私が大学から期待されていることはいろいろありますが、その一つは悪文征伐だと思います。
学生は、なぜ、悪文を書くのか。
なんといっても、今までの学校の指導が悪いからです。
たとえば、「詳しくありのまま書け」
もしも本当にこれが正しいなら、
学生たちによく言うのですが、
「ここから新宿までどうやって行ったらいいか説明せよ」なら、
「右足を浮かせて、体の前方数十センチのところに動かし、重心をかけて、今度は左足を浮かせて…」
と描写しなければならなくなります。
そんなことは、不要です。
「校門を出て左に五分歩き、大江戸線の若松河田駅から都庁前行に乗り、新宿西口で降りる」でいいわけです。
だが、学校の先生は必然的に倫理道徳の先生を兼ねます。
ついつい、「詳しくありのまま書け」とおっしゃっちゃうでしょうね。
だが、「主語述語を明確にせよ」と言ったら、完全な教養不足です。
日本語に主語は要りません。
あいまいだと思う人は、本書に書いたあることを知らないからでsう。
中にはそれどころか、
中学生の英語ですが、
Ilike banana.
を、バナナが好きだと訳して✕になったという話もあります。
バナナを好むにしないといけないそうです。
(「が」は主格だけを表すという信じがたい幼稚な誤解)
これなんて、分限免職ものですが、そういうことに泣かされた生徒へ慰謝のメッセージをも込めています。
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