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2008年06月02日23:51

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「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II 〜私を愛した黒烏龍茶〜/古墳ギャルのコフィー 〜12人と怒れる古墳たち〜」2800円

 昨日、6月1日の映画ファン感謝デーで「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II 〜私を愛した黒烏龍茶〜/古墳ギャルのコフィー 〜12人と怒れる古墳たち〜」を観てきました。
 昨年の「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜/古墳ギャルのコフィー 〜桶狭間の戦い〜」では、寝不足が祟って上映中にうたた寝してしまい、正しく評価できないとして評価対象外としていましたが、今回はちゃんと起きて観ました。(^^;)

【古墳ギャルのコフィー 〜12人と怒れる古墳たち〜】
 来年度に施行される裁判員制度の啓蒙を意識した(?)、ブラックジョーク的な作品になっていました。
 話の中では実質的に裁定に絡むのは6人なのに、サブタイトルが何故「12人」なのか疑問でしたが、1957年のアメリカ映画「十二人の怒れる男」に引っかけているんだそうです。(--;)パンフ読むまで判りませんでした。
 裁判員どころか裁判官までコフィーに言いくるめられ、大した事件でもないのに大事件であるかのように転がっていく展開はそこそこ楽しめましたが、ブラックジョークに終始するので何となく最後は釈然としないものが残りました。

 楽しめたものの、何となく釈然としないものが残ったので単体評価2000円としておきます。

【秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II 〜私を愛した黒烏龍茶〜】
 Mr.Aによるサイバーテロで日本が国ごと買収されてしまいそうになる危機に、島根と鷹の爪団が立ち向かう話です。
 ネタバレ的な内容を書いてしまっていますが、この作品の凄いところは、話がある程度バレてしまっても面白さが損なわれないところです。
 前作で好評だった(?)ギミックは今作でも健在で、バジェット・ゲージ(制作資金残量計)を使ったギャグでは「前作の反省」と称して前半で資金を極端にケチっていたり、今作でもシュールな笑いを引き出してくれます。

 この作品の面白さはパロディなどにもありますが、肝となるのはメタフィクションに尽きます。逆に言えば、パロディが判らなくてもメタフィクションによるギャグで楽しめる、非常に幅広い層に受ける作品と言えるでしょう。
 以上により、単体評価は3000円とします。

 「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II 〜私を愛した黒烏龍茶〜」の3000円を基準に、併映の「古墳ギャルのコフィー 〜12人と怒れる古墳たち〜」が減点対象となり、総合評価としては2800円(とします。
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