このスペイン高速列車事故はシステムトラブルとその後の管制官による間違った指示が大惨事を招いた。
ロシアの民間機とDHLの貨物機がドイツ上空で空中衝突し多くの子供たちが犠牲になった事故もシステムトラブルと管制官による間違った指示が原因でした。
ユーバーリンゲン空中衝突事故と刺殺事件の概要
• 事故の発生(2002年)
ドイツ上空(スイスの管制区域)で旅客機と貨物機が空中衝突し、修学旅行中だったロシアの子どもたちを含む71名が亡くなりました。スイスの民間管制会社「スカイガイド」の不手際(禁止されていたワンオペ業務が日常化)やシステムの不具合が原因。
• 遺族による刺殺事件(2004年)
この事故で妻と2人の子どもを亡くしたロシア人遺族(ヴィタリー・カロエフ氏)が、事故当時に1人で管制業務を行っていた管制官の自宅を訪れ、刃物で刺殺する事件が発生しました。
• 映画化(2017年)
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画『アフターマス』(原題: Aftermath)は、このユーバーリンゲン空中衝突事故と、その後に起きた遺族による報復事件をモチーフに制作されています。
■日本人1人の死亡確認 スペイン列車衝突事故 犠牲者69人のうち残る3人も数時間以内に身元特定される見込み 木原官房長官「身元未確認犠牲者の中に日本人1名含まれるとの見解」
(TBS NEWS DIG - 11月02日 12:04)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=9012324
ちなみに事故が起きた当初は西側メディアは偏見とロシア蔑視感情から、ロシアの機長は英語が喋れなかったからとかTCAS(空中衝突防止装置)を積んでいたのにロシア機は旧式機ばかりだからTCASを積んでいなかったと憶測で報道した。
2002年のユーバーリンゲン空中衝突事故の直後、欧米(西側)のメディアや関係者の一部が、ロシアの航空会社やクルーの資質、装備の不備を疑うような偏った報道を行ったのは事実です。
事故直後には「ロシアのパイロットが英語の管制指示を正しく理解していなかったのではないか」「バシキール航空の機体にTCAS(空中衝突防止装置)が搭載されていなかったのではないか」といった憶測や報道が流れました。
しかし、その後の公式な事故調査(ドイツの連邦航空事故調査局(BFU)による調査)によって、これらの推測は完全に否定され、以下の事実が明らかになりました。
調査によって判明した事実
• TCASは正常に作動していた
バシキール航空の機体(Tu-154)にはTCASが搭載されており、事故時も正常に機能していました。
• クルーの英語力に問題はなかった
ロシア人クルーの英語力や操縦スキルに問題はなく、管制からの指示を正しく理解していました。
• 事故の真因は「指示の矛盾」と「システムの不備」
衝突の直前、機体のTCASは「上昇」を指示したのに対し、スイスの管制官(スカイガイド社)は「降下」を指示しました。当時のロシアの規定では管制官の指示を優先することになっていたため(※現在はTCAS優先に世界的に統一)、クルーは管制官の指示に従って降下しました。しかし、対向する貨物機(DHL機)もTCASの指示に従って降下していたため、両機とも降下してしまい衝突に至りました。
また、当時はスイスの管制システムのメンテナンス中で、主要な警告機能が作動していなかったことや、管制官が1人で2つの画面を監視せざるを得ない状況だったことも判明しました。二人体制で勤務が原則だったのに、一人が休憩してワンオペしていたのも常態化していた。
初期の偏見に基づく報道は、結果として遺族の感情を深く傷つけ、のちに発生した管制官刺殺事件への心理的影響(謝罪や誠意の欠如を感じさせた要因)の一つになったとも指摘されています。
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今回の高速鉄道事故も管制システムのトラブルと、それに続く管制官の誤った指示が原因なのは間違いなさそうだ。
スペイン当局やメディアが誠実な対応をしなければ、管制官が遺族に殺されるかもしれませんね。
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