の気持ちになったり、抜いた選手の気持ちになったりと、アナウンサーの気持ちが入ってたり、時には興奮して言葉を噛んだりもするでしょう。
スポーツの実況は、そういうものだと思いますが、よろしかったでしょうか?
 辞書ではこのようになっています。以下抜粋引用:

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/149405/m0u/%E3%81%AC%E3%81%8F/
> ぬく【抜く】
> 追いこす。
> 3. (1)競走で、前の者を追いこす。また、上位の者よりもさらに上位になる。追い抜く。
> 「ゴールまぎわで三人―・いた」
> 「―・きつ―・かれつの大接戦」
> 「彼の実力は群を―・いている」

http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/149306/m0u/%E3%81%AC%E3%81%8B%E3%81%99/
> ぬかす【抜かす】
> (3)追い抜く。
> 「二台―・した」

 『抜かす』のほうがほんの少し俗語的な感じはしますが、これを見る限り意味は同じですね。
久々の良トピ。こういうのは頭の体操になって面白いです。

ちょっと調べたところでは「他動詞のUターン型派生」という現象があるようです。

「抜く」(他動詞)
「抜ける」(自動詞)→「抜かす」(Uターン型派生他動詞?)

この結果として「抜く」「抜かす」2つの他動詞が生まれる。

なるほどな、とも思いますが、より端的に「抜く」に使役の助動詞「す」がついて「抜か・す」になった、という方が飲み込みやすいような気もします。

従って死郎さんの仰るように「抜く」と「抜かす」は「ほぼ」同じ意味なんでしょうが、まさか抜歯することを「歯を抜かす」芋を収穫することを「芋を抜かす」とは言わない。

使役の「す」が付いたことで、「(人に対して)強いて何かをさせる」という意味が生じる。歯や芋に命令したって自分から抜けてはくれない。だから「抜かす」には、どうしても対人的なニュアンスが漂うのだと思います。

そこから聖さんの仰る残念な感じ(笑)が出てくる。「順番から抜けたくないのに抜か(さ)れた」ということですよね。

だから結論として、この場合「抜く」でも「抜かす」でも正解だけれども「抜かす」の方がやや「してやったり」の意味が強いのかなと。

つまり聖さんに一票。
蛇足です。

よく考えたら、ランナーだって自分から抜かれてはくれませんねw

芋や歯は抜かれまいと抵抗したりしない、の方が適切だったかも。いや、芋や歯も抵抗するかな?w
コメントありがとうございます。

「抜かす」は、「抜かせる」つまり「先に行ってもらう」という意味にしか聞こえないんです。

僕にとって「抜かされる」は、「追い抜かれる」のではなく、
「抜く意志はないのに、前の人によって抜いてしまう状態になる」という変な
意味になってしまうんです。

昔は、「抜く」を「抜かす」と言ってなかったように思えます。
辞書にも、「抜かす」の意味を「追い抜く」としていない(未対応)の辞書もあるようです。
>僕にとって「抜かされる」は、「追い抜かれる」のではなく、
「抜く意志はないのに、前の人によって抜いてしまう状態になる」という変な
意味になってしまうんです。


御自身がそう思うのであれば、それでよろしいのではないですか。
このコミュは、生真面目な文法のコミュじゃないと思ってるんですけど。
> 昔は、「抜く」を「抜かす」と言ってなかったように思えます。

 うーん。上で『俗語的』と書きましたが、それは方言に近い、つまり地域差があるのかも知れません。
 僕にはむしろ古臭い表現のようにさえ感じられます。聞き慣れないのは、おそらく御自身の生まれ育った土地では使われていなかったということではないでしょうか。
> 「抜かす」は、「抜かせる」つまり「先に行ってもらう」という意味にしか聞こえないんです。
>
> 僕にとって「抜かされる」は、「追い抜かれる」のではなく、
> 「抜く意志はないのに、前の人によって抜いてしまう状態になる」という変な
> 意味になってしまうんです。
>
> 昔は、「抜く」を「抜かす」と言ってなかったように思えます。

いのさんの上の意見に激しく同感します。
おそらくどこかで誤用されて、それが関西芸人なんかが使うことによって広まってきていると思うんです。どうやら現在、関西、関東で使っているのは間違いないようです。少なくとも、昔長崎県、福岡県では使われていませんでしたから九州では使われていないと思います。

辞書でも「抜く」→「追い抜く」の意味はどの辞書にも書いてありますけど
「抜かす」の方は書いている辞書と書いていない辞書があるようです。

やはり、
最近(ここ20、30年)になって出てきた俗語(スラング)、
もしくは方言の域は出ないと思います。
どうにかアンケートでもとって地域的な分布でも調べてみたいですね。
 昔、このトピについて書いた日記から抜粋します。


