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2026年06月23日22:16

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「イレブン」インド大映画祭2026:新宿K’シネマ

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「イレブン」Eleven。2025・印ARエンターテインメント・DCPタミル/テルグ/英語。監脚:ロケーシャ・アジルス。撮:カルティック・アショーカン。編:N.B.スリカント。美:P.L.スベンタール。技斗:フェニックス・プラブ。音:D. イマン。
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出:ナヴィーン・チャンドラ、レヤー・ハリ、ディリーパン、シャシャンク、リイトヴィカ、アードゥカラム・ナレン、アルジャイ、ラヴィ・ヴァルマ、キリティ・ダマラジュ、スマ、アビラミ(ディヴィヤ・ゴピクマール)。
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昨年限定公開以来二回目。2025年に観た新作の中でダントツ・ブッチギリで面白い映画でした。ケタ違いの脚本力で、それを映像で魅せる演出力も凄い。が、「全然分からない」とポカン顔の夫婦もおり、観客の知能が問われる為に全国ロードショーは無理なのが残念。
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昨年の限定上映はオンラインチケット販売直後に争奪戦状態で、上映当日急遽映画祭主催者が登壇し文字通り平身低頭で挨拶されました。そして期待にたがわず来場者皆大満足。
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犯罪ミステリー&サスペンスの刑事ものですが、当初は「スタスキー&ハッチ」に始まり世界に広まった'70年代刑事ドラマ風暑苦しさでアクション作と来客に思わせるのは意図的に仕掛けられた罠でした。そして普通は冒頭の『掴み』のコーナーも実は複線だったという。
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とにかく脚本力がケタ違いのハイレベルで、どんでん返しが名物だった最盛期の英国映画すら上回り、次々と観客の推理の裏をかく怒涛の展開にとにかく驚かせられまくり。本当のラストに及んでもう一つ伏線回収するとか凄過ぎる。
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上映後、若い女性のグループは「まんまと誘導されちゃった」とか、皆とにかく感想を語り合いたい様子。ただ、余りに複雑な脚本な為に、コンテンツ産業の集金宣伝装置に過ぎないハリウッド作や邦画を大傑作とベタ褒めしてる自己顕示欲剥き出しの自称映画専門家の方々の知能では理解出来ない可能性大です。
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観進めるとノワール的な側面もあり、予想していた歌って踊るミュージカル的シーンはありません(普通に挿入歌が背景音楽としてかかるシーンはあります)。また印本国の素材をそのまま上映している為、規定により煙草と酒が映るシーンでは画面左下に注意を促すテロップが入ります。
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