■横綱・豊昇龍が9場所連続優勝なし!協会都合の昇進基準の違和感「歴代横綱との差は歴然」
(週刊女性PRIME - 07月22日 17:10)
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大相撲七月場所十一日目、一敗で賜杯レースの先頭を走る西関脇安青錦と東前頭七枚目の琴栄峰ですが、安青錦が東前頭二枚目の豪ノ山を寄り切りに退け二桁に乗せて来場所の大関復帰を決めた一方、琴栄峰が二敗の西前頭十四枚目の獅司の寄り倒しに屈し、安青錦は一敗を守って単独トップに立ちました。
さて、左足首と左足親指を負傷しながら土俵を務める安青錦ですが、今日は初顔合わせの豪ノ山と対戦。立ち合い、低い体勢から左上手を引いて右手で豪ノ山の頭を押さえ、正面土俵際に難なく追い詰め、寄り切り。僅か3秒8、安青錦の余裕さえ感じさせる一番でした。八角理事長(第61代横綱北勝海)は今日の安青錦の一番について「左が強いから入った。押し相撲に真っすぐ取れるわけじゃないんだろうけど、体が動く。足が痛いけど、相撲自体は調子がいい。左に回り込める。頭を押さえつけているから、力も強いんじゃないか」とその内容を評価、その上で、10番での大関復帰と合わせて賜杯レースの単独トップに立ったことについて、「まだこれから。この場所しっかり取って。今日で終わりじゃないから。怪我をして足を引き摺っても勝てるのは、上位にいくためには大切。多少怪我しても言い訳せずにやっている」と続け、「心技体の心が良くなっているという感じ」と、精神面が強くなっていることにも言及していましたが、昭和44年の七月場所からの「大関は2場所連続負け越しで次の場所では関脇に番付降下。但し、次の場所で10勝以上であれば「特例措置」として大関に復帰」という規定で大関に復帰した三重ノ海(後に第57代横綱)、貴ノ浪、武双山、栃東(2回)、栃ノ心、貴景勝の各大関に並んだばかりか、十一日目の段階での「10番での大関復帰」が歴代最速ということで、これまで現れなかった「大関復帰プラス幕内優勝」の実現にも近づいたようにも感じます。
一方の琴栄峰は、二敗グループの一人である獅司と対戦。立ち合いから獅司が突き押しで出た中、琴潜り込もうとする琴栄峰が右を差して一気に出て応戦、獅司も琴栄峰の上手を取って両者がっぷり四つの態勢に。引きつけて前に出る獅司に対し、琴栄峰も投げを打ち返す攻めを見せて残したものの、体格で勝る獅司の寄り倒しに屈して二敗に後退。明暗が分かれました。
その他。「ハイレベルな優勝」での綱取りの為には一番も落とせない二敗の大関霧島は、西前頭四枚目の一山本と対戦。張り差しの立ち合いに一山本が引いてしまい、難なく押し出し。西大関琴櫻は東前頭五枚目宇良を押し倒しで白星先行。西横綱大の里が東関脇熱海富士の押し出しに屈して五敗目を喫し、東横綱豊昇龍は東前頭四枚目の琴勝峰に上手投げに仕留めて連敗を止め、横綱の明暗が分かれた土俵となりました。これにより、賜杯レースの構図は、一敗で関脇安青錦が先頭を走り、大関霧島に西前頭三枚目伯乃富士を寄り切りに退けた高安、琴栄峰、獅司、東前頭十枚目朝乃山を寄り切りに仕留めた西前頭十三枚目尊富士が二敗で追走する賜杯レースとなりました。
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