 辞書的には「2」で結論が出ている。
「抜く」も「抜かす」もフツーに辞書にのっている。当然、その受身形の「抜かれる」「抜かされる」もごくフツーの日本語で、意味に大きな差はない。
 どちらもフツーの日本語なんだから、「間違い」とか「正しい」とか考えるのはナンセンスだろう。どっちもアリだけど、「私はコレコレの理由でこっちを使う」ということなら「ご自由に」としか言いようがない。
 
 両者にはほんの少し差がある気はするが微妙。
「2」のコメントの指摘:「『抜かす』のほうがほんの少し俗語的な感じ」がする
「3」のコメントの指摘:「抜かす」「抜かされる」のほうが感情がこもる
 どちらかというとそうだと思うが、個人的にはそういう主観の話に積極的には加わりたくない(「2」は辞書を踏まえたコメントなので、一緒にするべきではないか)。これをつきつめても、水掛け論にしかならない気がする。

「4」で「他動詞のUターン型派生」という言葉が出てきて、話が俄然おもしろくなる。この話に関しては、下記がわかりやすい。
【よく「抜かされる」という言い方をしている人がいますが、正しいのでしょうか?】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q107541090

「ベストアンサー」は何を言いたいかわからない。そんなニュアンスの違いがどこから出てきたのだろう。

================================
「抜く」は今まさに自分が前走者の横を通って後ろから前へ出る 単なる動作という感じですが、
「抜かす」はそのあと“自分だけ先へ抜け出て、追い越した相手を後ろへ置いてきぼりにする”
といったようなニュアンスを含む気がします。
================================

 それは単なる主観だろ。「fontomanieさん」の答えのほうがはるかに役に立つと思う。どうやってこんなに例を見つけてきたんだろう。そう簡単に思いつくものではない。
 どこでも、なんとなく説得力あるように見える主観のほうが優先されるのね。
>>[11]
> 【よく「抜かされる」という言い方をしている人がいますが、正しいのでしょうか?】
> http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q107541090
> 「ベストアンサー」は何を言いたいかわからない。そんなニュアンスの違いがどこから出てきたのだろう。

 『何を抜かす』と言ってやってください。

> 「fontomanieさん」の答えのほうがはるかに役に立つと思う。

 同感です。
 前の件でも思いましたが、ベストアンサー選出の仕組みを再考したほうが良いですよね、これ。
ネット上の電子辞書について調べてみました。
「抜かす」の意味に「追い抜く」という意味を載せているのは1社のみでした。
しかも、それは3番目に書かれており、1番目には殆どの辞書かそうであるように「抜き取る」というような意味だと説明されています。

やはり、「抜かす」にはもともと「追い抜く」の意味はなかったものと判断できます。

今は子供の頃から使ってるという人も出てきているのでかなり前からの誤用が一般化しつつあると見ていいでしょう。
ただ、これが誤用ではないと定義されるためには、国語の教科書に説明が載るぐらいにならないといけないでしょうね。

現段階では辞書で判断できない言葉の一つですね。
>>[13]

>「抜かす」の意味に「追い抜く」という意味を載せているのは1社のみでした。
 いくつのうちの「1社」なのでしょうか。

>それは3番目に書かれており、1番目には殆どの辞書かそうであるように
 そのことにどのような意味があるとお考えなのでしょうか。

>やはり、「抜かす」にはもともと「追い抜く」の意味はなかったものと判断できます。
 そうかもしれません。そうでないかもしれません。
 そのことだけでは「判断」はできないと思います。
 ただし、「抜かす」は「抜く」の「他動詞のUターン型派生」らしいので、「もともと」は「抜く」だったようです。さて、いつ頃「派生」し、いつ頃から「追い抜く」の意味をもったのでしょうか。先行論文もあるようです。

>今は子供の頃から使ってるという人も出てきているのでかなり前からの誤用が一般化しつつあると見ていいでしょう。
 そうかもしれません。そうでないかもしれません。

>国語の教科書に説明が載るぐらいにならないといけないでしょうね。
 そんなことはないと思います。

>現段階では辞書で判断できない言葉の一つですね。
 そうかもしれません。そうでないかもしれません。
 現実に認めている辞書があるのですから、「誤用」とか「方言」とか断じるのは無理だと思います。現在はフツーに使われている言葉では。
 コメント[8][9]をご確認ください。
 気になったので、【抜かす】を辞書で調べました。
■Web辞書『大辞林』から
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&stype=0&dtype=0&dname=0ss&p=%E6%8A%9C%E3%81%8B%E3%81%99
================引用開始
ぬか・す0 【抜かす】
(動サ五[四])
[1] 入れるべきものを入れないままですます。もらす。
一人―・して数える
一行―・して読む
[2] 抜けた状態にする。
腰を―・す
現(うつつ)を―・す
[3] 追い抜く。
二台―・した
[4] (「吐かす」とも書く)「言う」の意で、動作主をいやしんでいう語。言いやがる。
なんだと―・しやがる此芋掘めヱ〔出典: 西洋道中膝栗毛(魯文)〕
〔可能〕 ぬかせる
================引用終了

