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2008年10月29日21:59

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後南朝のお話

夕べは遅くまで起きていた。
突然「後南朝」について興味が沸いたからだ。
いろいろ資料を調べていて、すっかり寝不足だ。

後南朝というのは、日本史の教科書などにもほとんど載っていない。
室町時代、日本は南朝、北朝と二つの朝廷が存在した時期があった。
60年ほど二人の天皇が続いていた。
1392年、二つの朝廷が合体した。
北朝の後小松天皇が即位した。
いまの天皇はその子孫だ。

しかしそれを不満に思う南朝側の人たちがいた。
すぐに南朝の子孫を擁立した。
これが後南朝だ。
実在が確実なのは4代目の自天王まで。
その次の尊雅王から伝承と捏造の世界になってくる。
子孫もたくさんいたのだろうが、行方が知れない人ばかり。
それで、いまでも「自分は南朝の子孫で、本当の天皇だ。いまの天皇はインチキだ!」と主張する人々がいる。

最後の後南朝天皇、自天王の行宮とお墓が奈良県の山奥にある。
吉野の川上村というところだ。
村はずれの林道の終点から、登山道を1時間ぐらい歩かなければ行けないようだ。
道をそのまま登っていくと、台高山地に出る。
麓の村では、後南朝ゆかりのお寺があったり、お祭りがおこなわれている。
おもしろそうだなあ。
こんど行ってみよう手(グー)
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