mixiユーザー(id:9783394)

2026年10月27日07:08

4 view

小噺0590 価格カルテル

去る2026年10月7日、ビール大手4社(キリン・アサヒ・サッポロ・サントリー)が価格カルテルを結んでいて独占禁止法違反の疑いがあるので強制調査を行う、と公正取引委員会(公取)が発表しました。

これについて昔の教え子が「自動販売機でジュースはどれも同じ値段だけど、あれ『カルテル』ではないの?」と。
う〜ん確かにそう見えますな。でもあれは各ジュースメーカーが生産・流通などで努力を積み重ねて同じ値段にしたんですよ。具体的には、どこか一社が血がにじむような企業努力を重ねて○○円にすると、他の企業も負けじとコストをギリギリまで詰めて○○円にした結果なんです。

自動販売機の各商品は同一価格でないと小銭を入れる側は誠に面倒臭いからね、皆さん努力されて感謝!
えっ今はキャッシュレスだよ、と若い人。
そんな人はペットボトルが出てくる前はコーラは1リットル瓶で売られていたこと知らんやろうなぁ(中学生の頃だワイ)。

https://share.google/n8TKNAw65pmmgo25E

閑話休題。結果的に同一価格になった自動販売機のジュースと違い、今回のビールの場合は各企業のお偉いさんが「おい、今度は●●円で売ろうや」と相談して売価を決めたんです。これが価格カルテル。競争がないとして独占禁止法で禁止されている「不当取引」にあたります。

つまり、他社の値動きを見て自社も頑張って同じ価格に合わせる行為(自動販売機のジュース)は法律上規制されていませんが、他社と話し合って一斉に同値にすること(今回のビール)は禁止されているのです。
消費者から見れば同じですけど、売る側から見れば全く違うんです。

A子さん、お分かりかな?

ということで、キビシー公取の調査が待ってます。これを書いている段階では結論は出ていませんが、違反が認定された場合、売上額に応じた高額な課徴金が。

さらに、2026年10月1日の法改正でビールの酒税が350mlあたり63.35円 → 54.25円になりました(9.1円減税)が、前出の4社は足並みを揃えて価格を維持していたことも問題視されています。

場合によっては逮捕者が出るかも。ビクビクだぁ!
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年10月
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031