■Weblio 類語辞典から
http://thesaurus.weblio.jp/content/%E6%8A%9C%E3%81%8B%E3%81%99
================引用開始
抜かす(ぬかす)
意義素・用例 類語・縁語
レース相手・競争相手などを抜かす
抜く ・ 追い抜く ・ (〜を)かわす ・ (〜のわきを)すり抜ける ・ (三人のランナーを)ごぼう抜きにする ・ (〜の)前に出る ・ 負かす ・ 抜き返す ・ (〜の地位を)飛び越えて〜
================引用終了

 さて、「抜かす」を「追い抜く」の意味で使うのを「誤用」とか「方言」とか断じる根拠はなんなのでしょう。
ちょっと違う視点から発言させていただきますが…

言葉というものは生き物で時代で意味合いや用法が変化していくものだと考えています
ですから簡単に誤用とか方言と断罪してしまうのは如何なものか?
tobirisuさんがその根拠は何なのか?と発言されていますが
要は個々に違和感を持ってしまうことが発端にあるような気がします

確かに「そんな言葉は聴いたことがない」とか
特定地方のルールや風習に「えっ?」と思うことがあるように
違和感を持つセグメントがあるように「抜かす・抜かされる」に
違うと思うセグメントがいることは否定しないしいるのも納得はできます
※コミュタイトルのように「よろしかったですか」みたいに
 根本的におかしいモノには疑問を持つことも大事ではありますがね

それと辞書・辞典の類を判断基準のすべてにしてしまうのもどうですかね?
かつて深夜放送でデーモン閣下が↓な発言をしています
「教科書に書かれていることは必ずしも正しいとは限らない」
つまり参考にはしてもそれを絶対基準にしてはならないということで
結果的に「木を見て森を見ず」になってしまうリスクもあるわけです
それでちょっと気になる発言がありましたので…

>おそらくどこかで誤用されて
>それが関西芸人なんかが使うことによって広まってきていると思うんです
>今は子供の頃から使ってるという人も出てきているので
>かなり前からの誤用が一般化しつつあると見ていいでしょう
>これが誤用ではないと定義されるためには
>国語の教科書に説明が載るぐらいにならないといけないでしょうね

ですから絶対的な決め付けはよくないかと?
発端が誤用だったとしても市民権を得てると判断していいわけですし
そもそも地方ルール=方言として成立していたと仮定するならば
誤用と言ってしまうことに苦言を呈します
さらに国語の教科書に説明といっても何も説得力ないかと?
その根拠は↑のデーモン閣下の言葉ですよ

違和感を持つことに否定はしませんけど
それが間違っていると決め付けるのは非常に難しい
そういうところではないかと思った次第です

最も大切なのはオーディエンスとして
その意味や使い方が認知されているかということではないでしょうか?
所謂「ら抜き」言葉が今では市民権を得てしまったケースもあるので
本来は間違っているのだけれど意味合いや用法で通用するなら
それはそれで致し方ない部分もあります
>>[18]

 あのー。
 結局〈「抜かす」を「追い抜く」の意味で使う〉ことについてどうお考えなのでしょうか。

 素朴な疑問なのですが、下記のうちで信頼度が高いのはどれなのでしょう。
1)辞書・辞典の類
2)デーモン閣下
3)教科書
 当方は、言葉の問題に関しては、3)→1)→2)が原則と考えます(少なくとも「人間界」では)。3)と1)は微妙かもしれませんが、ケースバイケースでしょう。こういう話は具体例を出さないと何も判断できません。

〈「抜かす」を「追い抜く」の意味で使う〉と「ラ抜き言葉」を同列に扱うのはどうかと思います。
 ついでに書くと「よろしかったですか」が「根本的におかしい」とは言えないでしょう。これも使い方しだいです。
 よっこいしょ。
【最近気になる放送用語 「追い抜く」? 「追い抜かす」?】
http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/169.html

〈「追い抜かす」には、そんなことはふつうは起こらないという「意外性・びっくり感」のようなニュアンスもあるようなのです〉……そうなのか?
「21」への自己レスです。
 まさかと思いますが……。
 腰を「抜かす」からの連想で「意外性・びっくり感」?
 そりゃピックリポンや。

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